2023選抜高校野球:第12日


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-230401-202304010000325

 決勝戦は山梨学院ー報徳学園というカードになった。

 決勝戦の焦点は5試合全てを投げている山梨・林に対し継投で勝
ち上がってきた報徳という対照的な戦い方をしてきた両校だから、
連投となる林が大阪桐蔭相手に0-5から逆転勝ちした報徳打線を
抑えられるか?報徳は継投のタイミングを間違えないようにする
のが重要になって来る。

 ジンクス的な話をすると報徳学園は決勝戦では負けなしで兵庫
勢と山梨勢の選抜での対戦は3勝3敗で、報徳も97年に日大明誠に
勝っている。

 一方の山梨の吉田洸二監督は清峰高校の監督時代に報徳に勝っ
ており、06年と09年のWBC優勝イヤーにいずれも決勝進出し09年
には優勝しているのだが今年WBC優勝しているので果たして?

 山梨学院 7ー3 報徳学園

 立ち上がりから報徳は1番が2打席連続で歩き1回は2アウト3塁
まで攻め込むが得点できず、一方の山梨も1回に2アウトから3番
がヒットで出塁するも3回まで0-0の展開。

 均衡が破れたのが4回で3番が内野安打で出塁すると4番もヒッ
トで続き5番が送って2・3塁から投手がバランスを崩すボークで
先制すると、直後に6番のタイムリーで2点目を挙げ2-0とリード
を奪う。

 ところが5回に1アウトから7番が歩くと8番の2ベースで2・3塁
とし9番の2点タイムリーで追い付くと1番&2番の連打で勝ち越し、
更に3番の2ベースで2者が返って5点目を挙げ2アウト後5番の2ラ
ンで一挙に7点を挙げ大逆転。

 反撃したい報徳は8回に1番&2番の連打でチャンスを作るが内野
ゴロ2つで1点返すものの、5回の7点は大きく7-3で山梨の優勝が
決まった。

 終わってみると山梨学院の打ったヒットは7本で、報徳の6本と
1本しか変わらないが7安打中6安打を5回に集中した形で一挙7点
のビッグイニングを作ったのが最後まで効いた。

 山梨は準々決勝の3回に7点、準決勝の9回に5点、そして決勝の
5回に一挙7点とビッグイニングを作る集中打が出たのが印象的で
見事な優勝だった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 夢授業での も... シン・仮面ラ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。