W杯>五輪がサッカー界の常識

 ドイツで開催されているサッカーヨーロッパ選手権=EURO 2024
に出場しているフランス代表のエース キリアン・エムパペが、7月
26日から開幕するパリ五輪にオーバーエージ枠での出場を否定した
ようだ。

 一方カタールW杯で優勝したアルゼンチンもエースのリオネル・
メッシ
もパリ五輪への出場を否定しており、こちらも6月20日から
始まる南米選手権=コパアメリカへの出場を優先するためという
もので年齢的にも短期間に国際試合への出場は厳しいだろう。

 こうしてみるとワールドクラスの選手はクラブスケジュールと
大陸選手権を優先し、五輪出場は2の次になっているのが分かる。

 そういえば28年前のEURO96に出場したイタリアがグループス
テージで敗退した時に日本のメディアは‘これで
アレクサンドロ・
デルピエロをアトランタ五輪で見られる!’と色めき立ったのだが、
監督のパオロ・マルディーニは`デルピエロはフル代表の選手でU
23の試合などには出場しない’とあっさりアトランタ五輪出場を
否定した。

 つまりサッカー強豪国にとって五輪の男子サッカーは所詮U23
大会に過ぎずフル代表の選手を起用する事に関しては否定的だし、
重要なのは契約金をもらうクラブチームでのプレーなのだが前述
したように96年あたりからサッカー界では常識になっている。

 だから久保建英にパリ五輪への出場を望むのは意味がないし、
いかにも本人が出場したいような報道は世論誘導といったタチの
悪い手段だろう。

 大事なのは所属クラブ&W杯であって、五輪ではないという
サッカー界の常識をマスゴミはいいかげん認めるべきだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« いいかげん投... 宇宙戦艦ヤマ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。