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50年前の夏の甲子園は

 今から50年前の夏の甲子園は55回の記念大会で、5年に1度の1県 から1校が出場できる大会(東京は1校)だった。  何と言っても怪物江川卓を擁する作新学院が春に続いて出場する ので春がベスト4だったので‘今度こそ’と思われる一方、後年江川が 言うには作新は投手依存度が高く優勝は難しいと思い夏は西日本の 学校が強いだろうとの事だった。  優勝候補としては作新学院・銚子商・静岡・北陽・広島商・今治 西あたりが挙げられていたわけだが、春の優勝校である横浜が予選 敗退したのが物足りないところだったようだ。  結果的に翌年夏から金属バットが導入されるため木製バット使用 の最後の大会となり、オールドファンからは最も高校野球らしかっ た大会と評価されている。 . . . 本文を読む
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43年前の福岡県予選決勝の再戦は

 雨で順延されていた今年の夏の甲子園福岡県予選が今日から開幕 したのだが、北九州市民球場では9:00からの第1試合で嘉穂が田川 に7-0と7回コールドで勝って初戦を突破した。  このカード実は43年前の夏の福岡県予選決勝戦のカードで会場も 当時と同じ北九州市民球場だったから個人的に注目していたのだが、 結果は地力に勝る嘉穂が2回に2点を先行し5回にも2点を追加して迎 えた7回に2アウト満塁から3番が走者一掃の2ベースで7-0となり7 回コールドとなったのだ。  田川としては2回表に1アウト3塁のチャンスでスクイズを外され 先取点を奪えず、その裏に2点を取られたので2回の攻防が明暗を分 けた形だ。 . . . 本文を読む
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40年前は池田高校の黄金時代

 6月に入ると蚊の出没が目立ち始めるため、痒み止め軟膏などの CMが流れる時期だが38年前に藤田まことが`IKEDA’と記された野球 のユニフォームを着用し並んで‘校歌ぁ~’の号令と共に‘ムヒが丘に 痒みを止めて、池田&池田模範堂’と歌うムヒのCMがあった。    この時にムヒを作っている会社が池田模範堂というのが分かった のだが当時、徳島の池田高校が水野雄仁や江上光浩らを擁し82年夏 と83年の春の甲子園で優勝しており夏の優勝も確実視されていたな ど強かったので池田つながりにあやかったCMだったわけだ。  つまり池田高校の強さは際立っており全国区の知名度だったため、 そういったCMを作られていたのだ。 . . . 本文を読む
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2023夏の甲子園福岡県予選の組み合わせ決まる

 今年の夏の甲子園福岡県予選の組み合わせ抽選が、6月23日に 行われ参加135校の対戦が決まった。  今年の福岡は混戦模様で昨秋の九州大会予選では優勝・西日本 短付&準優勝が東福岡で九州大会では2校とも準々決勝で敗れ選抜 出場ならず、今春は福大大濠が優勝し西日本短付が準優勝で九州 大会は共に準決勝に進出しているのを見ると実績的に西短が筆頭 的な感じで大濠と東福岡らが続くようだ。  一方で昨年春夏甲子園に出場した九州国際大付が今年に入って 今ひとつだが、昨年の中心打者だった佐倉やエースの池田らを擁 しているので地力はあるはずだしピークを夏に合わせている感も 拭えない。 . . . 本文を読む
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春の九州王者・有明は夏の甲子園に届くか?

 いささか旧聞だが今年の春の九州大会で、熊本1位の有明が初優 勝を飾った。  毎回各県持ち回りで行われる九州大会の開催県は今回は熊本で、 城北や文徳に勝って優勝した有明は初戦で宮崎1位の日南学園に終 盤の追い上げを凌いで7-5と逃げ切る。  準々決勝で選抜出場の大分商に4-1で勝つと準決勝では福岡1位 の福大大濠に3-2と逆転勝ちし、決勝でも大分1位の大分舞鶴に16 ー3で快勝しての初優勝だった。  今大会の有明は吉田と稲岡という2人の投手を交互に投げさせる 形で4試合を勝ち進んでいるし、県大会でも連投したのは準決勝& 決勝の吉田のみという陣容だ。 . . . 本文を読む
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山梨学院・吉田洸二監督は令和版・原貢?

