西田凌佑がIBFを制しバンタム級世界王者は3団体が日本人に


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20240504-0301

 昨日エディオンアリーナ大阪で行われたIBFバンタム級タイトル
マッチは、エマヌエル・ロドリゲスに挑戦した西田凌佑が3-0の
判定勝ちで9戦目で世界王者となった。

 立ち上がりから鋭いジャブを浴びせていたが4Rに左ボディでダウ
ンを奪うと5R以降ロドリゲスが強烈な右を中心にヒットして反撃す
るが、西田も終盤接近戦から負けずに打ち返して一歩も引かない打
ち合いの末に判定に持ち込まれ115ー112が2人、117ー110が1人の
3-0での判定勝ちとなったのだ。

 これでバンタム級4団体のうち3団体を日本人王者が占めるという、
凄い状況になった。

 王者エマヌエル・ロドリゲスはスコットランドで井上尚弥にKO負
けしているが得意のカウンターで世界王座を2度獲得した実績がある
一方、西田はプロ入り8戦でディフェンスは巧いが1KOとパンチ力が
世界相手には厳しい状況だからパンチのないのを王者が判断した時
点で打ち合いに持ち込まれ判定か終盤ストップ負けというのが主な
予想だった。

 ところが試合が始まると西田は自ら距離を詰めてカウンターを食
わないポジションでボディを中心に攻め、4Rに左ボディブローでダ
ウンを奪う。

 ここで一気にと行きたいところだがロドリゲスも右を中心に反撃
し打ち勝つ場面も度々見られ、西田も距離を取るかと思ったが負け
ずに打ち返す熱い展開となり一進一退の攻防の末に最終ラウンドの
ゴングを聞いた。

 西田はKO勝ちは1試合のみだが3戦目で世界挑戦経験者の大森将平、
4戦目では元世界王者の比嘉大吾に判定勝ちするなど国内の強豪を次
々と破って世界1位までランキングを上げての挑戦で2度世界王者に
なったロドリゲスにもダウンを奪っての判定勝ちし終に世界王者に
なったわけで見事なタイトル奪取と言えるだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 川島郭志の世... 鯉のぼりに憧... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。