うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

おめぇどこ系だよっ!?

2005-11-30 22:42:34 | 雑記
ここ数日アクセス数がガーンと跳ね上がって、喜ぶと同時に「あれ?最近ヒットするような話題書いたっけ?」と首をひねってたんですが、よく考えたら先週喪中のハガキにブログのアドレス刷って出したんだった…義理で見て下さっているお客様もそうでないお客様も、どうもありがとうございます(笑)。

今日は仕事においておかしな事件もなく、身の回りに大してネタが転がってなかったので、適当にネットサーフィンして発見した、最近人気らしい占いサイトをご紹介いたしましょう。

「東京どこ系?」
(http://u-maker.com/170276.html)

まぁ「山手線占い」みたいなもんですわな。「山手線占い」だと目黒だった私ですが(あまり当たってなかった)、「東京どこ系?」ではどこかな?


結果…巣鴨。


誰ですか、「枯れてるアンタにゃピッタリだ」なんて笑ってるヤツは!


「巣鴨系のあなたは、奥ゆかしく見える才人です。恋愛パターンは見た目同様、古風です。情の深いタイプなので、現代風のドライな恋愛観を持つ相手は不向きです。カンの鋭さから、出会った瞬間に恋に落ちてしまうことも多いのですが、相手に思いやりの心を持って接するため、抜群の成功率を誇ります。ひとたび仕事となると、物事の飲み込みが良く、ポイントを押さえるのが得意。天性のカンも冴え、何でも器用にこなせるマルチな才能を発揮します。が、攻めが得意なため、守りはちょっぴり苦手。受け身の状況下では、焦りから自らミスを招いてしまうことも。常に自分を見失わないように、冷静で客観的に自分を見られるようになれば、鬼に金棒です。」


…古風なのは当たってるかもね。カンは冴える時はメチャメチャ冴えるし、器用な面もないわけではないと思うけど…飲み込みが早いが故に考えすぎて逆に動けなくなるタイプなんですよねぇ。失敗を極度に恐れる臆病者なので、攻めは苦手です。攻めないから成功率もへったくれも…orz

う~ん、微妙。まぁ山手線占いよりは当たってるような気がします。ちなみに、HNでも本名でも結果は一緒でした。「おばあちゃんの原宿」精神で、渋く奥ゆかしく生きていこうと思います。
皆さんも話のタネにやってみて、ぜひ結果を教えて下さ~い。
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С днём рождения!

2005-11-29 19:08:04 | 雑記
今日は、ウチの「歩くネタの宝庫」こと母の誕生日。ちなみに昨日は同居する伯母(父の姉)の誕生日でありました。お母様伯母様おめでとう!両人曰く「祝ってもらうのが複雑な年齢」に達しておりますが、まぁめでたいんだからいいじゃないの。二日続けてケーキが食える日なんてめったにないんだし(爆)。

母は某大手スーパーのミート売り場でパートをしておりますが、それにふさわしい誕生日です。「11月29日」すなわちイイニク(良い肉)の日!え?誰も母の腹回りの話なんてしてないってば。体重の軽さに反してつまむと凄…(これ以上書くとしばかれるので略)。

ちなみに、この日が誕生日の有名人は、

1803年…クリスチャン・ドップラー(物理学者・「ドップラー効果」)
1849年…ジョン・アンブローズ・フレミング(物理学者・「フレミングの法則」)
1932年…ジャック・シラク(フランス大統領)
1938年…柏戸剛(力士・第47代横綱)

お~お~、結構大物揃いじゃん。何?まだいるの?

1931年…勝新太郎(俳優)
1940年…車寅次郎(フーテン・男はつらいよ)
1948年…舛添要一(政治家)
1965年…尾崎豊(歌手)

…う~ん、ちょっと好き嫌いが別れそうな脂っこいメンツが来たね。寅さんに至っちゃ実在人物じゃないし。母曰く「アタシ尾崎豊とか嫌いなんだけど」。



1941年…林家ぺー(タレント)
1956年…定岡正二(元プロ野球選手・タレント)


…ぺー師匠と負け犬サダ(by生ダラ)って…やっぱりズッコケるよなぁ。どこから切ってもオチがある、それがうえぽん一族クオリティ…orz

※タイトルはロシア語で、発音は「ズ ドゥニョーム ラジデェーニヤ」。意味は「お誕生日おめでとう!」です。
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どーでもええけど大学増えすぎなんぢゃ!

2005-11-28 22:05:25 | 雑記
ネット大学院は不認可へ
(Yahoo!ニュースより)

『大学設置・学校法人審議会は28日、校舎を持たずインターネットで授業をする長野市の旭インターネット大学院大と、アニメーションの専門家を養成するWAO大学院大(東京)について「準備不足」などとして、設置を認めないよう小坂憲次文部科学相に答申した。(以下略)』

旭インターネット大学院大は、ネット上だけで授業を行う初の大学院開校を目指したもののの教員数の不足に加えて、同大設置準備委員会の酒井雅会長の自宅2階を校舎(学長室・会議室)にあてるという構想も「狭く、機能性に欠けており、大学運営に対応出来るものではない」と判断されてしまったのだそうな。ちなみに、学長室は大学設置基準で整備が義務付けられているそうである。知らなかった!

ま、放送大学もあればインターネット大学も既に存在する(例えば八洲学園大)。今回は不認可だったが、こういう大学院も遅かれ早かれ出てくることだろう。
それにしても、ほとんどインターネットだけで勉強するというのも、よほど強い意志がないと、私みたいなグータラは挫折するね、たぶん。

たとえ、1・2年の時通った沼南キャンパス(千葉県東葛飾郡沼南町。現在は合併して柏市)が家から2時間以上かかろうとも、駅からスクールバスで20分以上かかって辺鄙なキャンパスに連れられ、思わず「ダマされた」とか「拉致された」とか「沼南サティアンとか新入生みんなして口走ろうとも、最初のオリエンテーションでいきなり「ヘビや破傷風に注意して下さい」とか言われて度肝を抜かれようとも、行ったらその日1科目だけの講座が休講で「何しに来たんだオレは~!」と休んだ先生を張り倒したくなろうとも、学食のスパゲティが「僕の人生で2番目にまずい」(ロシア語のK先生談)と酷評されようとも、高熱出したけど単位落としたくないから朦朧とした頭で期末試験1科目だけのためにキャンパスまで行く羽目になろうとも、3年から通った九段キャンパス(東京都千代田区)がボロい上に庭もなくて異様に狭くとも、台風の中ずぶ濡れで行ったら案の定全学休講でやけっぱちで記念撮影しようとも、やっぱり通学制がいいなぁ。
まぁ、インターネット大学とか放送大学は通学が困難な人のためとかにあるわけで、そういう手段で学ぶことも十分アリだと思っているけど、ベストなのはやはりキャンパスに通って直接授業を受けられることだろうと思うわけです。