 先日行われた春の選抜高校野球は山梨学院が、報徳学園に勝って 山梨県勢初優勝を果たした。  その山梨学院を率いたのが吉田洸二氏で長崎の清峰で優勝経験が あり、九州出身で2校にまたがっての優勝というのは三池工と東海 大相模で優勝した原貢氏を思い出す。  原貢氏と共通するのは私立校だけでなく地方の公立校でも優勝し ているわけで人材に恵まれないチームを勝たせられるのは大変だと 言われる一方、恵まれた人材を使いこなすのも意外に大変なわけだ から両方の要素を持ち合わせているのが分かる。  原氏は甲子園通算37勝なのに対し吉田氏は現在21勝だから、果た して原氏越えなるか?という興味も出て来た。 . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第12日

 決勝戦は山梨学院ー報徳学園というカードになった。  決勝戦の焦点は5試合全てを投げている山梨・林に対し継投で勝 ち上がってきた報徳という対照的な戦い方をしてきた両校だから、 連投となる林が大阪桐蔭相手に0-5から逆転勝ちした報徳打線を 抑えられるか?報徳は継投のタイミングを間違えないようにする のが重要になって来る。  ジンクス的な話をすると報徳学園は決勝戦では負けなしで兵庫 勢と山梨勢の選抜での対戦は3勝3敗で、報徳も97年に日大明誠に 勝っている。  一方の山梨の吉田洸二監督は清峰高校の監督時代に報徳に勝っ ており、06年と09年のWBC優勝イヤーにいずれも決勝進出し09年 には優勝しているのだが今年WBC優勝しているので果たして? . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第11日

 準々決勝から1日休日を挟んで行われる準決勝は第1試合が山梨 学院ー広陵の関東ー中国の王者対決で、第2試合は大阪桐蔭ー報 徳学園という昨年の近畿大会決勝のカード。  関東王者対中国王者の第1試合は相性的には広陵は山梨県勢に 全勝しているのをはじめ広島県勢は山梨県勢に相性がいいという 事もあるし、選抜に強い広陵という要素を考量すると広陵有利は 動かしがたいし山梨は1回戦から出ている事もありエース林のコ ンディションがどうなるか。  第2試合は先述したように昨秋の近畿大会決勝の再戦だが兵庫 県勢は大阪県勢に相性が悪く、報徳も08年夏の準々決勝で大阪 桐蔭に敗れているのだが2試合連続タイブレークでのサヨナラ勝 ちの勢いを報徳が生かせるか。 . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第10日

 大会の華・ベスト8=準々決勝が行われる大会10日目の注目カー ドは第4試合の報徳学園ー仙台育英。  2試合連続で二桁安打を放ち3回戦ではサヨナラ勝ちしている報徳 打線が、仙台育英の投手陣を打ち込めるか。  関東勢同士の対戦となった第1試合は関東大会優勝校の山梨とベ スト8の作新の対戦で、実績があって3回戦で壮絶な打ち合いを逆転 2ランで制した作新が山梨相手にどこまで打ち合いに持ち込めるか。  第2試合は関東 準優勝の専大松戸と中国王者の広陵の対戦で、松 戸の平野と広陵の高尾両投手が2試合連続で投げており3試合目に 登板するのか?もしくは2番手同士の対決になるのか?2番手同士 になると松戸の2番手と広陵打線が注目だ。 . . . 本文を読む
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高野連のナイトゲームアレルギーがなくなりつつある?

