ドラフト「怪」説2012「王さんにはかなわない」その５

★広島東洋カープ

１位（×森雄大投手・東福岡高→×増田達至投手・ＮＴＴ西日本→）
橋 大樹（たかはし・ひろき） 外野手（捕手） 18歳
右投右打 181cm80kg
京都・龍谷大平安高
豪快なスイングだが強引さはなく、融通性のある打撃が出来る貴重な和製大砲候補。１月に受けた右肩、右肘の手術も影響なし。

２位
鈴木 誠也（すずき・せいや） 投手（外野手） 18歳
右投右打 180cm80kg
東京・二松學舍大附属高
本職は投手だが、野手としての評価が高い。強肩・強打・俊足を兼ね備えた面白い存在で、夏以降は内野手の練習もしている。

３位
上本 崇司（うえもと・たかし） 内野手 22歳
右投右打 170cm70kg
広島・広陵高－明治大
上本博紀内野手（阪神）の弟。高校では遊撃手、大学では二塁手を務める。守備走塁はソツがなく、打撃がもう少し伸びれば…！

４位
下水流 昂（しもずる・こう） 外野手 24歳
右投右打 178cm85kg
神奈川・横浜高－青山学院大－Ｈｏｎｄａ
豪快な打撃で右方向へも打てる強打者。俊足強肩でもあるだけに、Ｈｏｎｄａの先輩・長野久義外野手（巨人）を目指したい。

５位
美間 優槻（みま・ゆうき） 投手（内野手） 18歳
右投右打 176cm78kg
徳島・鳴門渦潮高
高校では２年夏からエースで４番を務め、投げてはＭＡＸ145キロ、打っては高校通算28本塁打。波に乗ると手が付けられない！

育成枠
１位
辻 空（つじ・そら） 投手 18歳
右投右打 184cm77kg
岐阜・岐阜城北高
投手らしいスラッとした体型で、ＭＡＸ144キロの速球とスライダーを中心に勝負する。粗削りだが、三振を奪える投球は魅力。

２位
森下 宗（もりした・つかさ） 外野手 22歳
左投左打 176cm76kg
静岡・掛川工業高－愛知工業大
50ｍ５秒８の俊足が最大の武器。高校時代の恩師・矢部真吾氏は「松本哲也外野手（巨人）タイプの選手に…」と期待を寄せる。

解説
東浜や藤浪といったところをあえてスルーして、森の一本釣りを狙ったところが、まさかの競合になってクジ引きで外れ、外れ１位もまた外れ…というわけで、広島ファンの悲鳴が聞こえてきそうです…が、そこからガラリと方向転換して野手中心の大胆な指名、ワタシは「アリ」だと思います。投手陣はここ数年で底上げがうまくいってきましたが、野手に関しては目立つのは堂林ぐらいで、なかなか若手がブレイクしきれないのが現状です。特に強打者タイプの選手が足りません。そういった意味で考えると、決して的外れな指名ではないだろうと思います。数年後、「この指名は間違いじゃなかった」と言われることを願ってやみません。

ドラフト「怪」説2012「王さんにはかなわない」その４

★千葉ロッテマリーンズ

１位（×藤浪晋太郎投手・大阪桐蔭高→）
松永 昂大（まつなが・たかひろ） 投手 24歳
左投左打 175cm82kg
香川・高松商業高－関西国際大－大阪ガス
スリークオーターから投げ込むクセ球は、スピードもあってかなり打ちづらい。右打者へも臆せず内角攻めできるのが頼もしい。

２位
川満 寛弥（かわみつ・ひろや） 投手 22歳
左投左打 186cm80kg
沖縄・宮古総合実業高－九州共立大
力みのないゆったりとしたフォームから伸びのある直球を投げ込む。スローカーブやスプリットといった変化球もキレがある。

３位
田村 龍弘（たむら・たつひろ） 捕手（内野手） 18歳
右投右打 174cm77kg
青森・光星学院高
卓越した打撃技術とパワーは、高校生離れしている。捕手としてはクレバーで、三塁手としても動きが良い。夢がふくらむ逸材！