一緒に学ぶ友達がそばにいたからこそ色々大変なこともあったけど4年間がんばれたんだし。大学の授業だけがキャンパスライフじゃなかったんだし。家でネットやテレビで一人講義を受けるなんて耐えられないよ途中で飽きるのがオチだよオレ。

大学って一体何のためにあるのかなぁと考えさせられたのである…。
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ドラフトワッショイ-大学・社会人編「アンタら誰?」Part4

2005-11-27 00:05:02 | 野球・ドラフト「怪」説
今回は最終回、パ・リーグの残り3球団を取り上げます。

★西武ライオンズ
希望枠…松永 浩典(まつなが・ひろのり)投手 左投左打 174cm75kg
22歳 長崎・海星高-三菱重工長崎
高校では3年春にセンバツ出場。社会人では伸び悩み、一時は野手転向も考えたが、「もう一年投手でがんばれ!」という牧瀬寅男監督の励ましで一念発起。伸びのある直球と新球チェンジアップでブレイクした。

3巡目…吉見 太一(よしみ・たいち)捕手 右投右打 182cm80kg
25歳 京都・京都成章高-立命館大-サンワード貿易
高校では3年夏の甲子園決勝の対横浜高戦で松坂(現・西武)にノーヒットノーランを喫した。強肩にはかねてから定評があり、課題だった打撃にも力強さが出てきた。1年目から正捕手争いへの参戦が期待される。

4巡目…西川 純司(にしかわ・じゅんじ)投手 左投左打 183cm68kg
22歳 滋賀・八幡商業高-三重中京大
細身で手足の長い投手らしい体型。その長い腕をムチのようにしならせて、キレの良い球を制球良く決められるのが長所。特に自信があるのは2種類のスライダーと、どんな局面でも投げられるサークルチェンジとか。

5巡目…山本 歩(やまもと・あゆむ)投手 右投右打 177cm71kg
22歳 兵庫・三田学園高-関西学院大
西武お得意の隠し球!大学では理工学部に合格したため、学業と並立させるべく準硬式に転向、指名がなければ大学院に進む予定だった頭脳派だ。打者の手元で動くクセ球を得意とし、今年の大学選手権では優勝を果たした。

解説
伊東監督は、松坂の高校の後輩に当たる松井光介投手(JR東日本)の獲得に熱心で、一時はスカウトに自由枠での獲得も要請していたようなのですが、結局蓋を開けてみれば自由枠は松永で、松井はヤクルトが3巡目で指名という形に。これに伊東監督は「本当に欲しい選手は獲れなかった。それが複雑だし、ショック。もう余計なことは話したくない」と会議後の取材を途中で打ち切り。フロントと現場との意思の疎通がなされていない状況が露わになってしまいました。でも、オフィシャルな場面でこういうことを言うのは、他の指名された選手たちに対してすごく失礼な気がします。お怒りはごもっともだし同情する面もありますが、空元気でもいいからもっと前向きな発言はできなかったものかと。数年後、伊東監督に「あの時は失敗だと思ったけど、あいつら獲って良かった」と言わせるような活躍を期待します。

★福岡ソフトバンクホークス
希望枠…松田 宣浩(まつだ・のぶひろ)内野手 右投右打 179cm82kg
22歳 愛知・中京高-亜細亜大
東都大学リーグで15本塁打を記録。部員の不祥事によるチームの2部降格がなければさらに記録は伸びていたはずだ。攻守に柔らかさが乏しく粗っぽいものの、うまく育てばチームを代表する強打者となるだろう。

3巡目…藤岡 好明(ふじおか・よしあき)投手 右投右打 176cm80kg
21歳 宮崎・宮崎日大高-JR九州
躍動感あふれるサイドハンドから、MAX149キロのストレートを繰り出すパワーピッチャー。高速スライダーとシュートを交え、打者の懐をガンガン突く投球は小気味よい。タイプとしては、「ミニ加藤武治(横浜)」。

4巡目…甲藤 啓介(かっとう・けいすけ)投手 右投右打 180cm80kg
22歳 高知・高知高-近畿大
大学最終学年の今年になって突如ブレイクし、リーグ戦で春4勝・秋5勝。滑らかなフォームからMAX147キロの重い速球を投げ込む。打撃の評価も高く、交流戦で投げる機会があれば、彼の打席にも要注目である。

5巡目…本多 雄一(ほんだ・ゆういち)内野手 右投左打 173cm71kg
21歳 鹿児島・鹿児島実業高-三菱重工名古屋
俊足強肩を活かした守備は、小回りが利いて隙がない。闘志をむき出しにするプレースタイルもチームに勢いを与える。打撃はインコースに弱点を抱えるが、ツボにはまれば小柄な体に似合わぬ豪快な一発も見せる。

6巡目…柳瀬 明宏(やなせ・あきひろ)投手 右投右打 177cm76kg
22歳 広島・如水館高-龍谷大
どこに力が入っているかわからないゆったりとしたフォームからMAX147キロの速球が繰り出されるから、打者はタイミングを取りにくいことこの上ない。肘を痛めており、まずは万全の体調に戻すところから始めたい。

解説
毎年、アマチュアの目玉選手をあの手この手で獲得してきたソフトバンクですが、今年に関しては「らしさ」があまり見えないドラフトとなってしまいました。例年だと、希望枠の選手を早々に確定させて余裕のある戦略を展開していたのが、今年はなかなか確定せず、松田に決まるまで長いこと迷走したようです。また、いつもなら下位で有力選手の囲い込みの一つもやってくるところが、今年は何のサプライズもなくやけにあっさり終わってしまったところも気になります。ホークスを「ドラフトの風雲児」に生まれ変わらせた根本陸夫球団社長が没して6年になりますが、そろそろ「根本遺産」も尽きてしまう頃なのでしょうか。もっとも、今までがすごすぎたので、たまにこういうドラフトになると他球団より余計物足りなく感じてしまうのかも知れませんが。来年以降は再び野心満々のドラフトを期待します。


★千葉ロッテマリーンズ
3巡目…根元 俊一(ねもと・しゅんいち)内野手 右投左打 177cm75kg
22歳 埼玉・花咲徳栄高-東北福祉大
高校では甲子園出場、大学では3年時に大学選手権優勝。3、4年時には日米大学野球日本代表に選出されるなど、エリートコースを順調に歩む。たとえが古いが、高木豊(元・大洋など)タイプの走攻守揃った内野手だ。

4巡目…川崎 雄介(かわさき・ゆうすけ)投手 左投左打 180cm82kg
24歳 宮崎・宮崎南高-九州東海大-ホンダ熊本
大学2年時まで本職は野手だった遅咲きのサウスポー。重い速球にスライダー、スクリューを交え安定した投球を見せる。スピード不足を解消すべくウェートトレに取り組み、130キロ台だった直球がMAX147キロまでアップ!