 今年の選抜高校野球は朝方まで雨が降り続いたので開会式の時間 を1時間半遅れの10:30に始めて、開幕戦も12:00からにしたのだ が驚いたのは第3試合までしっかり行った事。  そうなると第3試合の大垣日大ー沖縄尚学戦は17:00開始予定と いう事からナイトゲームは避けられないわけだが、しっかり早めに 点灯して行ったわけで昭和の高野連なら開会式だけ行うか2試合の みで終わらせるなど極力ナイトゲームを避けようとしていたのに… と思った次第。  その兆候は一昨年の21年夏の大会3日目が台風の影響で3日連続 で順延された影響から、第1試合11:00開始で4試合行ったのを思 い出す。 . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第9日

 ベスト8が出そろう大会9日目の注目カードは、第4試合の龍谷 大平安ー仙台育英戦。  初戦で2アウトランナーなしの状況から5連打で逆転勝ちするな ど、集中力がある平安打線が育英投手陣を攻略できるか。  第1試合は優勝候補の大阪桐蔭打線に初戦で2安打完封した能代 松陽の森岡が、どこまで抑えられるかで雨で休養日が1日増えたと いうのがプラスに作用するか。  第2試合は2試合の自責点が2の沖縄尚学・東恩納に、東海大菅生 打線がどれだけ打てるかで第1試合同様に1日順延した影響がどう 出るか。  第3試合は健大高崎の機動力を封じて勝った報徳と高松商を振り 切った東邦という伝統校同士の対戦で、月並みな話で言えば先取 点がモノを言うと思われる。 . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第8日

 ベスト8の半分が決まる大会8日目の注目カードは、第2試合の 高知ー専大松戸戦。  古豪と新鋭の対戦でもあるのだが初戦の常葉菊川戦で完封勝ち した松戸・平野に対し、履正社戦でワンチャンスを生かして逆転 勝ちした勝負強さが高知にはあるので平野と高知投手陣の対決で もある。  第1試合は初戦を完封勝ちした光・升田と山梨打線というのが 焦点の一方で、氷見戦から中1日の山梨学院のコンディションが カギを握るだろう。  第3試合は初戦で社打線を抑え込んだ改正の投手陣と真鍋を中 心にした強打の広陵打線の対決だろうが、二松学舎打線を完封 した広陵の投手陣を海星打線がどこまで攻略できるか。 . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第7日

 出場36校が出揃う大会7日目は第3試合から3回戦に入るのだが、 注目カードは第2試合の東邦ー高松商戦。  1回戦不戦勝だった高松商が初戦を突破した東海王者の東邦と対 戦するのだが地力以上に待たされた日程が高松商にどう影響するか も注目だが、両行は46年前の77年夏に対戦し1年生エース=バンビ 坂本が高松商打線を2点に抑え9-2で快勝している。  第1試合は九州と北海道王者の対戦だが、コチラも1試合こなして いる沖縄に対し待たされたクラーク国際への影響がどう出るのか。  第3試合は大分商に打ち勝った作新学院と智弁和歌山に逆転勝ちし た英明の対戦で、作新の速攻に対して英明がどこまで粘れるかとい う展開になりそうだ。 . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第6日

 雨で1日順延された大会6日目の注目カードは、第1試合の健大高 崎ー報徳学園戦。  お家芸の機動力を駆使して関東ベスト4の健大高崎と、近畿準優 勝で決勝では大阪桐蔭相手に0-1の接戦を演じた報徳学園との対戦。  特に報徳が誇る強肩捕手・堀が健大高崎の機動力を封じられるか というのが最大のカギで、特に昨秋8試合で8盗塁している増渕の出 塁にも注目。  第2試合は21世紀枠の氷見と開幕戦を勝った山梨学院の対戦で、 強打の山梨学院打線を氷見のエース青野がどこまで抑えられるか。  第3試合は初戦で北陸に逆転勝ちした高知と強打を誇る履正社と の対戦で、高知の投手陣が履正社の強打をどこまで抑えられるか が焦点だろう。 . . . 本文を読む
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2023選抜高校野球:第5日

 大会5日目の注目カードは、第2試合の常葉菊川ー専大松戸戦。  東海と関東の準優勝校同士の対戦で共に左右のエースを擁する チーム同士の投げ合いが期待されるのdが、選抜優勝経験のある 菊川が選抜初勝利を狙う松戸より少しばかり有利か。  第1試合は中国地区準優勝の光と初出場の彦根総合の対戦で、 ほぼ全試合完投した光の升田を彦根打線が捉えられるか。  第3試合は東京王者の東海大菅生に21世紀枠の城東が挑む形で 機動力を武器にした城東に対し、エースの日當がゆさぶりに耐え られるか。 . . . 本文を読む
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