うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

目が、目がぁ~!!

2005-05-31 18:52:59 | 雑記
昨日予告した、父の手術の話である。

あれは、忘れもしない…いつだっけ?あ、確か3年前。ある春の日、父が「最近、視界の中に黒い点が見えるんだよなぁ」とぽつりと言った。我々はそれを聞き逃さなかった。「そりゃ飛蚊症じゃないの?医者行って来なさいよ、医者に!」と口々にはやし立てた。父は大の医者嫌いだから、最初の内は「いいよ、こんなの年のせいだよ」と言って渋ったが結局折れて、数日後に近所のS眼科に行ったのだった。
帰って来るなり父は「やっぱり年のせいだってさ。治らないって言われたよ」と言った。もうこれ以上医者に行く必要が無くなって、心持ち嬉しそうだ。母が「え~、ホントに治らないの~?別の医者でもう一回診てもらった方がいいんじゃないの?」と訝しむと、父は「治らないって言われたんだから!」と半ば逆ギレ。母も、ケンカになるのはイヤだから「ハイハイ、わかりました」とその場ではそれ以上言わなかったが、母の心配が最悪の形で的中するのに、さほど時間はかからなかった。

夏になった。お盆休みに家族で箱根旅行に出かけたのだが、父の様子は明らかにおかしかった。歩いていたら小さな段差で何度もつまずき、まるで距離感がつかめていないのだ。それまで父は全く異常を訴えなかったが、逆ギレしてしまった手前もあって、これまでずーっと黙っていたらしい。虫歯とかと訳が違うんだから、意地張ってないでちゃんと言わんか父!
問いただすと、やっと「左目が全く見えない」と白状した。箱根から帰ってすぐ、会社の人の薦めで蒲田のW眼科病院に駆け込んだ。眼科「病院」と言うぐらいだから、入院施設もあって普通の町医者よりもはるかに大きいところなのだが、医師は診察するなり「こりゃひどい。至急手術が必要ですが、ウチじゃ手に負えないので、大学病院を紹介しましょう」と言い出した。

病名、網膜剥離。図解などはリンク先の説明を見ていただきたいのだが、網膜が眼球壁から剥がれる病気である。重度になると失明する怖い病気で、最近では女優・樹木希林が左目の視力を完全に失ってしまった(サンケイスポーツ『樹木希林、「左目失明」で見せた女優魂』参照)。
父の場合は、最初にかかったS眼科の医師が病変を完全に見落としていたため、本来ならレーザー照射で十分治療できたはずが、手遅れ寸前にまで剥離が進行してしまっていた。こうなると、手術しなければならない。結局、眼科治療に定評のある東邦大学大橋病院に入院することになったのだった。

精密検査の結果、網膜が広範囲にわたって剥がれている上に、その剥がれた網膜が眼球内でクシャクシャになって癒着しかかっているという、ものすごく厄介な状況になっていることが判明。手術もかなり困難なものになった。クシャクシャになった網膜を慎重に広げ直して眼球壁に再び貼り付ける(癒着しかかってネバネバしているから、網膜を傷つけずに広げるのに非常に苦労したという)。そして、ここからがまたすごいのだが、眼球内に特殊なガスを注入するのだ。ガスの気泡で下から貼り付けた網膜を押し上げて眼球壁に定着させるという、想像を絶するような術後処置。だから父は入院中ずーっと顔を下向きにしていなければならなかった。食事の時もトイレの時も、もちろん寝る時も。これが一ヶ月近く続いたのだ。我々にはほとんど弱音を吐かなかったが、本当はかなりきつかったはずである。もし私が同じような状況に立たされたら、耐えられる自信はない。

結局、治療の甲斐あって視力は失わずに済んだ(ついでに老人性白内障の手術もやったのだ)。現在も半年に一度ぐらいの割合で大橋病院に通っているが、経過は良好なようである。
今回は、たまたま後にかかった医師の技量が優れていたこともあり、助かったからいいようなものの、これが命に関わるような病気だったらと思うとゾッとする(目でも十分ゾッとするが)。