5巡目…古谷 拓哉(ふるや・たくや)投手 左投左打 180cm73kg
24歳 北海道・駒大岩見沢高-駒澤大-日本通運
大学では通算1勝7敗の無名な投手だったが、社会人で徹底した体力強化とフォーム固めに努めた結果、今年の夏頃から急成長。持ち前の技巧的投球にパワーとスピードが加わった。今が伸び盛りの「旬」なサウスポー。

6巡目…相原 勝幸(あいはら・かつゆき)投手 右投右打 190cm87kg
22歳 沖縄・沖縄水産高-富士大
大学4年間で上→下→上とフォームを2度改造し、2度目の改造で直球のスピードが一気に上昇、MAX148キロをマークした。下手投げでも評価の高い異色派投手。ちなみに、富士大は富士山には全然近くない(岩手県花巻市)。

解説
プロ野球経験のない宮田隆編成部長。しかし、未経験であるが故にしがらみや慣例にとらわれず、柔軟かつ大胆に動けるのが良いところです。ドラフトにおいては徹底的な箝口令を敷いて情報が漏れるのを防ぎ、ギリギリまで他球団に動きを察知させませんでした。今年から始まった新ドラフト制度は上位球団に不利と言われましたが、ロッテのドラフトはかなり上手くいったと思います。3巡目の根元はポスト堀の期待がかかる二塁手で、線の細さが解消されればレギュラーも見えます。4、5巡目の川崎・古谷の二人は年齢的には中堅にさしかかりますが、開花が遅れた分今がちょうど成長期にあり、手薄な左投手の補強としては最高でしょう。そして、6巡目の相原は上でも下でも投げるという変わり種で、プロではまだどちらで投げるか決めていないとか(爆)。こういう個性派こそぜひぜひ活躍して欲しい(笑)!
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ドラフトワッショイ-大学・社会人編「アンタら誰?」Part3

2005-11-26 00:10:59 | 野球・ドラフト「怪」説
今日は、セ・リーグの残り3球団。

★横浜ベイスターズ
希望枠…高宮 和也(たかみや・かずや)投手 左投左打 175cm73kg
24歳 大阪・大体大浪商高-徳山大-ホンダ鈴鹿
大学時代からドラフト候補に浮上し、社会人での2年間で大きく成長した。常時140キロ台をキープする快速球を中心に、ブレーキの効いたカーブ、鋭いスライダー、新球チェンジアップを交えて強気の投球を繰り広げる。

3巡目…内藤 雄太(ないとう・ゆうた)外野手 右投左打 182cm86kg
22歳 神奈川・横浜商工高(現・横浜創学館高)-八戸大
高校時代から強打者として知られていたが、大学で球を呼び込んで打つコツを覚えてさらにレベルアップ。広角に強い打球が飛ぶようになった上、左投手アレルギーもすっかり克服した。将来のクリーンアップ候補である。

4巡目…三橋 直樹(みつはし・なおき)投手 右投右打 180cm78kg
25歳 神奈川・向上高-関東学院大-日産自動車
球速自体は平凡ながら、リリースが鋭いためスピンが利いた上質の球を投げる。直球と変化球でフォームが変わらず、投球センスの優れた好投手である。神奈川生まれの神奈川育ち、所属チームも全て神奈川の超・地元民(笑)。

解説
指名出来た面々は補強ポイントにも即しているし、実力的にも文句なしなのですが、戦略面では大失敗といわれても仕方のないドラフトになってしまった感じがします。栂野は巨人、川崎はロッテに先にさらわれてしまいました。横浜はドラフトにおいて「横浜以外は行きません」と有力選手に言わせる、いわゆる「囲い込み」戦法を得意としていますが、それが失敗すると脆いんですね。詰めが甘いのか、非常事態が起こると対応出来ず、下位候補を繰り上げ指名するかそのまま打ち切っちゃったりと、後手後手に回る印象が強くあります。また、事前に情報が外に出過ぎなのも気になるところ。球団によっては徹底した箝口令を敷いているチームもありますが、横浜は口軽すぎ!おまけにバカ正直すぎ!勝負に勝つにはずる賢さも大事です。他球団相手に上手いブラフの一つもかませるようになって欲しいですね。


★中日ドラゴンズ
自由枠…吉見 一起(よしみ・かずき)投手 右投右打 182cm83kg
21歳 大阪・金光大阪高-トヨタ自動車
昨年12月に右肘を手術したこともあってハデな活躍は少ないが、MAX147キロの直球や、変化点が打者に極めて近いスライダーを卓越した制球力で操る好投手。向上心の高さも、トヨタ・廣瀬寛監督が太鼓判を押す。

3巡目…藤井 淳志(ふじい・あつし)外野手 右投両打 181cm77kg
24歳 愛知・豊橋東高-筑波大-NTT西日本
遠投125mの強肩を活かした強烈なバックホームは、それだけで観客の目を釘付けにすること請け合いである。大学3年時から始めた両打ちは、右で一人分左で一人分、あわせて二人分の練習量をこなしているとか。

4巡目…新井 良太(あらい・りょうた)内野手 右投右打 187cm89kg
22歳 広島・広陵高-駒沢大
広島・新井貴浩内野手の実弟。大柄な体格も豪快なプレースタイルも兄そっくりで、東都リーグ通算14本塁打を記録。なお、守備の不安定さも兄そっくり(爆)。似ていないのは、1試合5盗塁を決めたこともある脚力ぐらいか。

5巡目…柳田 殖生(やなぎだ・しげお)内野手 右投右打 178cm77kg
24歳 京都・福知山商業高(現・福知山成美高)-デュプロ-NOMOベースボールクラブ
NOMOベースボールクラブ創設初のプロ指名選手誕生!デュプロ時代は三塁手で、藤本敦士(現・阪神)と三遊間を組んだことも。俊足強肩を活かした遊撃守備には定評があり、将来的な伸びしろも大きい選手として期待したい。

6巡目…齊藤 信介(さいとう・しんすけ)投手 右投右打 183cm85kg
24歳 高松第一高-龍谷大-NTT西日本
大学時代はサイド、社会人1年目の昨年はスリークオーター、そして今年はオーバーとフォームの試行錯誤が続くが、好調時には常時145キロ前後は出せる速球派。まずはどのフォームで投げるかをはっきりさせたい。

7巡目…佐藤 亮太(さとう・りょうた)投手 左投左打 186cm80kg
22歳 長野・長野日大高-國學院大
長身をゆったりと使ったバランスの良いフォームを持ち、スライダーを多投して打者を打ち取る技巧派。まだまだ粗削りで即戦力としては厳しいが、体をみっちり鍛えて、角度のある直球に威力が加われば面白いかも。

解説
中日のドラフト指名方針はわかりやすく、「足と肩のいい選手を獲ること」という方針が徹底されているのが良いところです。今年のドラフトではそこに「スケールの大きさ」という要素も加え、藤井・新井という大型野手2人の指名に繋げました。足と肩に比重を置きすぎると、大物打ちが少なくなるという副作用があるのですが、この二人は大きいのも打てて足・肩もあるという嬉しいタイプ。特に新井は将来の4番打者候補として英才教育を施したいところでしょう。柳田はNOMOベースボールクラブ初の指名選手。先駆者としての期待と責任は大きいぞ!投手は3人の指名がありました。吉見は肘の手術明け、齊藤はフォームの調整中、佐藤は即戦力としては力不足ということで少し時間がかかりそうですが、それぞれ制球や球威など「一芸に秀でた」選手なので、そこを伸ばしていってもらいたいと思います。


★阪神タイガース
希望枠…岩田 稔(いわた・みのる)投手 左投左打 178cm83kg
22歳 大阪・大阪桐蔭高-関西大
高校時代に1型糖尿病を患いインスリン注射が欠かせぬ体になったが、その苦難を乗り越えてMAX150キロを誇る関大のエースとして活躍した。今秋のリーグ戦は肘を痛め登板0に終わったが、不屈の闘志でトラのエースを目指す!

