ドラフト「怪」説2014「まーたくじ引き外したのか」その４

★埼玉西武ライオンズ

１位
髙橋 光成 （たかはし・こうな） 投手 18歳
右投右打 188cm90kg
群馬・前橋育英高
「西の安樂（智大）、東の髙橋」と評された、高校球界のスター。大きな体を柔軟に使ったフォームで、球威・制球ともに良し。一軍デビューは早そう。

２位
佐野 泰雄 （さの・やすお） 投手 22歳
左投左打 178cm81kg
埼玉・和光高－平成国際大
日本人とタイ人のハーフで、生まれはバンコク。力のある直球で打者の懐をグイグイ攻めるのを得意とする。球種が豊富なのも頼もしく、即戦力の期待。

３位
外崎 修汰 （とのさき・しゅうた） 内野手 22歳
右投右打 177cm75kg
青森・弘前実業高－富士大
広角に飛ばせるパンチの効いた打撃、俊足を生かした軽快な守備・走塁は、いかにも「西武好み」な二塁手。早くプロの水に慣れて、レギュラー争いを！

４位
玉村 祐典 （たまむら・ゆうすけ） 投手 19歳
右投右打 181cm79kg
福井・敦賀気比高（卒業）
亜細亜大に進学予定だったが諸事情で取り止め、独自に練習を積んでいた。MAX148キロの直球に、スライダーやスプリットなどを絡めて三振を量産する。

５位
山田 遥楓 （やまだ・はるか） 内野手 18歳
右投右打 179cm72kg
佐賀・佐賀工業高
先天性右耳難聴のハンデをものともせず、高校では主将兼遊撃手兼投手という重責を担った。球に対する瞬時の身のこなしが良く、投げてもMAX144キロ。

育成枠
１位
戸川 大輔 （とがわ・だいすけ） 外野手 18歳
右投左打 188cm86kg
北海道・北海高
実家は競走馬を生産する牧場を営み、そのおかげか（？）、恵まれた体格に50ｍ５秒８の俊足の持ち主。公式戦での実績は少ないが、将来が嘱望される。

解説
今年は途中の監督交代もあり、最後の方まで最下位転落の危機もありと、苦戦が続いた西武なので、ドラフトも結構ガツガツした感じになるかな？と思っていたのですが、１位の髙橋を競合なしで指名できたこともあってか、あまり波風の立たないスムーズな展開のドラフトができたような気がします。穴の空いているポジションを坦々と埋め、狙った選手はほとんどジャマされずに指名できたのではないかな…という印象ですね。「ハデさはないけどなかなか悪くない」といった感じですが、個人的にはもう１人ぐらいリリーフの即戦力候補、さらに贅沢を言えば、炭谷銀仁朗がFA宣言の可能性を持っているだけに、捕手も指名できていたらなぁ、と。しかし、穴はドラフトだけで全部埋められるものではないので、他の方法による補強にも注目したいところです。

お仕事終了

たかだか１カットのためだけに、茨城県石岡市まで来てました（笑）。

移動中

今日は数秒の音録りと地方ロケのダブルヘッダー。こういうのは稼げてオイシイぞ！（笑）
写真は、１本目のお仕事前に訪れた、港区の元神明宮。神社に見えない、エラいモダンな建物やな…
(´∀｀;)

ドラフト「怪」説2014「まーたくじ引き外したのか」その３

★横浜DeNAベイスターズ

１位（×有原航平投手・早稲田大→）
山﨑 康晃 （やまさき・やすあき） 投手 22歳
右投右打 177cm83kg
東京・帝京高－亜細亜大
高校、大学と強豪校でエースを務めた。先発なら技巧的に、リリーフなら力勝負というように、局面に応じて投球スタイルを自在に変えられるのが魅力。

２位
石田 健大 （いしだ・けんた） 投手 22歳
左投左打 180cm83kg
広島・広島工業高－法政大
和田毅（カブス）に似た、投球腕をギリギリまで見せないフォームで投げる本格派。最高学年での不振が、あくまで一時的なものであれば良いのだが…。

