お茶の子ワールド

日常と、背中合わせの非日常
どちらも私の世界
お茶の子ワールドに遊びに来てください!

夏越しの祓いの日

2022-06-30 23:04:00 | Weblog
6月30日
今年も半分が過ぎ
宮中ではこれからやってくる暑い夏を無事やり過ごすことができるよう
お祓いをする日
氷室に保存した氷を取り出して分かち合うのもこの日
今年は、わが家にも特別な日
息子の3か月の長期休養の最終日
明日から職場復帰をする予定
スムーズに、仕事に復帰してくれるよう、祈りたい気持ちです。
今年の梅雨は異例で、遅く始まって早くも6月28日には開けてしまいました。そして、6月とは思えない猛暑が、続いています。
近所の大工さんにお願いしていたカーポート屋根の張り替え、家の造形の調整が、梅雨の間にと始まったのですが、丁寧なお仕事で、定評の真面目な仕事ぶりで時間がかかっていました。
偶々、在宅の息子に大工さんのお茶出しなどをする様に言って、親はそれぞれ都合で留守にしていたのですが、それも彼の気持ちの整理に良い方向に作用したようでした。
今日は、大工さんに感謝して、早く寝ようと思います。


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2022/06/24

2022-06-24 03:09:00 | Weblog
原田マハの「常設展示室」
常設展示といえば、今また話題になっている上野の国立西洋美術館の常設展を思いだす。草津から、できたばかりの信越新幹線を使って上京してきた彼女と、旧交を温めあったのがそこだった。その時は、単に駅から近くて高齢者無料だったからかもしれない。
 草津からこの本を、送ってもらってすぐに、前に読んだと思いだしたが、またまた引き込まれて読んだ。
それぞれが一枚の絵を、モチーフに書かれた6個の短編からなっている常設展示室という趣向である。
有名な絵を、文章で表現するという素敵な試みは、原田マハならではのものであろう。
彼女の文章表現で見た事のない絵が、生き生きと目の前にあるもののように感じる。
 視覚障害を持つ方とも、同じ感動が分かち合えるのではないだろうか。是非、読んで見ていただきたい。
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マンチュリアン・リポート

2022-06-24 02:28:00 | Weblog
昨年「蒼穹の昴」を読んでから「中原の虹」、「天子蒙塵」など、一連の中国清朝末期を舞台とした浅田次郎の作品に引き込まれた。
その、関連作品として挙げられているマンチュリアン・リポートだが、なかなか読む時間が取れなかった。
張作霖爆殺の真相の調査を、昭和天皇から密命を受けたという荒唐無稽さに加えて、張作霖を乗せて爆破された超豪華な機関車の独白という、素敵な夢物語は、小説家浅田次郎ならではの心温まるお話しだった。
改めて、日中戦争、太平洋戦争へ日本が戦端を開いていった過程に、無関心であってはならないのだとも思わされた。

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塩地蔵

2022-06-24 01:44:00 | Weblog
大師線という西新井から一駅だけの電車に乗って、西新井大師詣出をしてきた。
電車は緑色の車両2両編成、西新井駅から大師前駅までの2分間だけの運航だが、人は結構たくさん乗っていて、年間の乗降客はかなりな数字にのぼるという。
流石首都圏というべきか?
梅雨空の曇天に、鮮やかな紫陽花の際立つ季節のそぞろ歩きは幼い日を思い出すようだった。
埼玉県に住む同年代の従姉妹は西新井駅のある東部スカイツリーラインを、月に何度か勤務先まで利用しているとのことで、案内を引き受けてくれた。何年ぶりかで会った女2人は取り止めもないおしゃべりをしながら、立派な社殿ある庭をそぞろ歩いた。皮膚病の治療に霊感あらたかという、塩地蔵さんからお塩をひとつまみずつ頂いてきた。皮膚病が治ったらお塩を倍にして返すのが慣しということだ。
山門から出たところで、土産物屋のならぶ表参道があることに気付き、声を掛けてきた団子屋で草団子を買った。
孫見の家事だけで十分楽しいと思っていたが、ひょんなことでちょっとしたお出掛けができてしまった。

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孫見

2022-06-22 10:24:00 | Weblog
1週間が過ぎた。孫2人元気に学校へ通っている。
いつのまにか子どもらの病院通いも少なくなっている。
しかし家事は際限がないもので、それこそこれをした、という達成感のないまま1日が終わるという繰り返しで、なんとなく疲労感がたまってきた。
今日は母方の従姉妹と北千住であって、西新井大師に行く。
ちょっとした気分転換になるかな?
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2022/06/20