医師は、やっぱり選ばねばダメだね。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪熱が出た出た熱が出た(ヲイヲイ)、古田選手に熱が出た(「炭坑節」の節で)…お大事に。

2005-05-30 21:39:31 | 雑記
「扁桃腺が腫れて忘れかけていたもの」
(「古田敦也公式ブログ」より)

古田氏も扁桃腺が弱いらしいが、私も、1年に1回は必ず扁桃腺を腫らすのである。事情は違えど、同じ「タマ」が痛い目に遭った者同士(『「これはもう、ご婦人には分からない痛みでありまして・・・」-野球解説者・小西得郎』参照)、古田氏には妙に親近感が湧くのだが、この扁桃腺の話も他人事ではない。

私が扁桃腺をやられるのは、冬の時期が多い。喉がイガイガしてきて、イソジンでうがいをしても市販の薬を飲んでもイマイチ良くならないときはヤバイ。長年の経験で「あ、こりゃひょっとすると…」という予感がする。できることならこの時点で医者に抗生物質を出してもらえれば良いのだが、私のかかりつけの先生は、まずここでは弱い薬しかくれない。「これで様子見てダメならまた来て下さい」と言われる。まぁむやみやたらに抗生物質を飲むと、本当にひどくなった時に効かなくなる恐れがあるから、医師の判断としては一理あるし、実際出された薬で良くなることもあるのだが、治らない時は悲惨である。喉に激痛が走り、唾を飲み込むことすらままならない。古田氏ほどの高熱(最高記録41.8度って…滝汗)は出ないが、それでも38度台は軽く出るし、大概の場合鼻も同時におかしくなるので呼吸するのも大変だ。頭痛もあるし、熱があるから体全体がボーっとしてだるいし、ご飯もろくに食べられずに困ってしまう。
一度などは、高校時代のテスト期間中にかかってしまい5日間全休、成績を思いっきり下げられてしまったこともある。忘れもしない保健の「ミスター・フォークダンス」ことS井先生!5から2だなんて(5段階評価ですよ)、そりゃあんな時期に熱出した私も悪いけど、好きで病気になったんじゃないんだから、あんまりや~ん(泣)!

扁桃腺炎が慢性化すると腎炎、リウマチ熱、リウマチ性 関節炎、心筋炎などの合併症を引き起こす危険があり、急性のものでも年に何度も繰り返すようだと手術が必要な場合もあるが、私の場合はかかると言っても年に1回程度だし抗生物質さえもらえればすぐ治る。手術は既に経験していて体を切られる恐怖は存分に味わっているので、できれば勘弁してもらいたい。古田氏も主治医から「体にメスを入れるということはそれなりに負担を与えるということだから、頻繁に熱が出て本当に困るという場合なら別として、お勧めはしません」と言われている。
どんな手術であれ、しないで済むならしない方がいいに決まっている。うえぽん一族には、手術の経験者が何人かいる。その中でも一番特殊な手術を受けたのは父なのだが、これがまた普通の人ならまず経験しないであろう手術&入院生活だった。これだって、最初にかかった医師が的確な診断さえしてくれれば防げた話だった(このことに関しては次回にでも)。古田氏は信頼できる主治医の先生がいて良かったですね。

扁桃腺炎は気温の変化やほこりなどの刺激、過労や風邪などによって抵抗力が弱まると、細菌の動きが活発になって炎症が起こる。古田氏もプロ野球選手として心身共に疲れることが多いかと思うが、これからも末永く活躍していただきたいものである。できれば横浜戦以外で(爆)。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログでこんな話をしてしまう私は、もはや立派なエロオヤジ…皆さん、ごめんなさい。

2005-05-29 22:26:44 | 雑記
※今回の記事はエロネタなので、苦手な方はスルーして下さい。抵抗のない方だけどうぞ(爆)。なお、ところどころに不自然な空白部分がありますが、文字が書いていないわけではありません。ちょっと細工すると見えます(ケータイで見てる人にはモロバレです、スミマセン)。

なごやんさんのブログで、花電車の話題をしていた。花電車というのは路面電車とかが電飾をつけて走る特別車両であるのだが、最近は路面電車もめっきり見かけなくなった。そんなことはどうでもいいのだが、「花電車」と聞いて思わず笑ってしまった。我が恩師・アオチュー教授に教わった隠語だったからだ。

アオチュー教授という方はとにかく話の引き出しが多く、何でも面白おかしく話す天才的人物だった。特にエロネタにはめっぽう強く、別に知らなくていい知識まで授業で披露してくれたものである。男子より女子の方がやや多かったアオチューゼミにおいても、教授は何の臆面もなくエロ話を繰り広げ、我々を困らせた。困ったと言っても、別にエロ話が嫌いだったわけではない。恐らくみんな心の中では笑っていたに違いない。ただ、みんなウブだったから(!?)どう反応したらいいのか困っていたのだと思う(爆)。事によってはセクハラ問題に発展しかねないような発言も多々あったのだが、そもそもセクハラなんてものは「何をやったか」ではなく「誰がやったか」が問題なのであって、その点みんな納得ずくでゼミに入っていた…はずである。定年になるまで誰も裁判を起こさなかったのがその証左と言えよう(笑)。

発言その1
「人は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず、人の上に人を乗せて人を作る」

発言その2
「異性を顔で選ぶな。どうせ電気を消してしまえばわからない」

こんな調子である。まぁ人間、性欲というのは本能なのだから、興味が全然ないなんてのはあり得ないと思うのだ。そのテの話をおおっぴらにするのに抵抗があるかないかの問題で、アオチュー教授にはそれがなかった。ただそれだけのことである。もっとも、これも度が過ぎるとただのエロジジイだし時には犯罪にもなりかねないのだが、そのあたりのさじ加減がアオチュー教授は実に上手かった。あの話術、もう誰にも真似できないだろうなぁ。

さて、なごやんさんの記事のコメントにも書いたのだが、「花電車」とは、こういう使い方をするんだそうだ。

「あの子、きれいだなぁ」
「ダメダメ、彼女は
花電車だよ。彼氏がいるもん」

その心は…「乗せては」もらえない

失礼いたしました~。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻のエース、またも幻に消える。

2005-05-28 22:52:45 | 野球
今日は、草野球の日。だと言うのに、朝からものすごくだるかった。思えば前日から鼻づまりとくしゃみが全然止まらず、そんな日に限って仕事が入ってしまい、ず~っと表を歩いていた。それがまずかったらしい。
実は前日、仕事から帰ってメールを見たら、先発投手として出るはずだったk-suke氏のヨメさんから、本人が高熱で寝込んでしまったので行けそうにないという知らせが。何てこったい。主催のリューちゃんにメールを送ったら、リューちゃん関係のほうでも、予定していたメンバーが一部来られなくなり、かなりギリギリのメンツになりそうだと泣きのメールが返ってきた。
さすがに私まで休んだら試合にならなくなる恐れがある。k-suke氏みたいに体が全く動かないわけではないので、「まぁ、外野でもやらせてもらえば何とかなるか」と覚悟を決め、風邪薬をキュッと飲んで羽根木公園に向かったのだった。

バスに乗っていたら、リューちゃんからメールが来た。「メンバー8人しかいません。投手やってもらうかも。覚悟して下さい」だと。えー!?予定より更に減ってるー!?そ、それにオレ投手!?それだけは、それだけは勘弁して下さいお代官様。ただでさえスピードない、コントロールない、スタミナないの三拍子揃った私である。おまけに先月も草野球をやったのだが、投げ方を完全に忘れていることが判明し、守る必要がないDH(指名打者)にしてもらっていたぐらいなのだ。ああ、だるい上に胃が痛くなって吐き気もしてきたよ。他に誰かいないの…?

