お茶の子ワールド

日常と、背中合わせの非日常
どちらも私の世界
お茶の子ワールドに遊びに来てください!

茶通箱の点前

2013-06-30 02:37:56 | Weblog
6月2日(日)福岡大濠公園内で大日本茶道学会の研修会がありました。
 毎年春と秋の二回本部から副会長においでいただきご指導を頂くのです。
今回のテーマは前回に続き「茶通箱」
点前座では濃茶2種を点て、客作法も厳粛に決まり通り行います。
 熊本の会員は少ないので今回は私にということ、
副会長に直接ご指導いただける機会ですからありがたく担当させて頂きました。
 当日は雨模様でしたが降り込められることもなく、会場に到着
  身支度してお世話係の用意して下さったお茶とお菓子を頂き、会場に待機しました。
 あっという間に定刻、研修会の始まりが、点前の始まりで、客三名の席入り後
挨拶をして茶通箱から濃茶を出しに行きました。
 茶通箱かた濃茶器を取り出すこと2度、箱を取り下ろすこと3度、
お客とのやり取り、茶巾を絞りなおしたり常の濃茶点前とは違う点がいくつも、
 そして点前の時間もある程度は掛かるもの、
  お点前ですから緊張はしても「上がらない」ものだなと自らに感心したり
 副会長がすぐ目の前で私の挙動を注視しておいでです。
  本部に稽古に上がることは、もうないかもしれない、ならばこれが花道と
 単衣の着物を新調して臨んだ研修会でした。
  下手は下手なりに会員の皆様の研修材料になれば幸い、副会長のご指摘を頂くことが
 ほんとに楽しみな事でした。
  稽古の一回一回が、一期一会またとないことと気持ちを引き締めてお稽古をしていこうと
思います。 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

還暦を祝う茶会

2013-06-09 03:22:18 | Weblog
5月19日は一日雨でした。
ホテルの2階の庭にひっそりとたたずむ
茶室「無為庵」はお約束通りの「市中の山居」
友人の還暦をネタに、
学生時代にさかのぼってのお付き合いの友人夫婦3組が集いました。
濃茶は初めてのご夫婦を交えて
「直心の交わり」を確かめあう濃茶の回し飲みをと云う趣向。
菓匠「季の香」特製の祝菓子「千代の糸」を召し上がっていただいて
濃茶を練りました。
 雨の茶室は緑がひときわ鮮やかな中に、ひっそりとたたずみ
心が洗われる思いがしました。
 薄茶も干菓子、色鮮やかなウソ餅で和やかにいただきました。
 それこそ躙り口を入って、日常を忘れた心地よい緊張感の非日常を味わいました。
 所を変えて、雨に煙るお城を見ながらランチ御膳でお話が弾みました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする