こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

羞恥心

2008-05-13 16:01:10 | 音楽

Syutisin”しゅ~ぅちしん、しゅ~ぅちしん ~♪”って、知らずに口ずさんで、イヤになっちゃう。笑

えらく売れてますな。

ご存知、クイズヘキサゴンⅡ出身のおバカタレント3人組のユニット「羞恥心」

今や国民的アイドルですよ。←オドロキ

テレビの影響力の凄さを改めて思い知ったですよ、ハイ。

まあ、売れるだけの素地はあったと思うけどね。

Syutisin1誰でも口ずさめる易しいメロディに、おバカだけどイケメンの男達。

歌唱力もそれなりだし、少なくとも同じおバカタレント女子3人組の「PABO」よりは売れてるわけだし、売れてる度合いからしてレベルが少し上だと思う。

彼らを有名にしたのは「クイズヘキサゴン」だが、実を言うと、私はずい分前から見て楽しんでいた。

クイズ番組と言えば、出来て当たり前の優等生が出てきて、その優秀ぶりを見せつける番組が多い中で、出来ないことが強調される番組がこんなに面白いとは、とても新鮮だった。

出来ないのを見て笑うというのは、本当はイジメの助長と取られかねない悪趣味なものだが、そこはテレビの世界、何でも有りということか。

もっともお笑いなんて、ボケと突っ込みの絶妙さで成り立つもので、イジメに繋がるかそうでないかは紙一重だろう。

そういう意味では島田紳助という男は突っ込みに突出した、たぐい稀な”いじり”の天才ですな。

どんなに普通のボケでも、彼にかかればすぐに大爆笑のネタになってしまう。

独善的で、しつこく、相手の身体的特徴まで笑いにする姿勢は嫌悪の対象になりかねないが、視聴率の伸びを見る限り、ギリギリセーフという事なんだろう。

Gyoretu別な局だが、「行列のできる法律相談所」という番組がある。

元々は実生活で起こりそうな様々なトラブルを弁護士が法的に解決策を披露するという文字通りの番組だったのが、今や様変わりしてる。

法律ネタがいつまでも続かないからだろうが、現在ではゲストで来てるタレントを島田紳助がいじり倒して笑いを取る番組と化している。

法律相談はオマケ的要素になっているが、この番組も高視聴率をキープしている。

こうまで調子に乗ってると、島田紳助に対して鼻につく部分が相当あるものの、改めて彼の才能に驚かされる。

彼はただの漫才師で終わらなかったんだね。

それにしても、おバカタレント達はどんな手段であれ、売れれば、それで良いんでしょうが、天然ボケやおバカぶりを突っ込む天才がいたからこそブレイクしたのを本当に自覚してるんでしょうか。

その辺を勘違いするとあっという間に消えてなくなるだろうね。

売れた後は自分の頭で考えないと、いつまでも人任せでは人気は続かないでしょう。