４位
加藤 翔平（かとう・しょうへい） 外野手 22歳
右投両打 183cm84kg
埼玉・春日部東高－上武大
高い身体能力を生かしたプレーが持ち味の大型スイッチヒッター。ツボにハマれば一発もある。ロッテ好みの走攻守揃った野手。

解説
１位では果敢に藤浪へアタック！クジ引きで外しはしたものの、外れ１位指名の松永はきっちりと引き当てました。２位も左腕の川満。左投手は何人いても困りませんから、この指名はなかなか良いですね。３位では高校生の強打者・田村。今のロッテ打撃陣は強打者タイプが不足しており、この指名も納得です。技術がしっかりした選手なので、守備位置さえ固定されれば割合早めに一軍に出てくるのではないかと思っています。４位の加藤も、強打のスイッチヒッターは珍しいので期待したいです。
出来れば、二遊間を守れる強打者も指名したかったところですが、めぼしい選手は大体他球団が上位で指名してしまいましたね。そこは残念！

ドラフト「怪」説2012「王さんにはかなわない」その３

★阪神タイガース

１位
藤浪 晋太郎（ふじなみ・しんたろう） 投手 18歳
右投右打 197cm86kg
大阪・大阪桐蔭高
体型も投球スタイルも、ダルビッシュ有（レンジャーズ）の後継者と呼ぶにふさわしい存在。１年目から即戦力を期待したい…！

２位
北條 史也（ほうじょう・ふみや） 内野手 18歳
右投右打 177cm75kg
青森・光星学院高
甲子園には４度出場し、今夏の甲子園では４本塁打を放つ大活躍だった。身体能力の高さが持ち味で、特技は何とバック転とか。

３位
田面 巧二郎（たなぼ・こうじろう） 投手 22歳
右投右打 177cm90kg
群馬・桐生市立商業高－日産自動車－ＪＦＥ東日本
ＭＡＸ151キロの直球が最大の武器。課題だった変化球の制球が安定し、投球の幅が広がった。図太く大胆な性格もプロ向きだ。

４位
小豆畑 眞也（あずはた・しんや） 捕手 24歳
右投右打 181cm83kg
岐阜・長良高－國學院大（中退）－中部学院大－西濃運輸
守備に定評があり、特に、スローイングのフォームは無駄がなく理想的。課題の打撃が伸びれば、プロでも正捕手の座は近そう。

５位
金田 和之（かねだ・かずゆき） 投手 22歳
右投右打 184cm77kg
宮崎・都城商業高－大阪学院大
スピンの利いた直球は、数字以上の威力を感じさせる。リーグ戦では、４年春から秋にかけて６試合連続完封の離れ業を演じた。

６位
緒方 凌介（おがた・りょうすけ） 外野手 22歳
右投左打 176cm75kg
大阪・ＰＬ学園高－東洋大
身体能力の高さを生かし、走攻守にはつらつとした動きを見せる。７月に右膝の手術をしたが、順調な回復で問題なしとのこと。

解説
藤浪をクジ引きで当てた時点で、今年のドラフトは成功を約束されたようなものですね。藤浪だけでも胸一杯の所へもってきて、２位でも甲子園のスター・北條の指名に成功し、阪神ファンは狂喜乱舞だったに違いありません。３位以下でも各ポジションを満遍なく補強できて、まさに理想的な指名だったと言えましょう。
ちなみに、藤浪の指名に成功して大喜びだったのは阪神ファンだけではなく、セ・リーグの他球団ファンの方も多かったようです。確かに、近年はアマチュアのスターの投手がパ・リーグに行くことが多かったですから、セ・リーグを盛り上げるという意味でも大きな出来事ですね。あとは、順調な成長を祈るだけです…！

ドラフト「怪」説2012「王さんにはかなわない」その２

★オリックスバファローズ

１位（×藤浪晋太郎投手・大阪桐蔭高→×松永昂大投手・大阪ガス→）
松葉 貴大（まつば・たかひろ） 投手 22歳
左投左打 180cm77kg
兵庫・東洋大姫路高－大阪体育大
全身のバネを生かしたフォームから繰り出す速球と、東浜から教わったというツーシームが光る本格派左腕。制球の良さも◎！

