とうとう息子が31日に旅立った。
大学の入学式が4月2日と予想以上に早く、私は休みを3,4,5日に取っていたので、全く噛みあわず、一緒に行けなかった。
代わりにカミさんが付き合って今、現地にいる。
私が単身で自宅を離れる事は良くあるけど、カミさんと息子が両方とも家にいないというのは、初めてで家はなんだかガランとしている。
なんたって、11歳の娘と2人っきりでは寂しい事限りなし。
家族の一員がいなくなるというのはこういうことかって、改めて実感した次第。
頭で分ってはいたものの、実際、ホントにポッカリ心に穴があくっていう感じだねぇ。
もっとも死んだわけじゃないから、いつでも会えるんだけど、傍にいてこその存在ってのは確かにあるよね。
それにカミさんも入学式を終えたら、今日帰ってくるし、この日常にもすぐ慣れるだろう。
旅立つ前に息子に教えたこと。
ネクタイの結び方とノートパソコンの設定の仕方くらい。
サラリーマンになればイヤでも毎日結ぶネクタイも、最初は戸惑うよね。
息子のぎこちない手つきに、自分の時の事を思い出そうとしたけど、全然覚えてなかった。笑
カミさんは女の子との付き合い方を教えるように、私に耳打ちしていたけど、結局果たせぬじまい。
そんな事は今更って感じだし、照れくさくてどう説明していいか分んないよ。
要は”妊娠させるなよ”だし、”同棲はいいけど簡単に結婚はするな”の2か条しかないって思うんだけどねぇ。
その辺は要領良くやるだろう、多分・・・・・。
出発当日の玄関先
”じゃあな、気をつけて。”
”うん、わかった。 行ってくる”
短い言葉をお互い掛けあって、別れた。
行く息子の方はちょっとそこまでという感覚に違いないが、見送る方はもう戻らないかもしれないって思うからとても切ない。
今思えば、33年前に私が実家を出た日もこんな感じだったのかなぁ。
親は切ないですなぁ、子を持って知る親の気持ち、しみじみ分かった気がする。
まぁ、とにかく頑張れよ、わが息子!
お祝いの言葉ありがとうございます。
今なら、素直に受取れます。 笑
やっと冷静に現実を受け入れる事が出来るようになりました。
yagiさんとこも色々あったんですね。
息子さんが最終的には親の言う事を聞いてくれてよかったですね。
少なくとも、この場合はその判断は正しいと思いますよ。
若い内は色々考えや志望は変わるものですから、柔軟に変えられる進路を取るべきだと思います。
私はいいカッコして、子供の意思を尊重ばかりしてたんで、こんな結果になってしまいました。 (^-^;
もっと地元にと洗脳しておけば良かったと思っても時既に遅しですよ。
まぁ、娘はそうならないように今から言い聞かせてますけど、どうなることやら。
それにしても、yagiさん鋭いですね。
図星ですよ、息子は沖縄へ行きました。
琉球大学です。
飛行機で3時間掛かります。
とてつもなく遠い所へ行っちゃいました。 涙
”おめでとうございます。”
前から、書き込みしようと思っていたんですけど、
なかなかタイミングが合わず、今日になってしまいました。
実は、うちの三男も高校の進学先でもめていたんです。
三男は工業高校に行きたいと意思表示してたんですけど、
うちのカミサン、普通高校に行かないと進学(大学)がおぼつかないと言い出して…。
私としては、好きなようにやらせたいと思っていたんですけどね。
結局、私が秋田に来てる間に、三男がカミサンに押し切られて(?)普通高校に願書を変更して…合格したわけですが。
まあ、ここにも子供の合格を素直に喜べない親が一人います(苦笑)
『親としての責任』『子供の自分の人生に対する責任』
(私の場合は、前者がちょっと弱いのかも…)
なので、自分の意思を通した、こだわりさんの長男にエールを送ります。
…で、福岡より遠い所ってどこなんですか?
沖縄しか思い浮かばなかったんですが。
そうそう、子供の旅立ちは寂しいですよね、来年は次男です。
でも、うちの場合は進学は地元か隣県と洗脳してますからね。大丈夫です(笑)
東京農大のキャンパスが網走にあるんですか。
知りませんでした。
自立する子供とそれを見送る親との関係は、全く仰る通りですね。
寂しいですけど、これは必ず通る道ですもんね。
>前しか見て無いし帰る場所もあるからそんな大げさな事じゃないんですよね
若い時ってのは、それが普通なんでしょうね。
私もせいぜい息子をダシにして、何度も遊びに行こうかなぁ。
そんなもんです。
元々会話が少なかったし、今更色々クドクド言う事もないし、あっさりした見送り方でした。
今までが抑圧された高校生活でしたから、せいぜい好きなように大学生活を楽しんでもらいたいものです。
人に迷惑をかけず、後悔のないものなら、何をしてもいいと思ってますから・・・。
皆さんの大切なお子さんを預かる街となっています
blogやTwitterを通じて知り合う農大生の親御さんは皆
こだわり倶楽部さんと同じような寂しさを感じてますよね
(たまに息子をダシにして何度も網走に遊びに来る猛者も居ますけどね)
でも子供にしてみれば、前しか見て無いし帰る場所もあるから
そんな大げさな事じゃないんですよね
親の心子知らずとはよく言ったもんですね
こうやって、どこにも家族の歴史があるんだなぁとしみじみしちゃいました。
良い学生生活を送って欲しいですね。