うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

火曜ビックリしたday!

2005-05-24 15:28:41 | 雑記
タイトルは、かつてニッポン放送でやっていた「歌謡ビッグサタデー」という番組のもじりですが、本文とはあまり関係がありません。あしからず。

朝起きて、メールチェックをしていたら突然電話がかかってきた。1階で母が受話器を取ったのだが、突然私の携帯電話の話をし始めて2階に駆け上がってきた。「勝手にオレのケータイの電話番号人に教えんじゃねーやいっ!」と言おうと思ったら、「妹が倒れたって!今救急車呼んでるって言ってるからアンタの番号教えてやって!」と来た。慌てて電話を代わって番号を伝え、搬送先の病院がわかったら連絡を下さいということで再び電話を待ち、その間に支度をすることにした。

妹は、現在彼氏と一緒に暮らしていて、品川にある某会社でアルバイトをしているのだが、突然激しい腹痛とめまいに襲われたらしい。電話先では今品川にいるという話だったが、会社で倒れたのか駅で倒れたのかはこの時点ではわからなかった。そもそも、誰がこの電話をかけているのかすらはっきりしなかったのだ。今から考えると、ヘタすりゃ詐欺に引っかかるようなシチュエーションだなこれは。

そうこうしているうちに今度は私のケータイの着信音が鳴り、出ると「あ、さっき電話した○○ですが…」と若い男の声がした。母が代わり、搬送先を聞いた。五反田のNTT東日本関東病院である。あそこなら昨年妹が親知らずを抜くので入院した病院だから、我々も知っているし都合がよい。さっそく家を飛び出し、タクシーを拾って病院へ急いだ。
タクシーにありがちな「目的地のすぐ手前でメーターが1つ上がる」というベタな展開で病院に到着し(2000円近くもしたんですよ。朝だから道も混んでて結構時間かかったし、一人だったら絶対自転車で行くんですけど)、受付で聞くと、産婦人科にいるという。はい?内科でなくて産婦人科ですと?母と顔を見合わせる私。ここで二人の脳裏にどういった状況が浮かんだかは、ここに書かずとも賢明なる読者の皆様にはおわかりかと思いますが(爆)、まぁそれはおいといて、おそるおそる産婦人科窓口に行くと、スーツ姿で長身のちょいとイケメンな男が椅子に座っていた。産婦人科の空気と全く合わずに浮いている。目が合うと立ち上がったところを見ると、彼が電話の主か。母は彼を見ると「あ…」と少し驚いた。「誰?知ってるの?」「あの子よ、彼氏」「えー!?」そう。妹の彼氏は苗字以外全く知らなくて、「正式」に会ったのはこれが初めてだったのである。そういえば、さっきの電話で名乗った苗字は彼氏と同じだったね、と母と話をしたのだが、まさか本人だったとは。母は彼氏と会ったことがあるはずなのだが、すっかり動転していて気付かず、単なる会社の同僚か誰かだと思っていたらしい。
3人でしばらく待っていると診察室からお呼びがかかり、やっと妹とご対面。妹と彼氏の話を総合すると、朝は全くもって元気だったのだが、一緒に通勤途中、大崎駅付近で全身から血の気が引くような感覚があり「あれ?なんかイヤな予感が…」と思っていたら、突然視界が遮られ耳も聞こえなくなり、お腹が激しく痛み出して動けなくなってしまったという。品川駅でなんとか降りたものの、彼氏の体を手探りで必死に掴み「痛いよう、痛いよう」とずーっと呻いていたらしい。で、彼氏が駅前で救急車を呼んで、病院に担ぎ込まれたと。多少顔色は悪かったが、病院に着く頃には痛みなどは治まりつつあり、点滴も注射もされなかったらしい。この後検査があり、終わって戻ってきた頃には顔色も戻って普通にスタスタ歩いていた。そして、運命の結果発表!ここで看護師さんから「中で一緒に聞きますか?」と聞かれ、迷った。産婦人科だからなぁ、いくら家族でも男に聞かれたらイヤな話が出るかも知れないよなぁ。外で待ってたほうがいいかしらん。しかし、妹の彼氏と二人っきりで待つなんて、いづらいし間が持たん!耐えられん!というわけで、妹には悪かったのだが一緒に診察室に入って話を聞かせてもらった。腫瘍や炎症などといった異常は全くなく、強度の生理痛であろうという診断が下され、特に薬を出す必要もないでしょう、ということだった。生理痛のメカニズムというのは「陣痛」と同じであると聞いたのだが、後で一緒に病院内のレストランでお茶を飲んだ時、妹は「子供産む時あんなのがくるんじゃ、痛いし怖いし産めないよ~」と怯えていた。
まぁ、結果的には「大山鳴動して鼠一匹」だったが、ホントにもう、一時はどうなることかと思ったよお兄さんは。心を落ち着かせるべく、五反田から約一時間かけて散歩がてら帰ったのだった。





帰りに立ち寄った、病院近くの雉子(きじ)神社。なんと境内の真上にビル(地上12階地下2階)が建っているという珍しいお社。2枚目の写真、屋根にキジが止まってるの、わかりますか(もちろん作り物です)。



これは西小山でのんびり日向ぼっこを楽しんでいる猫。撮ろうとしたらものすごい目つきでにらまれた。邪魔してスミマセンでした。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする