こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

男の料理

2008-05-17 10:27:52 | 食・レシピ

今までに何回か料理の話をエントリーしてきたが、自分の中で男の料理というと「パエリア」しかないと思い込んでる所があって、今回はその”パエリア”を紹介してみたい。

Paeria2過去に何回か作った事があるのだが、それは市販のパエリアの素みたいなスープを使って作るイージーなものだったので、今回は本格的なものを作ろうと思い立った。

やるからには勿論、魚介類いっぱいの海鮮パエリアにしようと目論んだ。

こういう風に材料費がかかるのを厭わず、冷蔵庫の食材の在庫も無視して、唐突に食べたい物を作るというのが、いかにも”男の料理”ってとこかな。

男の料理には生活感は似合わない。←主婦がもっとも嫌う部分だね。(^-^;

さらに、使う道具にも本格的に凝るのも男の料理の真骨頂と言いたい所なのだが、今回はそうもいかなかった。

専用パエリア鍋を使って作ろうとしたが、他に使う機会もない鍋を新たに買うなどやめてくれとカミさんに懇願され、それは泣く泣く断念した。

仕方ないので、過去に使った事のある電気式ホットプレートで妥協する事にした。

しかし、これはフライパンより使い勝手がよく、鍋感覚で食卓で作るのを楽しめるので、逆にお奨めだ。

さて、本格的に作るとなると、サフランが先ず要る。

Safran なんと、サフランとはサフランという植物のめしべを乾燥させたヒゲ状のもので粉末ではない。

てっきり粉末状のものを溶かすんだろうと思っていたので、ビックリした。

値段も高く、1回のパエリアで500円も掛かってしまった。←トホホ、いかにも男の料理である。

これをむぬるま湯に浸してもどすと鮮やかな黄色を発する。

さて、次が魚介類だ。

エビにタコ、イカ、あさり、ホタテと材料費がかさむ。

ムール貝も欲しかったが、スーパーに置いてなかったので断念。

カニがあればもっと良し。←予算面で断念。

ダシはカニ・エビの方がより美味しいのが出るようである。

野菜はパブリカ・ピーマン・タマネギ・トマト・アスパラなど。

あと特別に骨付き鶏肉を加えてみた。

作り方は至って簡単。

サフランの戻し水をお米の1.2倍用意する。

サフランの必要量は買ったビンに明記されてるのでそれを参考にして欲しい。

その戻し汁に鶏がらスープの素、コンソメの素、シオ、コショウを入れて軽く味付けをしておく。

別の鍋で貝類(ホタテ・あさり)を白ワインを入れて10分くらい蒸す。

蒸したら取り出して置いとく、出ただし汁はサフランの戻し汁に加える。

さて、いよいよホットプレートを使ったパエリアの作り方だ。

オリーブ油でエビ、骨付き鶏肉を炒める。

ある程度こんがり焼けたら別皿に取り出しておく。

再び、オリーブ油をひいて、ニンニクの薄切りと上記野菜を炒める。

食べる時に食感を残したい野菜は炒めずにそのまま置いとく。

あるいは炒めて、取り出してあとで加えるのも良し。

ざっと炒めたら、そのまま今度はお米(洗わない)を加えて、更に炒める。

お米の色が変わってきたら、サフランの戻し汁を入れて、ふたをして強火で調理する。

煮立ってきたら中火にして水気が無くなるまで加熱していく。

水気がなくなったら、弱火にして10分から15分加熱する。

タイミングを見て、フタを少しずらして、お米が上手く炊き上がってるか味見して下さい。

この辺の加減がちょっと難しいですな。

良ければ、残った具を投入して味をシオ・コショウで整えて、更に弱火で5~6分蒸せば出来上がり。

Paeria1食卓の上で家族と進行状況を見ながら調理するのも楽しいものだ。

メッチャ美味しかったのは言うまでもないのだが、2回に分けて、お米を6カップ(7.5合)ペロリと食べてしまったのには、自分達自身が一番驚いた。←高2の息子が殆ど食べたわけだが・・・・。