２位
佐藤 峻一（さとう・しゅんいち） 投手 22歳
右投右打 179cm71kg
北海道・北見柏陽高－道都大
ＭＡＸ149キロの速球に加え、フォーク、スプリットなどの縦の変化球が高い評価。プロで例えると浅尾拓也（中日）が近いか。

３位
伏見 寅威（ふしみ・とらい） 捕手 22歳
右投右打 182cm86kg
北海道・東海大第四高－東海大
大学での通算打率.314、６本塁打の打てる捕手。守備も安定しており、将来のチームリーダーとしての資質も十分な即戦力候補。

４位
武田 健吾（たけだ・けんご） 外野手 18歳
右投右打 183cm74kg
福岡・自由ケ丘高
持ち前の外野守備は、打球に対する状況判断力が特に素晴らしい。打撃もシャープで「新庄剛志２世」と呼ばれる大型外野手だ。

５位
森本 将太（もりもと・しょうた） 投手 20歳
右投右打 174cm70kg
福井・福井工大福井高－福井ミラクルエレファンツ
小柄だが投球は力強く、直球はＭＡＸ151キロ。スライダーは変化が大きく、空振りした左打者の体を直撃したこともあるとか。

６位
戸田 亮（とだ・りょう） 投手 24歳
右投右打 183cm80kg
東京・大成高－高千穂大－ＪＲ東日本
投手転向が大学からで、経験の浅さ故の粗さはあるものの、ＭＡＸ151キロの直球は大きな魅力。伸びしろたっぷりの本格派だ。

育成枠
１位
原 大輝（はら・だいき） 捕手 24歳
右投右打 174cm76kg
広島・広島国際学院高－北海道東海大（現・東海大北海道）－信濃グランセローズ
守備では遠投110ｍの強肩が魅力。打撃でも４番打者を務め、打てる捕手としてアピールした。フットワークをさらに鍛えたい。

２位
西川 拓喜（にしかわ・ひろき） 外野手 25歳
右投左打 171cm68kg
静岡・三島高－白鷗大－福井ミラクルエレファンツ
50ｍを５秒８で走る俊足と、打撃センスの良さに定評がある。１位の原同様、年齢的には中堅なので、１年目から猛アピールを！

解説
昨年は野手中心の指名だったので、今年はバッテリーに焦点を絞った内容になるだろうというのは想像していましたが、全くその通りになりました。藤浪、松永とクジ引きで連続して外してしまい、どうなることかと思われましたが、それでも松葉、佐藤という前評判の高い選手を上位で指名できたのですから、悪くありません。地味ながら良い内容の指名だったと思います。
個人的には、３位で伏見を指名できたのが大きいですね。もっと上の順位で消えてもおかしくない選手でしたから、「よくぞこの順位で残っていた…ラッキー！」という感じです。長い間悩まされてきた正捕手問題が、これで一気に解決されそうな予感がしますね。

お仕事終了

現場行くのにあれだけ時間かけて、出番数秒…（笑）。ま、そんなもんだ。

関越道大渋滞

いつになったら現場に着けるかわからん！一眠りしましょうかね
(´・ω・`)

@東京都内某撮影所

今日はこれから埼玉県内某所でロケであります。撮影所の階段上ってたら汗出てきた。暑いんだか寒いんだか
(´∀｀;)

ドラフト「怪」説2012「王さんにはかなわない」その１

秋恒例、ドラフトマニアうえぽんの、受け売りと知ったかぶりと独断と偏見によるドラフト「怪」説でございます。
※年齢は、学年をわかりやすくするため、2013年４月１日現在で表します。

★横浜ＤｅＮＡベイスターズ

１位（×東浜巨投手・亜細亜大→）
白崎 浩之（しらさき・ひろゆき） 内野手 22歳
右投右打 183cm86kg
埼玉・埼玉栄高－駒澤大
高校時代から走攻守のバランスが良い大型内野手と言われていたが、大学でレベルアップに成功。特に打撃の成長がめざましい。