3巡目…金村 大裕(かねむら・だいゆう)投手 右投右打 184cm84kg
22歳 大阪・上宮高-大阪商業大
変化球や制球力に関してはまだまだだが、力感たっぷりの豪快なフォームから圧倒的な威力の直球(MAX149キロ)が飛んでくる。大リーグのスカウトも注目した逸材で、0か100かのバクチ的な魅力を持つ選手である。

4巡目…渡辺 亮(わたなべ・りょう)投手 175cm72kg
24歳 徳島・鳴門工業高-同志社大-日本生命
上背はないが体のパワーをフルに使うフォームで、MAXは151キロ。阪神二軍との練習試合では5回を2失点とまずまずの結果を残した。どんなときでも打者に向かう気持ちを忘れない強気の性格も、プロ向きである。

解説
野球はスピードで勝負するスポーツではありませんが、やっぱり投手のロマンと言えば「どれだけ速い球を投げられるか」でしょう。今回の阪神のドラフトは3人とも投手。しかも、150キロ前後の球が投げられる選手で固めました。これはなかなか興味深いものがあります。阪神投手陣は層が厚いので、彼ら3人は今すぐ一軍で使う必要がなく、まずファームで鍛えられる可能性が高いでしょう。最近の阪神は投手の育成能力に長けており、どのような完成形になるか非常に楽しみです。ただ気になる点と言えば、ほとんどベテラン頼りで若手の絶対数が少ない野手陣の指名がなかったこと。高校生ドラフトでは内野手の前田を指名しましたが、はっきり言って全然足りません。ベテランの衰えは急激にやってきます。それを考えたら、手当ては早い内にしておくべき。来年は、野手中心の指名が必要となるでしょう。
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ドラフトワッショイ-大学・社会人編「アンタら誰?」Part2

2005-11-25 18:01:15 | 野球・ドラフト「怪」説
今日は、パ・リーグの3球団を取り上げます。

★東北楽天ゴールデンイーグルス
1巡目…松崎 伸吾(まつざき・しんご)投手 左投左打 180cm90kg
22歳  青森・光星学院高-東北福祉大
太めの体型ながら投球は軽快かつ打たれ強く、特にシュート、スライダーを駆使した横の揺さぶりは絶品!タイプとしては土肥義弘(横浜)に近いか。飛躍へのカギはウェートコントロールと縦系の変化球の修得。

3巡目…青山 浩二(あおやま・こうじ)投手 右投右打 180cm80kg
22歳 北海道・函館工業高-八戸大
ケタ外れのスタミナとムダの少ないフォームで、いくら投げてもバテが来ないタフな男。スライダーの切れ味、牽制、フィールディングのうまさも定評がある。持ち球も豊富だが、緩急を使えるようになるとさらに良し。

4巡目…河田 寿司(かわた・ひさし)捕手 右投左打 181cm91kg
26歳 熊本・文徳高-三菱重工長崎
強豪・三菱重工長崎では篠原・杉内(ともにソフトバンク)とバッテリーを組んだ経験あり。リードやキャッチングの技術は社会人トップクラスの実力を持つ。昨年は全日本代表の4番を務めるなど、パワーも抜群である。

5巡目…西村 弥(にしむら・わたる)内野手 右投両打 178cm78kg
22歳 沖縄尚学高-東京情報大
東京情報大は千葉県大学リーグの学校で、ドラフト指名選手の誕生は創部初。地肩が強く、守備力は全国大学球界でも屈指のものがある。西岡剛(ロッテ)のようなタイプの、走攻守三拍子揃ったハイセンスな遊撃手。

6巡目…木谷 寿巳(きたに・ひさし)投手 右投右打 180cm75kg
25歳 滋賀・近江高-東北福祉大-王子製紙
常時140キロ台の速球を投げ、スライダー、フォークで三振を奪える。スケールはさほど感じないものの、球威、制球など全ての面でバランスのとれた正統派右腕。牽制、クイックなどの守備面に若干の不安あり?

7巡目…井野 卓(いの・すぐる)捕手 右投右打 180cm78kg
22歳 群馬・前橋工業高-東北福祉大
遠投110mの強肩に加え、キャッチングやワンバウンド処理などの基礎技術もしっかりしている。打者の裏をかくリードができるのもいいところ。打撃は守備に比べると印象度が落ちるが、変なクセはなく基本に忠実。

8巡目…草野 大輔(くさの・だいすけ)内野手 右投左打 170cm78kg
29歳 宮崎・延岡学園高-NTT東京-NTTグループ九州野球クラブ-ホンダ熊本
社会人球界で11年プレー。全日本代表にも選ばれるなど、豊富な経験によって培われたしぶとさ、対応力は素晴らしい。小柄だが、型にはまらぬ大きいバッティングができるのも長所だ。年齢的にも1年目から勝負。

9巡目…山崎 隆広(やまざき・たかひろ)外野手 右投右打 177cm90kg
29歳 静岡・静岡商-NTT東海-NTT西日本
年齢は高いが体は若い。遠投110mの強肩と、都市対抗で3試合連続本塁打を放ったこともあるパワフルな打撃が持ち味。高齢だけに、1年目から結果を出したい!ちなみに、弟・哲也はセレッソ大阪所属のJリーガー。

解説
新球団楽天の一年目は、予想されたとおりの厳しい結果に終わりました。ここからいかにしっかりと骨格を作り肉付けをしていくかが、浮上へのカギです。今回の大量指名は、その骨格を作るための準備段階。あらゆるタイプの選手を獲って、可能性を探っていこうという姿勢が見えます。上位では野村克也新監督の強い要望もあり、松崎・青山という左右の即戦力候補の投手を揃えました。両人とも東北に縁があり、チームを地元に根付かせるためにも良い選択だったと思います。河田・井野は、層の薄い捕手陣を活性化させる期待がかかります。木谷・西村は名脇役候補。下位では草野・山崎の高齢選手二人の指名が目を惹きました。層の薄い楽天だからこそできた指名ですが、1年目でコケたらそのままきっかけを掴めず終わってしまう危険性も伴うだけに、春期キャンプから大いにアピールしてもらいたいですね。