公園に着くと、リューちゃんたちも相手チームも既に来ていた。リューちゃんは「参ったよ。当日キャンセルが二人もいて」と頭をかいた。一人は体調不良で昨日から出場が危ぶまれていて、やっぱりダメということで欠場。もう一人は、勤務医なのだが急患が入ってしまいこれまた欠場。どっひゃー!どうすんのよ一体。「でもうえぽん、投げる必要はなくなった。安心して」と言う。なんでも、先にグラウンドを使っていたチームから、2人助っ人を呼ぶことに成功したというのだ。しかも、ピッチャーとサード。草野球なら要になるポジションだ。助かった!恥をさらす必要がなくなった。そう思ったら、気が楽になったのか少し具合が良くなってきた。これなら何とかなるかも。
一人遅れてきたため初回だけライトを守ったが、途中からはDHにまわり、一度は逆転する口火となる四球&盗塁。ちなみに、三塁に進塁した時足がもつれて転倒し、全身泥まみれになって笑われた。しかも、胸と腹をイヤという程打ちつけて呼吸困難になりかけた(笑)。
試合はかなり白熱した好ゲームになり、再逆転され3-6で迎えた最終回の攻撃では二死満塁、一発再々逆転のチャンスに打席が回ってきた。ここでドカーンと打っておけば大いばりでブログに書くところだったのだが、そうは問屋が卸さず空振り三振でゲームセット。がっくり。しかし、いつのまにやら風邪も吹っ飛び、久々にしびれる気分を味わったのだった。

実は、今回の対戦相手の「ペッツ」さんとは三回ほど対戦しているのだが、その度に、k-suke氏が出たいのに出られないという呪いのジンクスがある。一回目は仕事の都合でダメ。二回目は球場に来る途中で乗っていたタクシーが事故に巻き込まれ、負傷してまたダメ。先月はペッツの助っ人として呼ばれ、ようやくメンバーと顔合わせはできた。これでジンクス解消かと思いきや、今回は腸炎による発熱でまたまたダメ。今や彼は「幻のエース」と呼ばれている。ペッツ相手にその真の力を披露できる日は、果たしてやってくるのだろうか…!?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一杯どうでっか?

2005-05-27 22:00:54 | 雑記
さて、gooブログトラックバック練習板、今回のお題は「ほっと一息、やすらぐ飲み物は?」。

やすらぐ飲み物か…。普段飲むものと言えば、紅茶、日本茶、コーヒー、牛乳、夏なら麦茶…etc。どれも好きだ。しかし、一番やすらぐのは、ただの水かな。何せ人一倍の汗っかきなので、すぐに体内の水分が失われ、しょっちゅう喉が渇くのである。そんな時は、とりあえず水。家に帰ったら、まずはコップ一杯の水を飲む。ミネラルウォーターなんてなくても、普通の水道水で十分(どうせ味の違いはわからんのだ)。これでひとまず落ち着いた気分になる。
コーヒーは好きなのだが、情けないことに夜眠れなくなってしまう(日本茶も飲み過ぎると眠れなくなる。カフェインに弱い私)。おまけに、苦いのが文字通り苦手で大量に砂糖を入れるから健康の面でも問題がある。紅茶でもたっぷり砂糖を入れるのでこれまた不健康だ。牛乳はがぶ飲みするとすぐ腹に来るし、麦茶はウチじゃ夏限定だし…。というわけで、一番手っ取り早いのは、水。シンプルだけどこれが一番!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チームの強さはユニフォームのヘッポコ具合と比例するのか?

2005-05-26 23:14:36 | 野球
プロ野球、セ・パ交流戦もたけなわ。そんな中、交流戦用の特別ユニフォームで戦っている球団も見られる。横浜阪神だ。まずはそれぞれのリンク先をご覧いただきたい。横浜もなかなかおしゃれだが、やはり心惹かれるのは阪神だ。あのオールドユニフォームはとても新鮮である。1979年から81年までの3年間使用されていたもので、現在のものより黄色を少し多めに使っているのが特徴。ファンにも好評だそうで、交流戦終了後はチャリティーオークションにかけられるそうだ。

どうせなら、他の球団もオールドユニフォームで戦えば楽しいのになぁ。

横浜ならこんなのこんなの。これは、山下大ちゃん(現・楽天二軍監督)が大型新人として入団した際、当時のオーナーがそれに喜び、大ちゃんの出身地である静岡名産のお茶とみかんの色を使ったとか、東海道線の色をヒントにしたとか、様々な説あり。

西武ならこんなのこんなの。…申し訳ないが、弱そう…。

福岡ソフトバンクならこれだけはどうしたってはずせない。♪お~ガッチャマ~ンガッチャマ~ン!

