山梨学院・吉田洸二監督は令和版・原貢?

 先日行われた春の選抜高校野球は山梨学院が、報徳学園に勝って
山梨県勢初優勝を果たした。

 その山梨学院を率いたのが吉田洸二氏で長崎の清峰で優勝経験が
あり、九州出身で2校にまたがっての優勝というのは三池工と東海
大相模で優勝した原貢氏を思い出す

 原貢氏と共通するのは私立校だけでなく地方の公立校でも優勝し
ているわけで人材に恵まれないチームを勝たせられるのは大変だと
言われる一方、恵まれた人材を使いこなすのも意外に大変なわけだ
から両方の要素を持ち合わせているのが分かる。

 原氏は甲子園通算37勝なのに対し吉田氏は現在21勝だから、果た
して原氏越えなるか?という興味も出て来た。

 吉田氏が率いてきた清峰は05年夏に初出場し春夏連覇を狙ってい
た愛工大名電に延長で勝つと、前年選抜優勝&夏準優勝の済美にも
完勝し大阪桐蔭にも食い下がる見事な戦いを見せていた。

 翌06年春には岡山東商・東海大相模・PL学園ら甲子園での優勝経
験校に勝っての準優勝を果たし、3年後の09年春には箕島や報徳学園
に勝ち決勝では花巻東に勝って長崎県勢初優勝を飾る。

 ただ当時のコラムによると清峰は後に佐世保実や大崎を率いて甲
子園出場した清水央彦氏とのコンビだったから強く、清水氏が09年
度から佐世保実に移って以降清峰は甲子園出場がなく13年に母校の
山梨学院の監督に就任してから前回まで春夏合わせて9回出場して
いるものの2勝したのみだから吉田氏単独ではダメなのか?と思っ
たりしていた。

 それが今回6勝を挙げて山梨学院で一気に8勝目、通算で21勝目を
挙げているので今後は原氏の37勝に並べるか?という興味がある。

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