★北海道日本ハムファイターズ
希望枠…八木 智哉(やぎ・ともや)投手 左投左打 181cm75kg
22歳 山梨・日本航空高-創価大
東京新大学リーグ記録の21連勝を含め、大学通算35勝2敗。今年6月の大学選手権では大会新記録の49奪三振。11月の関東地区大学野球選手権の対白鴎大戦では完全試合を達成。記録ずくめの本格派左腕である。

3巡目…川島 慶三(かわしま・けいぞう)内野手 右投右打 172cm72kg
22歳 長崎・佐世保実業高-九州国際大
一時は競輪選手になることも考えたというほどの驚異的な身体能力を持つ。体は小さいがパワーが半端ではなく、福岡ドームでレフト中段に軽々と打ち込んだことも。なかなかのイケメンで、人気面でも期待出来そう。

4巡目…武田 勝(たけだ・まさる)投手 左投左打 176cm70kg
27歳 東京・関東第一高-立正大-シダックス
左打者の背中から来るようなスリークオーターから、キレのある直球と曲がりの良いスライダーを散らして勝負する技巧派左腕である。力で抑え込むタイプではないだけに、スライダー以外の変化球も磨きたい。

5巡目…小山 桂司(おやま・けいじ)捕手 右投両打 175cm80kg
25歳 秋田・秋田経法大付属高-秋田経法大(中退)-シダックス
スローイングに定評があり、二塁送球タイムはプロでもなかなかいない1.7秒台!今夏の都市対抗予選から正捕手となり、伸び盛りまっただ中でのドラフト指名は大きな追い風だ。捕手では珍しいスイッチヒッター。

6巡目…高口 隆行(たかぐち・たかゆき)内野手 右投右打 180cm80kg
22歳 東京・創価高-創価大
飛び抜けたパワーやセンスがあるわけではないが、昨年の大学選手権では北九州市立大・中田賢一(現・中日)から2安打、今年の大学選手権では2本塁打を放つなど、大舞台に強い。メリハリの利いた守りも高評価。

7巡目…星野 八千穂(ほしの・やちほ)投手 右投右打 180cm71kg
25歳 長野・丸子実業高-岐阜聖徳学園大-JR北海道
社会人3年目の今年になって急成長を見せ、エースとしてチームを7年ぶりに都市対抗へと導いた本格派右腕。常時140キロ台の速球とフォークをはじめとする多彩な変化球を、安定した制球で投げられるのが良い。

解説
チームの弱点をきちんと見極めて狙いを定め、なおかつ良いと思った選手は躊躇せずに獲りに行くという姿勢が、最近の日本ハムのスカウティングには浸透してきたように思います。こうした姿勢を保ち続ければ、すぐには結果が出なくても、いずれチームは強くなっていくはずです。今回の大学・社会人ドラフトでは、希望枠で早々に八木の獲得を決めた時点で成功が半分約束されたようなものでしたが、他もしっかりと根拠のある指名を見せました。高齢化が進んでいる二遊間を補強すべく川島・高口。高橋憲幸の引退で穴が広がった左の中継ぎに武田。手薄な捕手陣に厚みを加える小山。星野は実力もさることながら地元北海道のチーム出身であるというのがファンへの良いアピールポイントになります。ドラフトは、指名された全ての選手が活躍出来るわけではありませんが、実に期待度の高い指名ができました。


★オリックスバファローズ
希望枠…平野 佳寿(ひらの・よしひさ)投手 右投右打 184cm78kg
22歳 三重・鳥羽高-京都産業大
高校時代は控えだったが、大学で大ブレイク。スピード、球威、制球力、変化球のキレなど、欠点らしい欠点の見当たらない今ドラフトの超目玉。大学進学直後からマークしていたオリックススカウト陣は殊勲賞モノ。

3巡目…岸田 護(きしだ・まもる)投手 右投右打 180cm72kg
24歳 大阪・履正社高-東北福祉大-NTT西日本
直球はさほど速くないが、ブレーキの効いたカーブ、真横に滑るスライダー、タイミングを狂わせるチェンジアップをコントロール良く決める。投げる時に首が傾く独特のフォームも、打ち難さにひと味加えている。

4巡目…森山 周(もりやま・まこと)内野手 右投左打 178cm70kg
24歳 兵庫・報徳学園高-大阪産業大-ヤマハ
圧倒的な身体能力を存分に活かしたアクロバティックな守備・走塁が売り物の即戦力候補。内野安打狙いで走り打ちの傾向があった打撃も最近は改善され、きちんとバットが振れるようになったのはプラス要素だ。

5巡目…中山 慎也(なかやま・しんや)投手 左投左打 182cm77kg
24歳 群馬・桐生南高-城西大-JR東海
安定した制球力と度胸の良さを活かし、速球、カーブ、スライダーを駆使して打者をテンポ良く攻めていくピッチングが信条。たまに投げるナックルもいい味を出している。連投も利くので中継ぎでの出番が多そう。

6巡目…妹尾 軒作(せのお・けんさく)投手 右投右打 177cm74kg
25歳 大体大浪商高-大阪体育大-一光
大学時代からドラフト候補として注目されていた本格派右腕。大柄ではないが馬力があり、力感あふれるフォームからMAX151キロの速球を繰り出す。4種のスライダーやナックルを投げる意外な器用さも持つ。

解説
何と言っても、平野の希望枠での獲得に尽きますね。高校生ドラフトで1巡目指名した岡田とともに、将来チームの柱となりうる素質を持つ二人を獲得したのは実に喜ばしいことです。今回のドラフトでは、勝ち頭のJPが退団して先発が危機的状況に陥った投手陣の補強が最大のテーマでした。平野には、1年目から開幕ローテーション入りを期待したいところです。岸田も、都市対抗では肩を痛めていたこともあり登板機会がなかったのは心配ですが、十分ローテーションに割って入れるチャンスはあります。下位指名の中山・妹尾は中継ぎ向きの選手。特に中山は、左の中継ぎである故障明けの歌藤・酷使気味の菊地原の負担を減らす活躍を見込みたいですね。4巡目の森山は、センターへのコンバートが噂される平野恵一の後釜としての指名でしょう。全体的にバランスの良い、うまいドラフトだったと思います。
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横浜番外編・気分はおのぼりさん

2005-11-24 01:37:17 | 表へ出ろ
横浜スタジアムの照明灯が逆三角形なのは、「YOKOHAMA」の「Y」の字をかたどってるからだって知ってましたか?