オリックスも、バファローズの名前が健在なのだからこれを復刻させても良かろう。何たって岡本太郎デザインだよ。このユニフォームで仰木監督やブライアントコーチがグラウンドに出て来ようものなら、オールドファンは感涙ものですよ。

どうです?一度生で見てみたいと思いませんか?でも、私がぜひ復刻させて欲しいのは、北海道日本ハムの

これ!

問題は、どこのユニフォームも、当時と親会社が変わっちゃってるんだよね…。オーナーの皆さん、そこを何とかなりません?
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トオルちゃん、イタさん、カオリちゃん、ミチコさん!まだ使ってるよ~!

2005-05-25 23:16:43 | 雑記
友という存在はまことにありがたいものである。「友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする。」なんて言葉もあるぐらいだ。もっとも、ある作家は「アホな友人は喜びを二倍にし、悲しみを四倍にする」なんてことを書いたが。それはまぁおいといて、私もここまで生きてきて、数多くの友人知己を得た。今でもつき合いが続いている人もいれば、全く消息がわからなくなってしまった人もいるし、中には他界してしまった人もいる。しかし、たとえ会うことはなくても、友人の存在は、生きるうえでの大きなエネルギーになることは間違いないと思う。私は極度の人見知りなので、あまりつきあいが広くない人間だが、それでも「色々な人と関わっていきたい、みんなと友達になりたい」という気持ちは心の奥底にあるのだ。こんなアンキャッチーな私と友達になってくれた人々には深く深く感謝しているのである。

さて、冒頭の写真は、大学時代に友人の男女数人から連名で誕生日プレゼントにもらったナップザックだ。かれこれ使い始めて約8年になる。今までそんな経験など皆無だったから、あの時のことは今でもよ~く覚えている。浦和の伊勢丹で買ってもらったヤツで、わざわざリボンまで付けて飾ってくれて。ちなみに一緒に写真に写っている犬のぬいぐるみは、私が生まれた頃から家にあるのだが(余談ですが、私と叔父は結構ぬいぐるみ好きです)、あまりに嬉しくて、そのリボンを頭に鉢巻きよろしく結んだのだった。この喜びと友情をいつまでも忘れないように。
通勤でもプライベートでも、このナップザックが重宝している。持っていると、まるで、これをプレゼントしてくれた友人たちが一緒にいてくれているようで、安心感があるのだ。現在はさすがに酷使のツケが出始めて、あちこち傷が付いたりしてくたびれてきているが、それでも捨てられない。きっと穴が空いても、下手な裁縫で修繕して使い続けることだろう。大学卒業以来、プレゼントしてくれた友人たちと会う機会もなかなか訪れないが、少なくともこのナップザックがある限りは、彼らとの友情は不滅だなぁ、と思うのである。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

火曜ビックリしたday!

2005-05-24 15:28:41 | 雑記
タイトルは、かつてニッポン放送でやっていた「歌謡ビッグサタデー」という番組のもじりですが、本文とはあまり関係がありません。あしからず。

朝起きて、メールチェックをしていたら突然電話がかかってきた。1階で母が受話器を取ったのだが、突然私の携帯電話の話をし始めて2階に駆け上がってきた。「勝手にオレのケータイの電話番号人に教えんじゃねーやいっ!」と言おうと思ったら、「妹が倒れたって!今救急車呼んでるって言ってるからアンタの番号教えてやって!」と来た。慌てて電話を代わって番号を伝え、搬送先の病院がわかったら連絡を下さいということで再び電話を待ち、その間に支度をすることにした。

妹は、現在彼氏と一緒に暮らしていて、品川にある某会社でアルバイトをしているのだが、突然激しい腹痛とめまいに襲われたらしい。電話先では今品川にいるという話だったが、会社で倒れたのか駅で倒れたのかはこの時点ではわからなかった。そもそも、誰がこの電話をかけているのかすらはっきりしなかったのだ。今から考えると、ヘタすりゃ詐欺に引っかかるようなシチュエーションだなこれは。

