長年、気になっていたことがハッキリすると何だか胸のつかえが取れてすっきりするものだ。
だいぶ前のエントリーで学生時代、アルバイトでテレビドラマ「Gメン ’75」にエキストラ出演した話を書いた。
詳細は下記のエントリーで記事にしてるので、併せてお読み下されば幸いです。
→2005年11月5日(土) Gメン ’75 前編 何故エキストラ出演するようになったかの経緯
→2005年11月6日(日) Gメン ’75 後編 実際のエキストラ出演の中身
実はその出演シーンを全く見ないまま、今日に至っていた。
というか、画面に映ってるかどうかも怪しかった。
編集の際にカットされていればそれまでで、丸一日拘束されたあの青春の思い出も単に私の心の思い出に過ぎないかも知れず、何だか今更見て確認するのが恐いというのが前回までの話だった。
当時バイトに明け暮れていた私はテレビなんか見る時間など殆ど無いし、いつ放映されるかどうかも分らないドラマなんて見るはずもなかった。
気が付けば約25年以上が過ぎ、見る機会は永遠に失われたと思っていた。
ネットで3年前に東映ビデオからDVDボックスとして発売されている事を知った私は再び見ることが出来る機会が出来た事を喜んだ。
しかし、逆にそんなDVDボックスをわざわざ購入しても肝心なそのシーンがカットされていたら、本当にガッカリだし、このままエキストラで出ていたという思い出だけのままにしておく方が幸せかなと思って、購入するのを躊躇していた。
ところが、つい先日「TSUTAYA」でそのタイトルを偶然発見してしまった。
それは「ミスターブー殺人事件」という題名で、そのタイトルを眼前にすると、もう確認せずにはおれず、思わずレンタルしちゃった。
その問題のシーンがあるのかないのか期待と興奮でドキドキしながら、画面をチェックしていくと、ありましたよ、ありました!
その場面はカットされていなかった。
1秒にも満たないシーンだがしっかり映っていた。
但し、ヘルメットに隠れて顔は確認できなかった。
その映像をよく見てみると勘違いしていた事もあった。
でっきり私は担架の前を担ぐ役だと思っていたが、そうではなく担架を担いでいる人達と並走する左側の救急隊員だったようだ。
その当時の体形からして紛れもなく一番左の人物が私だ。
くしゃみや欠伸してる内に見逃してしまうような短いシーンだったが、何回もスロー再生や停止を繰り返して、家族中で大騒ぎして観た。
大いに盛り上がった、家族団欒のひとときだった。
私にとっても、大切な自分の青春の思い出が公的に残っていたというのは、とっても気分が良かった。
家族にプチ自慢したのは言うまでもない。