３位
倉本 寿彦 （くらもと・としひこ） 内野手 24歳
右投左打 180cm81kg
神奈川・横浜高－創価大－日本新薬
大学では小川泰弘（ヤクルト）と同期。安定した遊撃守備には定評があり、今年に入って門田博光臨時コーチ（元・南海など）の指導で、打撃も急成長！

４位
福地 元春 （ふくち・もとはる） 投手 24歳
左投左打 182cm92kg
福岡・自由ケ丘高－九州共立大－三菱日立パワーシステムズ横浜（旧・三菱重工横浜）
MAX151キロの直球を中心に力でねじ伏せる投球は、ハマったら手が付けられない。中畑清監督からは、早くも「ハマのムーミン」と命名された…（笑）。

５位
山下 幸輝 （やました・こうき） 内野手 22歳
右投左打 173cm72kg
東京・関東第一高－國學院大
俊足強肩の三塁手。打撃は粗いがパンチ力があり、高校３年夏の甲子園では２本塁打。大学でも、今春のリーグ戦で１位指名の山からサヨナラ満塁弾。

６位
百瀬 大騎 （ももせ・ひろき） 内野手 18歳
右投左打 176cm70kg
長野・松本第一高
ドラフト関連の雑誌やサイトにもほとんど情報がなかった「隠し球」。50ｍ５秒９の足が最大の武器で、高校通算４本のランニング本塁打を打っている。

７位
飯塚 悟史 （いいづか・さとし） 投手 18歳
右投左打 186cm83kg
新潟・日本文理高
今夏の甲子園では５試合を１人で投げ抜き、チームをベスト４まで導いた。大崩れしない安定感と強靱な精神力に定評。飛距離抜群の打撃も捨てがたい！

育成枠
１位
亀井 塔生 （かめい・とうい） 捕手 18歳
右投右打 180cm75kg
京都・日星高
全国的には無名ながら、俊足強肩の捕手として５球団のスカウトがマークしていた。まだまだ技術的な精度は低いが、高い身体能力で将来が期待される。

解説
１位の有原こそくじ引きで外したものの、代わりに指名した山﨑でリカバリーできたと思いますし、２位以降の指名も補強ポイント（左腕投手、内野手、捕手）をほぼ網羅しており、「結果が出るのはまだ先だけど、近年では１番納得のいく内容のドラフトだったかな」と、個人的には思っております。１位の山﨑は先発はもちろんのこと、リリーフとしての適性もあるので、ある意味有原よりベイスターズ向きかも知れません。２位の石田に関しては、３年までの投球内容であれば１位での競合は必至であり、不調の原因がわかっていて、そこを直せる確信があっての指名ならば「お主なかなかやるな」といったところですが、実際はどうなんでしょうか（笑）。７位の飯塚は、まさかここまで残っているとは思いませんでした。来年は、右の長距離砲が欲しい…！

ドラフト「怪」説2014「まーたくじ引き外したのか」その２

★東北楽天ゴールデンイーグルス

１位
安樂 智大 （あんらく・ともひろ） 投手 18歳
右投右打 186cm87kg
愛媛・済美高
痛めた肘の回復具合が気になるが、復調すれば、将来は球界を代表する本格派になり得る可能性を持つ。故・上甲正典前監督との約束が叶って１位指名！

２位
小野 郁　（おの・ふみや） 投手 18歳
右投右打 175cm67kg
福岡・西日本短大付属高
今時の野球選手としては小柄な部類だが、投げてはMAX153キロ、打っては高校通算25本塁打というパワーが魅力。早くも二刀流での育成計画が出ている。

３位
福田 将儀 （ふくだ・まさよし） 外野手 22歳
右投右打 174cm76kg
千葉・習志野高－中央大
遠投106ｍの肩、50ｍ６秒２の足を生かした守備・走塁は即戦力級。確実性が課題だった打撃も改善の兆しがあり、今秋のリーグ戦では打率.455を記録。