2022-06-20 09:04:00 | Weblog
気がつけば6月も半ばを過ぎ、
梅雨入りで、雲に覆われた日曜日の今日は「父の日」とのこと。
 前回は、尻切れの親子茶道体験教室報告だったが、続編は書けませんでした。
 久しぶりで茶会の準備をすることで 楽しくも緊張感のある一週間を過ごしたことを遠いことのようにおもいだしている。
 来てくださった親子さん8組が、茶室に通って薄茶の接待を受けたこと。床の間付きの八畳間に通って点前座で点てたお茶を親子で飲んだことが、思い出の一つになればうれしいことです。
 ご一緒にお出でた赤ちゃんが、ずっと泣いているという伴奏つきで、静寂とはいかなかったのだけれど。
 お渡ししたプリント3枚に茶道のもつ日本文化の背景となる精神性の片鱗でも心に留めていただけたら。
 そして次に来る機会には、お客様は3組ずつにしようと考えています。
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茶道体験教室

2022-06-06 02:56:34 | できごと

6月4日、小学校低学年までの子とその親を対象に、親子茶道体験教室を開催した。

親子茶道教室を指導したことはあるが、1日体験という趣向は初めてのことだ。

やってみましょうと応じたものの、どう運んだものか参考になるものはなかった。

8畳間に何組を受け入れるか考えたがとりあえず5組10人に

お茶を飲んでいただくだけ、それを2回行うということにして募集をしてもらった。

コロナ禍中の活動で、感染予防対策に器物、部屋の消毒を済ませ、マスク着用のうえ同室する時間も制限し、

空気清浄機を運転して40分という。

主催は地域の公民館付属の児童館で、コロナ禍の少し落ち着きを見せていた昨年12月に

偶々依頼を受けたもの。活動を制限されて、うんざりしていた私は快諾したが詳細は決められていなかった。

1月に入ってオミクロンの広がりで、公民館も閉鎖されたが、新年度が始まると、活動は再開され

親子茶道体験が正式に開催が承認されたのでおねがいしますと連絡があった。

飲食を伴う活動は制限され、茶道の稽古などは器物の使用を含め、菓子は包装のまま供すことなど

制限事項でまともな活動は難しいと思われていたので開催自体が奇跡的とさえ思われた。

募集の蓋を開けてみれば、1回目は親子2組4名、2回目が親子4組10名であった。

問題は水屋の手伝いの人数が確保できないことだった。

熊本支部の活動として承認されていたはずだが、繰り返すコロナ禍のひろがりなどで、活動には

消極的にならざるを得ない事情もあったのだろう。

からくも支部員の一人の協力が得られることになり、点前を任せることにした。

なにより時間制限が気になり、重ね茶碗、二重棚を使う事で運びの回数を減らすことにした。

普通の茶会では、点前座ではせいぜい2服点てるだけ。3客以降は影点てといって、裏で点てて

持ち出すことがほとんどなのだが、運ぶ人と点てる人がいなくてはならない。

菓子の調達の条件は個別包装であること。成田で落花生饅頭を手に入れた。

抹茶はいつもの宇治芳翠園に電話を入れた。室内のしつらいを考え、

軸は「喫茶去」花は庭にある半夏生と決めた。

親子さんにまずはどうスムーズに席入りしてもらうかが問題である。

これで時間を食えば、ゆっくり茶を飲むことが難しくなる。

番号札をくばり、畳に番号札をおくことにした。符合したところに座ってもらえば

混乱はなくなる。

お軸拝見は、後回しで座ったところからでよかろう。

   からころも

   きつつなれにし

   つましあれば

   はるばるきぬる

   たびをしぞおもふ

             藤原定家による新古今和歌集の和歌です。

              親御さんの番号の畳に、この和歌を書いた折り紙を置いた。

 

 

 

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大地の子エイラを読了

2022-06-05 17:17:01 | 日々




始原への旅立ち第一話大地の子エイラ、上中下を読み終わった。

ジーン・アウル作、中村妙子訳

昭和58年9月20日初版発行とある。

物語は洪積世後期の亜間氷期の人類の祖先を描いた壮大なものである。

作者の、多くの研究者の助言に基づいた膨大な資料と、深い洞察力により

ネアンデルタールと、クロマニヨンの出会いが現実のできごとのように

展開されていく。

生い立ちから成長過程が克明に描かれるストーリーに引き込まれ、

養い親の死により所属していた部族の地から旅立つところで第一話は終わる。

一字一句飛ばし読みできないと思わせる魅力的な創作劇が展開する。

全部で16巻というから、先はながい。

図書館で借り入れる際、手違いと思い違いで、最終巻の上中下を借りてきてある。

これも上中下巻の上中まで読み進んでいる。

なんとこの最終巻は訳者が白石朗とある。これも分厚いハードカバーでちょっと持ち運びはつらい。

2人の訳者が翻訳したジーン・アウル氏の大長編小説を読み終わるには時間がかかりそうだが

全巻読み終わったらこの場でご報告したいものだ。

これも朝の散歩で巡り合ったもので、こんな長い小説を最近読んだことがない私が、飛ばしたり

しないで、興味を持て読み進んでいる。

新刊ではないものは、簡単に図書館で借りられるのがうれしい。

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