そんな大してウケも期待出来ないトリビアはさておきまして、ファン感謝デーが終わってスタジアムを出たのはいいけれど、このまま帰っちゃうのも芸がないな…と思った私はウロウロと周囲を歩き始めました。



ここが、7年前の秋に横浜が優勝パレードをした尾上町(おのえちょう)通りです。写真を撮った地点のすぐ後ろがスタジアム。左側の、木がいっぱい生えている場所が横浜市役所です。パレードの時には、右側のビルから紙吹雪が舞い散り、それはそれは美しゅうございました。このまま真っ直ぐ行くと、JRの桜木町駅に出ます。どうでもいいんですけど、地図には「横浜市役所」と書いてありますが、バス停名は「市庁前」なんです。正式名称はどっちなんでしょう。



「ベイスターズ通り」と命名された通りを見つけましたが、一方通行だし大して店もなさそうだし地味だし…どうしたもんでしょうか。



神奈川県庁の本庁舎。左側に連絡通路が見えますが、新庁舎と繋がっています。



横浜市開港記念会館。横浜開港50周年を記念し、市民の寄付金により1917(大正6)年に創建されました。



みなとみらい地区を撮ってみました。「みなとみらい」って地名、どうも個人的には口に出して言うのが気恥ずかしいような、ヤボったくて横浜らしくない名前だなぁと思います。だからって、他にいい地名も思いつきませんが。



赤レンガ倉庫前から大桟橋方面を撮ってみました。写真の真ん中やや右のあたりに「†」字の塔が見えるのがわかりますか?これがマリンタワー。♪マリンタワーに灯がともり…氷川丸の汽笛がボォーッ!ああ~港ヨコハマに、恋のぉ~花が咲くぅ~…ていうイメージ~…(「偽ハマっ子ブルース」by「sakusaku」)



赤レンガ倉庫。実は大変恥ずかしながら、横浜に縁の深い人間のくせして生まれて初めて行ったんです。で、建物が2棟しかないことを知り拍子抜け。もっとたくさん並んでるんだと思ってた…orz



よこはまコスモワールド横浜ドリームランドがなくなってしまった今、横浜で遊園地らしい遊園地といえばここぐらいじゃないでしょうか。この観覧車(コスモクロック21)は、1989(平成1)年に行われた横浜博覧会の人気アトラクションだったのを移設したもので、世界最大の時計型大観覧車なんだそうな。んじゃ聞くけど、時計を取っ払ったら世界何位ぐらいになるんだえ?



横浜駅西口の三越跡地に新装開店したヨドバシカメラ前にて、きれいなイルミネーションを1枚。



西口でもう一枚。左手が横浜駅舎で、右が横浜高島屋相鉄ジョイナス。現在、スターライトヨコハマイルミネーションというのを実施しているんですって。どうりできれいなわけね。

以上、番外編・横浜小観光でした~!
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ベイスターズファン感謝デー2005

2005-11-23 20:48:45 | 野球
横浜ファンのくせに、千葉ロッテのファン感謝デーには行って横浜のファン感謝デーには行かないというのはどうなんだろうと思いまして、フラッと横浜スタジアムに行ってまいりました。



10時から開場していて12時半頃行ったんですが、えらい大盛況です。サイン会とかスピードガンコンテストとかいった参加型イベントはメチャ混みなので全てスルーし、とにかくあちこちぶらついて選手の写真を撮りまくることにしました。



こちらはキャッチボールコーナー。グラブ持参のお客様に限り、選手とキャッチボールができるのだ~!



「横浜アゴ兄弟」の弟、内川聖一内野手。でも実際見ると、確かに長いけど思ったほどしゃくれてはいない感じ(笑)。



親会社がTBSなのでウルトラマンも登場。ただ、ダダ星人(写真右端)が女の子の設定(ミニスカはいてる…)なのは、何かのギャグですか?



この日はTBSラジオ初田啓介の激アツ!ビバ!プロ野球!」の公開録音も行われました。左が初田アナ、右はアシスタントの青木真麻(まあさ)さん。



で、その公開録音のゲストは別名「ハマのスペランカー(=ケガに弱い)」こと多村仁外野手と、「弟はモデル(JURIこと相川寿里)」相川亮二捕手の1976年組コンビ。



EA(エグゼクティブアドバイザー)・石橋貴明!元は巨人ファンだったはずですが、嫁さん(元女優の鈴木保奈美)が大洋時代からの熱烈的横浜ファンらしく、鞍替えしてこの仕事受けたんでしょうか…?



TBSのマスコットキャラクター・ブーブ。横浜ファンからの人気も結構高いんだぞー。



メインステージでは、FMハマスタ(場内FM)のトークショー「(佐伯)貴弘くんと遊ぼう」が始まりました。右が「ハマのお笑い芸人1号」佐伯貴弘内野手で、左はジョーダンズの山崎まさや。今回のトークショーは「まるで『同業者』ばっかりでやりにくい」とぼやいていました。



「ハマのお笑い芸人2号」鶴岡一成捕手(関西人)。「オレの頭は直毛だ!」とワケわからないことをほざいて出てきましたが、お前直毛も何も坊主やないかいっ!



…アンタ誰?でも、横浜ファンならみんな知っている(爆)!



「ハマのお笑い芸人3号」兼「横浜アゴ兄弟」の兄、門倉健投手。覆面をかぶったまましばらく誰からもツッコミが入らず「ちょっとちょっと!違うでしょ!」とたまらず素性を明かすも、全員から「かぶり物してても取っても変わらない」と言われていました。でも、このやりとりは仕込みらしい(爆)。



再びキャッチボールコーナー。こちらは「男・村田」こと村田修一内野手。なんだこの爽やかな笑顔は(笑)。



「キャプテン」石井琢朗内野手。貫禄ありますなぁ。



「ハゲてるんじゃなくて額が広いだけ」川村丈夫投手。こんなおどけた顔のタケヲさんは初めて見た(笑)。



「ガニ股打法は永遠に不滅なり」種田仁内野手。今気付いたんですが、なんで右手で捕って左手で投げてるの…(現場ではあまりにも普通にやってたので全く気付きませんでした)。



「幻の剛球左腕」森大輔投手。肘痛が治ってホントに良かったね。あとはホームベースの上をボールが通過するようになれば…(爆)。秋季キャンプでは、ブルペンキャッチャーがサッカーのゴールキーパー状態だったそうです。映画「メジャーリーグ」の主人公、チャーリー・シーンがメガネをかける前のピッチングを想像していただけるとよろしいかと。



京急のミニ列車に乗ってる「地元横浜・天王町の星」小池正晃外野手。私もタッチしてもらいましたよ。でかくて固い手だった…!



