2023選抜高校野球:第6日


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-230324-202303240000126

 雨で1日順延された大会6日目の注目カードは、第1試合の健大高
崎ー報徳学園戦。

 お家芸の機動力を駆使して関東ベスト4の健大高崎と、近畿準優
勝で決勝では大阪桐蔭相手に0-1の接戦を演じた報徳学園との対戦。

 特に報徳が誇る強肩捕手・堀が健大高崎の機動力を封じられるか
というのが最大のカギで、特に昨秋8試合で8盗塁している
増渕の出
塁にも注目。

 第2試合は21世紀枠の氷見と開幕戦を勝った山梨学院の対戦で、
強打の山梨学院打線を氷見のエース青野がどこまで抑えられるか。

 第3試合は初戦で北陸に逆転勝ちした高知と強打を誇る履正社と
の対戦で、高知の投手陣が履正社の強打をどこまで抑えられるか
が焦点だろう。

 第1試合:健大高崎 2-7 報徳学園

 1回に高崎は内野安打で出塁した1番を送り2アウト後4番のタイ
ムリーで先制すると、直後の2回に報徳は1アウト後2安打と四球を
挟んで満塁から2アウト後9番以下3者連続四球で3連続押し出しと
なり3-1と逆転。

 4回にも9番がヒットで出塁すると2番が死球で1・2塁から3番&
4番の短長打で2点追加したのに対し、2回以降得点できなかった
高崎も7回に6番&7番の長短打でノーアウト1・3塁から8番の犠牲
フライで1点返し1番も歩いて1・2塁と攻めるも1点止まり。

 直後の8回に報徳は四球で出塁した1番が2アウトで3塁に進み、
4番の2ランで7-2として勝負を決めた。

 1点先取した直後の2回表の3連続四球による押し出しの3点で、
完全に報徳が流れを掴んだ形だ。

 第2試合:氷見 1-4 山梨学院

 1回に氷見は2アウト後3番が2ゴロエラーで出塁し4番&5番の連打
で先制するが、2回に山梨は4番の3ベースと5番の内野安打で追い付
くと盗塁とバントで3塁に進み7番のタイムリーで勝ち越し。

 さらに山梨は4回に2ベースで出塁した5番をバントで送り6番の1
ゴロでホームを突いた3塁ランナーを刺すが遊フライ落球で1点追加
すると、8回には4番が四球で出塁し牽制悪送球で3塁に進むと1アウ
ト後6番のスクイズで4点目を挙げ粘る氷見を振り切った。

 ヒット数は山梨6本に対し氷見は7本で共にエラーが得点に絡んで
おり、氷見のミスが痛いところで出たという感じだった。

 第3試合:高知 3-2 履正社

 2回に高知は5番が三振振り逃げで出塁すると6番&7番が連続四球
でノーアウト満塁からスクイズを外されるも暴投で先制したのだが、
3回に履正社も2アウトから1番がヒットで出塁しミスで2塁に進むと
2番のタイムリーで追い付き8回には2番&3番の連打でノーアウト1・
3塁から4番の犠牲フライで勝ち越す。

 その裏にノーヒットの高知は先頭の7番がヒットで出塁しバント
で2塁に進めると連続四球で満塁から2アウト後、3番がセンター前
に落とし3-2と2点を挙げ9回の履正社の反撃を凌いで逆転勝ち。

 3人の投手リレーで履正社の攻撃を凌いだ高知が1チャンスを生か
して逆転勝ちしたのは見事で、履正社にすると8回に犠牲フライで
勝ち越した後2アウト満塁まで攻め立て追加点が取れなかったのが
明暗を分けた。

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