そうこうしているうちに今度は私のケータイの着信音が鳴り、出ると「あ、さっき電話した○○ですが…」と若い男の声がした。母が代わり、搬送先を聞いた。五反田のNTT東日本関東病院である。あそこなら昨年妹が親知らずを抜くので入院した病院だから、我々も知っているし都合がよい。さっそく家を飛び出し、タクシーを拾って病院へ急いだ。
タクシーにありがちな「目的地のすぐ手前でメーターが1つ上がる」というベタな展開で病院に到着し(2000円近くもしたんですよ。朝だから道も混んでて結構時間かかったし、一人だったら絶対自転車で行くんですけど)、受付で聞くと、産婦人科にいるという。はい?内科でなくて産婦人科ですと?母と顔を見合わせる私。ここで二人の脳裏にどういった状況が浮かんだかは、ここに書かずとも賢明なる読者の皆様にはおわかりかと思いますが(爆)、まぁそれはおいといて、おそるおそる産婦人科窓口に行くと、スーツ姿で長身のちょいとイケメンな男が椅子に座っていた。産婦人科の空気と全く合わずに浮いている。目が合うと立ち上がったところを見ると、彼が電話の主か。母は彼を見ると「あ…」と少し驚いた。「誰?知ってるの?」「あの子よ、彼氏」「えー!?」そう。妹の彼氏は苗字以外全く知らなくて、「正式」に会ったのはこれが初めてだったのである。そういえば、さっきの電話で名乗った苗字は彼氏と同じだったね、と母と話をしたのだが、まさか本人だったとは。母は彼氏と会ったことがあるはずなのだが、すっかり動転していて気付かず、単なる会社の同僚か誰かだと思っていたらしい。
3人でしばらく待っていると診察室からお呼びがかかり、やっと妹とご対面。妹と彼氏の話を総合すると、朝は全くもって元気だったのだが、一緒に通勤途中、大崎駅付近で全身から血の気が引くような感覚があり「あれ?なんかイヤな予感が…」と思っていたら、突然視界が遮られ耳も聞こえなくなり、お腹が激しく痛み出して動けなくなってしまったという。品川駅でなんとか降りたものの、彼氏の体を手探りで必死に掴み「痛いよう、痛いよう」とずーっと呻いていたらしい。で、彼氏が駅前で救急車を呼んで、病院に担ぎ込まれたと。多少顔色は悪かったが、病院に着く頃には痛みなどは治まりつつあり、点滴も注射もされなかったらしい。この後検査があり、終わって戻ってきた頃には顔色も戻って普通にスタスタ歩いていた。そして、運命の結果発表!ここで看護師さんから「中で一緒に聞きますか?」と聞かれ、迷った。産婦人科だからなぁ、いくら家族でも男に聞かれたらイヤな話が出るかも知れないよなぁ。外で待ってたほうがいいかしらん。しかし、妹の彼氏と二人っきりで待つなんて、いづらいし間が持たん!耐えられん!というわけで、妹には悪かったのだが一緒に診察室に入って話を聞かせてもらった。腫瘍や炎症などといった異常は全くなく、強度の生理痛であろうという診断が下され、特に薬を出す必要もないでしょう、ということだった。生理痛のメカニズムというのは「陣痛」と同じであると聞いたのだが、後で一緒に病院内のレストランでお茶を飲んだ時、妹は「子供産む時あんなのがくるんじゃ、痛いし怖いし産めないよ~」と怯えていた。
まぁ、結果的には「大山鳴動して鼠一匹」だったが、ホントにもう、一時はどうなることかと思ったよお兄さんは。心を落ち着かせるべく、五反田から約一時間かけて散歩がてら帰ったのだった。





帰りに立ち寄った、病院近くの雉子(きじ)神社。なんと境内の真上にビル(地上12階地下2階)が建っているという珍しいお社。2枚目の写真、屋根にキジが止まってるの、わかりますか(もちろん作り物です)。



これは西小山でのんびり日向ぼっこを楽しんでいる猫。撮ろうとしたらものすごい目つきでにらまれた。邪魔してスミマセンでした。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かねがね金が無ぇ。

2005-05-23 21:03:01 | 雑記
この前、銀行預金の暗証番号を変える手続きをした。
今年3月に全国銀行協会が、スキミングなどの偽造カードによって不正な引き出されたお金は原則的に銀行側が補償するということを、各銀行の約款(やっかん)に盛り込むよう求めていくことを決めたのだが、その際、生年月日を暗証番号にした場合は補償の対象外になる、という話をニュースで聞いていた。生年月日以外にも、自宅の電話番号だとか住所地番だとかの推測しやすい番号は危ないと、銀行でもしょっちゅう呼びかけていたので、私も「やばいな。オレの番号もすぐばれちゃいそうだから変えなきゃなぁ」と、変えるチャンスを窺っていたのだ。そこへ、この前出先でたまたま口座を持っている銀行2つを見つけたので、さっそくATMコーナーに駆け込んで暗証番号を変えたのだった。
しかし、変えるのは簡単だが、新しい番号をどうしたものかというのは結構迷う。ありきたりではすぐばれるが、かといって全く関わり合いのない数字では忘れてしまう。物忘れの激しい私としてはその危険は格段に大きい。ATMコーナーの前で考えることしばし(迷惑な客だな)、「これなら他人にはまずわからないし覚えやすい!」という4ケタ数字を思い出し、タッチパネルに打ち込んだ。私の場合はちょうどそういう数字があったから良かったが、そういうのが簡単に思いつかない人は、やっぱり生年月日が一番手っ取り早いよなぁ。
TBS「はなまるマーケット」によると、被害にあったカードの暗証番号の約4割も生年月日だったんだそうだ。個人的には、残り6割はどうやって番号がわかったんだろう…という感じだが、とにかく生年月日は危険なのである。じゃあどうしたらいいの?
こちら「破られない暗証番号の作り方」では、受験番号や初任給、登山愛好家なら好きな山の標高、オーディオファンなら愛用アンプの型番などがよいでしょう、というアドバイスが。なるほどねぇ…でも、受験番号も初任給も何にも覚えちゃいないっちゅうに。しかも、覚えてたところで受験番号はここで思いっきりばらしちゃってるし(「十年一昔(我、かくて大学に合格せり)」参照)。良かった、適当な番号があって。

皆さんも、ばれにくくかつ忘れにくい番号で、お金を守りましょう。もっとも私の場合、盗られてなくてもお金が減ってる一方なんですけどね(泣)。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三社祭!Part10(追記あり)

2005-05-22 17:45:17 | 表へ出ろ
締めは洋食の名店「ヨシカミ」だっ!

追記

(「三社祭!Part9」の続き)

雨も強くなってきたので浅草神社の方に戻ろうとしたら、歩いている通りを勘違いしていて入谷駅に出てしまい、またトボトボ引き返す羽目に。ここまで完璧に道を間違えたというのも久々です。しかも、地図を持っていたにもかかわらず(爆)。

気を取り直して何とか浅草に戻り、前述のヨシカミでカレーライスを食べました。



昔ながらのオーソドックスなカレー。味がまろやかでたまりましぇ~ん!

ちなみに母は、エビフライ。



お互いに少し分け合ったんですが、これがまた衣がカラリと揚がっていて、エビと程よくなじんでおりました。手作りとおぼしきタルタルソースも酸味が強すぎず、普段はタルタルソースが苦手な私でも、ここのなら食べられます!

最後はヨシカミ名物のカツサンドをお土産に、雨の中、家路を急いだのでした。

おまけ



浅草六区で見つけた「六芸神」。六区にちなんだ芸能人をモデルに作ったようです。前列左から唄神(うたいがみ=東海林太郎?)、話神(はなしがみ=古今亭志ん生?)、演神(えんじがみ=榎本健一?)。後列左から奏神(かなでがみ=?)、戯神(おどけがみ=?)、踊神(おどりがみ=水の江滝子?)。う~ん、戯神と奏神は調査及ばずモデルが判明せず。残念!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする