2023選抜高校野球:第11日


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-230331-202303310000235

 準々決勝から1日休日を挟んで行われる準決勝は第1試合が山梨
学院ー広陵の関東ー中国の王者対決で、第2試合は大阪桐蔭ー報
徳学園という昨年の近畿大会決勝のカード。

 関東王者対中国王者の第1試合は相性的には広陵は山梨県勢に
全勝しているのをはじめ広島県勢は山梨県勢に相性がいいという
事もあるし、選抜に強い広陵という要素を考量すると広陵有利は
動かしがたいし山梨は1回戦から出ている事もありエース林のコ
ンディションがどうなるか。

 第2試合は先述したように昨秋の近畿大会決勝の再戦だが兵庫
県勢は大阪県勢に相性が悪く、報徳も08年夏の準々決勝で大阪
桐蔭に敗れているのだが2試合連続タイブレークでのサヨナラ勝
ちの勢いを報徳が生かせるか。

 第1試合:山梨学院 6ー1 広陵 

 1回に広陵は2ベースで出塁した1番を贈った後1・3塁から4番
の犠牲フライで先制すると、2回に山梨も4番のヒットから暴投
などで1アウト3塁とし6番の犠牲フライで追い付き以降は両投
手が打たれながらも踏ん張る展開でイニングが進む。

 特に広陵は毎回安打で勝ち越せず、山梨も7回に2アウトから
2ベースで出塁した6番が7番のヒットでホームを突くが好返球で
刺され1-1は変わらず。

 迎えた9回にヒットで出塁した2番をバントで送り4番のタイム
リーで勝ち越すと、6番&7番の連続長打に3連打で一挙に5点を挙
げ勝負を決めた。

 6回までは広陵が押す形で特に3回に9番&1番のヒットで1アウト
1・3塁で3番&4番が連続三振に倒れたのが大きく、以降は8回まで
ノーアウトのランナーが出たのは6回のみでシングルのみというの
が勝敗のアヤだったかもしれない。

 第2試合:大阪桐蔭 5-7 報徳学園

 桐蔭は3回に2つの四球などで2アウト2・3塁から3番のタイムリー
で先制すると連続四死球で2点目を挙げ、6番&7番の連打で2点追加
し5点をリード。

 ところがその裏に報徳は7番&8番の短長打と3ゴロ内野安打で1点
返すと2番の犠牲フライで2-5とし、7回には5番&6番の連打から7
番が2ベースを放ち1点差に追い上げ更に8番の内野安打で1・3塁か
ら9番がレフト前に落として遂に5-5と追い付く。

 そして8回には四球で出た2番を4番の2ベースで返し、2アウト3塁
から6番の内野安打で貴重な追加点を挙げ7-5で逆転勝ち。

 2回に4つの四死球を足場に5点入った時点で桐蔭の勝ちパターン
かに思われたが、その裏すかさず2点を返し3回以降連打を許した
のは5回のみで それも2アウトから。

 逆に言えば桐蔭は4回以降追加点が取れずエースの前田へのスイッ
チが7回1点差でノーアウト1・3塁では厳しいものがあったのを考え
ると、やはり継投は難しいし代えるとすればイニングの頭からとい
うのを改めて実感した試合だった。

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