「♪決まってる~ぜ~リーゼント~…(応援歌の歌詞)」三浦大輔投手。今日は野球帽をかぶっているので大して決まってませんでした(爆)。



「守備のファンタジスタ・セ界の古木」こと古木克明外野手(左)と、「今や絶滅寸前の『代走屋』」野中信吾内野手(右)。特に古木の人気は絶大で、サイン会にはファンが殺到しておりました。秋季キャンプでは新任の波留敏夫コーチにみっちり鍛えられていました。来年は、せめて普通のフライは捕れるようになってね…(切実)。ちなみに「守備のファンタジスタ」パ・リーグ代表は、初芝様(爆)。



いよいよ感謝デーも大詰め、エンディングセレモニーから。左から、種田、「悪球打ちの神様」金城龍彦外野手、三浦。金城だけバッチリカメラ目線(笑)。



司会進行のTBS・小笠原亘(わたる)アナ(左)と、球団オフィシャルリポーター・大矢陽子嬢(右)。陽子嬢は解説者・大矢明彦氏のお嬢さんです。



我らがボス・牛島和彦組ちょ…もとい、監督のあいさつ。とってもダンディですが、目は笑っていなかった!?
この後、門倉の「1、2、3、ダー!」で閉めましたが、その直後に猪木のテーマが流れるや、佐伯のまわりにいた選手が一斉に彼をシメ始めた(爆)。どこまでネタ球団なんだこのチームは!でも、そこが好き…。



ハマスタではおなじみ、癒し系ヴォイスのウグイス嬢「モモちゃん」こと村山桃子さんです。私、20年ファンやっててハマスタも何度も通っていて、ウグイス嬢さんも何人も知ってるんですが、みんな声が似てるんだよなぁ。なんか一定の採用基準でもあるんですかね。
ちなみにモモちゃんはウグイス嬢専任ではなく、試合がない時はスタジアムにほど近い球団のグッズショップでレジをやっていたりするらしい(爆)。



ファン感謝デーはこれでおしまい。さあ、これからオフのストーブリーグ開幕ですよ!
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ドラフトワッショイ-大学・社会人編「アンタら誰?」Part1

2005-11-22 21:10:21 | 野球・ドラフト「怪」説
18日に大学・社会人ドラフト会議が行われた。今年は大量指名が目立ったような気がする。高校生と大学・社会人の指名を分けたことで、「今年は高校生主体」とか「今年は即戦力主体」ということを考える必要性が薄くなり、「欲しいと思った選手は躊躇なく指名していこう」という姿勢が出てきたからであろうか。ただ、その分競争率は当然上がるわけで、他球団との駆け引きのうまさが要求されるドラフトとなった。

今回もまた、素人ドラフトマニア・うえぽんの独断と偏見と受け売りと知ったかぶりによる解説(怪説?)付きで、4回にわたってご紹介。まずはセ・リーグの3球団から。
※年齢は、来年4月1日現在

★広島東洋カープ
3巡目…梵 英心(そよぎ・えいしん)内野手 右投右打 173cm70kg
25歳 広島・三次高-駒沢大-日産自動車
大学時代からドラフト候補に挙がり、社会人3年目の今年は都市対抗で首位打者に輝いた。スピードあふれるプレーと力強い打撃が光る即戦力候補。ちなみに、珍しい名前なのは実家がお寺だからだそうです。

4巡目…梅原 伸亮(うめはら・のぶあき)投手 右投右打 182cm75kg
22歳 大阪・金光大阪高-京都学園大
MAX149キロの速球に加え、シンカー、チェンジアップなど豊富な変化球を同じフォームで投げられるため、三振をバンバン取れる。ややアーム気味の腕の振りに柔らかさが加われば、さらにすごい投手に。

5巡目…飯田 宏行(いいだ・ひろゆき)投手 右投右打 186cm80kg
25歳 山口・下松工高-徳山大-元・ツインズ1Aフォートマイヤーズ
MAX153キロの速球と、落差の大きいフォークボールが売り物の本格派。今年3月に1Aを解雇された後は母校の徳山大で練習を続け、秋に行われた入団テストに合格した。アメリカで掴めなかった夢は日本で…!

解説
3巡指名の梵は、内野陣の整備が課題の広島としてはどうしても逃せない選手でした。ドラフト直前に楽天の1巡指名候補に挙がり、指名が危ぶまれましたが、確保できたのは非常に大きかった!地元の広島県三次市出身ということもあり、大いに期待したいところです。また、4・5巡目では梅原、飯田と本格派投手を指名。2人とも、広島好みの「やや粗削りながら腕の振りが速くて身体能力の高い」タイプで、1年目からいきなり二桁勝利を期待するのは少々酷かも知れませんが、黒田や大竹のようなスケールの大きい投手への成長が期待出来ます。ここまでは、補強ポイントとも合致していて特に問題はありません。ただ、欲を言わせてもらえば左投手と右の外野手のてこ入れがあっても良かったかなという感じはします。最後に、たまには凄い大物選手が「広島以外は行きません!」とか言ってくれないかな…。


★読売ジャイアンツ
希望枠…福田 聡志(ふくだ・さとし)投手 右投右打 180cm76kg
22歳 和歌山・伊都高-東北福祉大
独特の摩訶不思議なフォームからMAX153キロが飛び出し、縦・横・高速の3種のスライダー、フォーク、シュートも操る。ただ、好不調の波が激しく、1年目からバリバリ働くというのは少々厳しいかも…?

3巡目…栂野 雅史(とがの・まさふみ)投手 右投右打 186cm89kg
21歳 神奈川・桐蔭学園高-新日本石油
横浜と激しい争奪戦を繰り広げた本格派。常時140キロ台中盤をマークする重い速球が武器でフォームも悪くないのだが、制球、変化球に課題を残しており、少し時間をかけて面倒を見て欲しい選手である。

4巡目…越智 大祐(おち・だいすけ)投手 右投右打 184cm84kg
22歳 愛媛・新田高-早稲田大
少々粗さの残る豪快なフォームから投げ下ろす速球は常時140キロ以上で、MAXは151キロ。スライダーと大小2種類のフォークも良い。大学は留年決定らしいが、何年かかってもちゃんと卒業しなさいよ(笑)。

5巡目…脇谷 亮太(わきや・りょうた)内野手 右投左打 176cm74kg
24歳 大分・柳ヶ浦高-日本文理大-NTT西日本
無駄を省いた鋭いスイングで選球眼もいい、リードオフマンタイプ。俊足強肩を活かした守備・走塁にも定評があり、一発頼みの大味な野球からの脱却を目指す巨人にとっては、まさにこんな選手が欲しかった!