２位
三嶋 一輝（みしま・かずき） 投手 22歳
右投両打 176cm74kg
福岡・福岡工業高－法政大
ＭＡＸ155キロの本格派。大学ではリリーフが主な役目だったが、今秋のリーグ戦では先発としても結果を出し、評価が急上昇！

３位
井納 翔一（いのう・しょういち） 投手 26歳
右投右打 188cm88kg
千葉・木更津総合高－上武大－ＮＴＴ東日本
長身投手にしてはフォームのバランスが良く、直球のＭＡＸは148キロ。変化球も一通り持っており、即戦力として期待できる。

４位
赤堀 大智（あかほり・だいち） 外野手 25歳
右投右打 188cm91kg
静岡・掛川西高－立正大－セガサミー
阪神も指名を検討していた大型外野手。俊足強肩を生かした守りの良さが売り物で、課題だった打撃にも確実性がついてきた。

５位
安部 建輝（あべ・たてき） 投手 26歳
右投右打 179cm80kg
大阪・近大附属高－近畿大－ＮＴＴ西日本
高校、大学と目立たなかったが社会人で素質開花。ＭＡＸ147キロの速球に多彩な変化球を絡め、テンポの良い投球を展開する。

６位
宮 敏郎（みやざき・としろう） 内野手 24歳
右投右打 172cm84kg
佐賀・厳木（きゅうらぎ）高－日本文理大－セガサミー
今夏の都市対抗１回戦で逆転満塁本塁打を放ち注目を浴びた。小谷野栄一（日本ハム）タイプの、勝負強さが光る中距離打者だ。

育成枠
１位
今井 金太（いまい・きんた） 投手 18歳
右投右打 178cm78kg
広島・広島国際学院高
上半身主導の粗っぽいフォームながら威力ある速球を投げ込む本格派右腕。勝ち気な性格、マウンド度胸の良さにも定評がある。

解説
東浜をクジで外すのは織り込み済みでしたが（笑）、「１位白崎、２位三嶋」の戦略には驚きました。「１位は投手ちゃうんか」と。しかし、白崎は広島や西武も狙っていたという選手ですから、三嶋との両獲りを狙うならこの順番がベストだったんですね。「打てる野手」も補強ポイントなので、納得のいく指名ではあります。３位以降も即戦力候補に的を絞り、昨年の高校生中心指名とは真逆の路線で貫き通しました。これもまたメリハリが利いていて良いのではと思います。
欲を言えば、左投手の指名がなかったのが残念なんですが、今の横浜投手陣は利き腕云々より「抑えられる投手」が欲しいので、贅沢言ってる場合じゃないですね。

@神奈川県内某所

さて、先日の続きの撮影です。ちょこっと撮って、次の出番待ち。山奥なので外は寒い…！

ごもっとも音頭

ＤｅＮＡ高田ＧＭゲン担ぎなし「効くならシーズン中にもっと勝っている」
（Yahoo!ニュースより）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121024-00000311-tospoweb-base

…ダントツの最下位ですっかり“無神論者”となってしまった。高田ＧＭは２３日、球団事務所で「ゲン担ぎをして当たりクジを引けるくらいなら、シーズン中にもっと勝っている。最下位だったんだから効くわけがない」と投げやり気味に言い放った。…

ワタシも、ちょっと前までは、勝った時と同じ行動をしたりするゲン担ぎをしてたもんですが、ここ数年はやってもやらんでも負けるので「野球の神様なんていないんだ」と思うようになりました…。

…ＤｅＮＡの１位候補は亜細亜大・東浜、大阪桐蔭高・藤浪、東海大・菅野の３人。戦力底上げのために意中の選手をなんとしても獲得したいところ。それでも高田ＧＭは「ドラフト当日は何にもしない。勝負下着もつけない」とあらゆるゲン担ぎは避け、裸一貫で臨むという。…

一瞬、高田ＧＭが文字通りの裸一貫で会場に来る場面を想像してしまった（爆）。

さあ、運命のドラフト会議はいよいよ明日！全部生で見たいけど、お仕事が何時に終わるかだな…
(；´∀｀)