４位
ルシアノ・フェルナンド （るしあの・ふぇるなんど） 外野手 22歳
右投右打 175cm79kg
群馬・桐生第一高－白鴎大
日本人の祖母を持つ日系ブラジル人で、大学通算17本塁打（関甲新リーグ歴代２位）の長打力と、遠投120ｍの強肩は一見の価値あり。貴重な大砲候補。

５位
入野 貴大 （いりの・たかひろ） 投手 26歳
右投左打 180cm78kg
高知・岡豊（おこう）高－プロ育成野球専門学院－愛媛マンダリンパイレーツ－徳島インディゴソックス
一見、軽く投げているようなフォームからMAX153キロの直球が飛んでくる。今年から本格的に先発に転向したことで、力まずに投げるコツを掴み、開眼！

６位
加藤 正志 （かとう・まさし） 投手 25歳
右投右打 173cm71kg
東京・東京実業高－鶴見大－JR東日本東北
渡辺俊介（米・独立リーグ）そっくりな、地面すれすれから球が出てくるアンダーハンド。なかなかいないタイプだけに、即戦力候補として期待される。

７位
伊東 亮大 （いとう・りょうた） 内野手 25歳
左投左打 194cm92kg
神奈川・桐光学園高－武蔵大－日本製紙石巻
元・広島の伊東昂大投手の兄。ライナーで打球を飛ばすタイプで、今年３月のスポニチ大会では５試合で３本塁打。体格の割には足が速いのも頼もしい。

育成枠
１位
八百板 卓丸 （やおいた・たくまる） 外野手 18歳
右投左打 180cm76kg
福島・聖光学院高
走攻守のバランスが良い、リードオフマンタイプ。今夏の甲子園では15打数８安打と大当たり。守備でも好プレーで、チームのベスト８入りに貢献した。

２位
大坂谷 啓生 （おおさかや・ひろき） 内野手（外野手） 22歳
右投右打 179cm83kg
青森・弘前学院聖愛高－青森中央学院大
大学では４番を務めたが「足と守備が長所」とは本人談。一塁・三塁・外野を守れる器用さもあり、粗い打撃が洗練されれば、支配下登録が見えてくる。

解説
何で毎年のように、くじを引き当てられるんですかねぇ…。ベイスターズファンとしては実にうらやましい限り、嫉妬すら覚えます（笑）。昨年の日本一から一転して最下位に転落してしまったので、肘に不安を持つ安樂よりも、別の即戦力候補に行くという策も考えられましたが、思い切りましたね。２位でも、あえて高校生の小野を指名したあたりに、目先よりも将来を見据えたチーム作りへの覚悟が読み取れます。その一方で、中位以降では即戦力候補に的を絞ってきました。４位のフェルナンドと７位の伊東は、今のチームに絶対的に不足している長距離砲として、早い時期から出てきてもらいたいところです。その他の指名された選手たちも、割と特徴がはっきりしたタイプが多いので、その特徴をしっかり伸ばしていければ、活躍が期待できるでしょう。

ドラフト「怪」説2014「まーたくじ引き外したのか」その１

秋恒例、ドラフトマニアうえぽんの、受け売りと知ったかぶりと独断と偏見によるドラフト「怪」説でございます。
※年齢は、学年をわかりやすくするため、2015年４月１日現在で表します。

★東京ヤクルトスワローズ

１位（×安樂智大投手・済美高→）
竹下 真吾 （たけした・しんご） 投手 24歳
左投左打 180cm82kg
福岡・八幡高－九州共立大－ヤマハ
制球はややアバウトながら、腕を鋭く振って投げ込む直球はMAX150キロ。今年の都市対抗ではHonda鈴鹿の補強選手として２試合に登板、無失点の好投。