6巡目…深田 拓也(ふかだ・たくや)投手 左投左打 180cm73kg
22歳 静岡・静岡高-中京大
MAX143キロの速球は力があり、捕手のミットを叩く音が並の投手とは違う。変化球はカーブ、スライダー、スクリューがあり、甘いコースに集まらない制球力も文句なし。無名ながら、なかなか使えそうな左腕。

7巡目…会田 有志(あいだ・ゆうし)投手 右投右打 178cm74kg
22歳 栃木・佐野日大高-中央大
父・照夫氏はヤクルトで29勝をあげたアンダーハンド。息子も腕を下げて投げ、サイドから140キロ台の速球と多彩な変化球を投げ込む。最終学年で調子を崩し、球速が落ちてしまったのが少々心配ではある。

8巡目…梅田 浩(うめだ・ひろし)外野手 右投右打 185cm87kg
22歳 愛媛・松山商-創価大
恵まれた体格で大学球界屈指の打球の速さを誇るが、決して力任せに振り回さず広角に打てるのが良いところ。今春までは捕手を務めていただけに、肩の強さも合格点。あとはいかに早くプロの水に慣れるか。

解説
投手からチームを立て直そう、ということで今年の巨人は2回のドラフトで総勢8人(高校生4巡目の済美高・福井優也投手は入団辞退)の投手を指名しました。高校生の辻内、大学生の福田という目玉2人を獲得、「横浜以外は入団拒否」と言っていた栂野も果敢に指名し(たぶん入団するでしょう)、「狙っていた選手を取る」という観点では満点と言っていいでしょう。ただ、今回の大学・社会人ドラフトに関しては、即効性はあまり期待出来ないような感じがあります。特に福田、栂野、会田はプロ入り直前の伸び率が鈍り気味で、一軍で戦力になるまでには少し時間をかける必要があるでしょう。そこで、首脳陣が辛抱強く待てるかどうか。原監督は若手の抜擢が好きですが、早く使いすぎてパンクしてしまった選手もいます。そういった意味では今回の「素材型大量指名」は一歩間違うとちょっと怖い気もします。


★ヤクルトスワローズ
希望枠…武内 晋一(たけうち・しんいち)内野手 左投左打 175cm85kg
22歳 和歌山・智辯和歌山高-早稲田大
高校時代は「投げるところがない」とまで言われた天才スラッガー。大学で一時期フォームを崩したが、一発を捨てたことで持ち前のバットコントロールが蘇った。見かけによらず(?)、守備はかなり上手い。

3巡目…松井 光介(まつい・こうすけ)投手 右投右打 171cm80kg
27歳 神奈川・横浜高-亜細亜大-JR東日本
高校時代は後輩・松坂(西武)が目標にしていた存在。上背はないが体全体を無駄なく使ったフォームで、速球とフォークを武器に打者へと攻め込む。1球ごとに雄叫びをあげながら投げる、気迫満点の豪腕!

4巡目…高木 啓充(たかぎ・ひろみつ)投手 右投右打 181cm79kg
22歳 愛媛・宇和島東高-大阪体育大
フォームは大学の先輩・上原(巨人)と似ている。上原ほどの圧倒的な球威はないものの、キレのある速球と多彩な変化球を巧みに使って打ち取る好投手。制球力もまずまずだが、さらなる緻密さを追求したい。

5巡目…飯原 誉士(いいはら・やすし)外野手 右投右打 181cm80kg
22歳 栃木・小山高-白鴎大
高校時代は投手としてドラフト候補だったが故障に泣き、大学進学後に野手転向。多村(横浜)タイプの走攻守揃った大型外野手で、今年の大学選手権では東北福祉大・福田(巨人希望枠)から2打席連続本塁打。

解説
波乱のない安定したドラフトを展開出来たと思います。「超目玉は獲れなくても、獲れる選手は逃さない」というスタンスは、チームのプレースタイルにも似たところがありますね。今年の課題は主軸候補の獲得。希望枠で獲得した武内は本質的にはアベレージヒッターですが、狭い神宮球場が本拠地なら本塁打20本台も視野に入れられるのではないでしょうか。また、5巡目の飯原も、粗さはありますが恵まれた体のバネでスタンドに叩き込む能力は十分あります。また、投手では松井、高木の2人を指名。松井は、今のヤクルトには少ない骨太なパワーピッチャー。年齢的にも1年目からフル回転が期待されます。高木はヤクルト好みのバランス型。注文をつけるとすれば、今いる若手がちょいと伸び悩み気味である捕手と内野手の指名があっても良かったんじゃないか、と。しかし、全体的には十分合格点でしょう。
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「面白おかしく暮らせ」byアオチュー

2005-11-21 23:19:38 | 雑記
今日はネタがあるにはあったのだが、一家全員分の喪中ハガキの宛名印刷と切手貼りとコメント書きで大量に時間を食って遅くなってしまったので、次回に回すことに。

今日は、この前久しぶりに再会したアオチュー教授が、酒を飲み飲み語った中から名(迷?)言をいくつかご紹介。細かい言い回しは酔ってて忘れましたが(爆)、大体こんな趣旨で語っていたということで…。

あまりお酒を飲めないわ鍋嬢に…。
教授「おう、お前酒飲めないんだっけか?」
わ鍋「あー、あんまり飲めませんねぇ」
教授「そうかそうか。まぁ無理に飲むこたぁねぇや。でも、訓練してちょっとぐらいは飲めるようになった方がいいぞ。何でもできないよりはできた方がいい」
わ鍋「はぁ」
教授「できないってぇのは、やっぱり不自由なことでさ。人間の理想ってぇのはやっぱり自由であることだよ。同じ酒を飲まないのでも、『飲めない』というのと『飲めるけど飲まない』というのだったら、『飲めるけど飲まない』という方が自由があるわけだ。お金だってないよりあった方が何かと自由だよな。たとえば、車があって『金がないから買えない』ってぇのと『金はあるけど買わない』っていうんじゃ、やっぱり『金あるけど買わない』って方がカッコイイじゃねぇか。お前ら金貯めろよ(笑)」
一同「…がんばります…(笑)」

酒が飲めるか飲めないかの話から人間の理想論が飛び出すとは…!

また、こんなことも…。
教授俺、死ぬことなんて全然怖くないんだ。むしろ楽しみだよ。この世に未練は全くねぇ。死んだ後の世界ってどうなっているのか、誰も知らない。だから知りたいんだよ。まぁ、せっかく生きてるのに無理矢理死にたくもないけど(笑)」

こんな事言ってる人に限って長生きするものです。3月に亡くなった祖父も「人生50年。あとはオマケみたいなもの」みたいなことを昔しょっちゅう言っていたそうですが、そのオマケは約34年続いたのでした。

教授「俺には野望があったんだ。青山学院大学ならぬ『青山大学』を作って学長になるってさ。新聞にドーンと一面広告を出すんだ。『全国のどうしようもないお子さんを預かって、8年で卒業させます』って。だけど、俺当時23億持ってたけど、調べたら大学作るのにはそれの10倍かかるってんで、やめたよ。でも、その夢、ロマンは今でも捨ててねぇんだよ」

「人間いつでもロマンを持たなくちゃいけねぇ。でも、ロマンだけじゃ食えねぇんだ。ちゃんと現実も見ろよ」と、学生時代によく言われたもんです。現実ばっかり見ちゃってロマンがない私には、響くねぇ…。

6時に会って10時近くに別れるまで、ほとんど教授の独演会状態でした。教授のパワーには到底かないませんが、私も少しは見習って生きていきたいと思います…!

※タイトルの「面白おかしく暮らせ」とは、遊び暮らせという意味ではなく、日々の生活に楽しみを見出しなさい、と言う意味です。深い!
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