こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

人間の欲

2007-11-13 09:27:48 | 日記・エッセイ・コラム

今更ながらに呆れた。

投資話をエントリーしたら、その関連のトラックバックが40件も殺到した。

承認制なのでその殆どは消去させてもらったが、投稿する内容で、こうも多数来るとは驚くばかりだ。

以前、芸能人の名前を羅列した故郷の有名人紹介というエントリーの時も多数のトラックバックの攻撃を受けた。

その芸能人ネタの殆どが女性タレントのエロ話ばっかりだった。

今までの傾向でいくと、エロネタ、芸能人ネタ、それとお金関連がベスト3といった所か。

全て人間の基本的な欲望の範疇に入ってるものばかりだ。

私だって上記の3大ネタは大好きだが、表立って書けないものばかりだ。

別に気取ってるわけじゃないが、こういった欲望について書くことは、自分の恥部を晒すような気がしてしまうのでなかなか書けない。

そうしてみると、人間の欲望にも色々あって夢があって前向きなものなら堂々と公表できるが、その逆なものなら心の奥底にしまっておかなければならない。

多分、本能に基づく部分が恥ずかしくて、人には言えない部分なんだろう。

それがマニアックで変であれば変であるほど、犯罪に結びつく可能性だってあるわけで、心の中でドロドロとうごめく事になる。

誰でも持ってる本能に直結する欲望は動物なら当たり前の部分で、人間としては外に表しにくい。

それを理性でどうコントロールして、夢のあるものへ変えていけるかが、人間として重要であるという事であろう。

そして、その結果として本能に直結する欲望を満たせれば、それで良しという構図になっている気がする。

とはいえ、奇麗事で飾られた言葉には実感がなく偽善に満ちているともいえるし、面白みが無い。

ネットの掲示板にドキリとする本音が書かれていると逆にホッとする時だってあるくらいだ。

しかし、その大多数はネットの社会でその心に封印されるべき欲望が渦巻いている。

そして、人々の弱さを見越して色んな仕掛けが用意されている。

いい意味で発散されればネットもいい役割を果たしていると言えるが、犯罪に結びつくことになってしまう例も後を絶たない。

架空請求もその典型例で人の欲望につけ込む悪質な犯罪だ。

エロサイトを一切見てなければ、”そんなの関係ねぇー”で笑って済ませ、無視してオッケーだが、すねにキズを持ってると全面否定できず、ついもしかしてあの時のとか考えてしまう。

私も引っかかってしまった。(^-^;

しかし、エロサイトの料金のかかる手続きは何もしてないし、なにより携帯のメールアドレスは全く残してないので、携帯メールに来た架空請求は無視できると判断できて、ことなきを得たがちょっとひやりとしてしまう出来事だった。

こんなのは、まだかわいい方で人の生き死に関わることだってあるわけだし、ネットの闇の部分は人の欲望と結びついて恐ろしい生き物のように口を開けて欲にまみれた人間が落ち込むのを待っているかのようだ。

ネットは便利で、益々人間との関わりを無視できなくなって来てるが、それだけ落とし穴に落ち込む可能性も広がっている。

今回の事で改めて、人間の欲望の深さをネットの広がりに見た気がしたのだった。