２位
風張 蓮 （かざはり・れん） 投手 22歳
右投右打 185cm86kg
岩手・伊保内高－東京農業大北海道オホーツク
高校時代から本格派として注目されていたが、大学４年間で足腰が強化され、ベストボールが低めに決まるようになった。当然、即戦力の期待がかかる。

３位
山川 晃司 （やまかわ・こうじ） 捕手 18歳
右投右打 184cm86kg
福岡・福岡工業大城東高
遠投115ｍの強肩に加え、二塁送球は最速1.76秒というのだからスゴい。甲子園出場こそならなかったが、打撃も力強い大型捕手として、将来性に期待！

４位
寺田 哲也 （てらだ・てつや） 投手 27歳
右投右打 185cm92kg
栃木・作新学院高－作新学院大－新潟アルビレックスBC－香川オリーブガイナーズ
キレのある直球と多彩な変化球を駆使し、ゾーンを幅広く使う投球が身上。剛球派ではないがフォークがあるので、いざとなれば三振も狙えるのが強み。

５位
中元 勇作 （なかもと・ゆうさく） 投手 26歳
左投左打 178cm73kg
広島・竹原高－近畿大工学部－伯和ビクトリーズ
変則的なモーションで打者のタイミングを狂わせる技巧派。今年の都市対抗ではJR西日本の補強選手として１試合に登板している。中継ぎの即戦力候補。

６位
土肥 寛昌 （どひ・ひろあき） 投手 24歳
右投両打 181cm88kg
埼玉・埼玉栄高－東洋大－Honda鈴鹿
親類に西武・土肥義弘投手コーチ（新任）がいる。リストを利かせて投げる直球と多彩な変化球に定評があり、特に左打者の外に逃げるシュートが絶品！

７位
原 泉 （はら・いずみ） 外野手 22歳
右投右打 190cm95kg
鹿児島・喜界高－第一工業大
高校では投手で、MAX142キロの直球に加え、ナックルを投げる器用さが注目された。パワーとうまさを兼ね備えた打撃で、将来のチームの主砲を目指す。

育成枠
１位
中島 彰吾 （なかしま・しょうご） 投手 22歳
右投右打 178cm72kg
福岡・大牟田高－福岡大
高校時代から直球のMAXは140キロを超え、大学では150キロまで到達した。リリーフでの登板が中心のため、大学通算１勝止まりだが、潜在能力は高い。

解説
今年は、12球団の中でもトップクラスと言われる打線を擁しながらも、味方が打つ以上に打たれる投手陣がネックとなり、２年連続最下位の屈辱を味わってしまったヤクルト。当然、指名は投手中心です。１位で安樂をくじ引きで外してしまったこともあり、見た目はちょっと地味な感じですが、１位・竹下、２位・風張は、他球団も１位指名候補に推しており、２枚獲りできたのは良かったと思います。中位以降では、少々年齢が高めの選手も躊躇なく指名して、厚みを加えようとしている明確な意思が見えました。欲を言えば、素材型の内野手も１人ぐらい指名して欲しかったところでしょうか。一軍の華々しさに隠れていますが、３人が退団したので、人数的には実はかなりギリギリ（11人）なんです。来季はケガ人が出ないように祈りたいところですが…！

お土産

毎年ほとんど何も買わずに帰るので、たまには…と思って「方向幕タオル」買いました。「新宿西口」（現・新宿駅西口）「阿佐谷駅」（現・阿佐ヶ谷駅）という旧式表示が泣かせます。「小茂根」行きなんかもうないし（笑）。

中目黒「芝松」

地元に向かうバスに乗り込んだ途端にチチから「中目黒集合！」の連絡が。あと１分早く連絡をよこして欲しかった…
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この前はみそ味で、今回は醤油味！

関東バス武蔵野営業所名物

玄関乗り付け乗務員交替。

関東バス・フレンドまつり

関東バスも流行に乗って、ゆるキャラ「かんにゃん。」を登場させましたぞ（笑）。