感染者全数把握は医療関係の疲弊を増すばかり、
できないことは、やめて対応を変えていこうとは当然のことと思われる。
近藤誠氏の訃報を聞いた。「患者よがんと闘うな」など多数の著書で
独自の癌への対応を解き、コロナ対応にも独自の見解を説いていた。
健康に関しては自分で情報を集めて対処することが基本、でも感染予防には
予防接種の徹底が必要で、国民としては対応しなければならない、
と言われればまじめな国民は、すでに4度の接種にも対応していっている。
情報を集めるほどにというか集まってくる情報にどうするべきか戸惑いながら
ワクチン接種をするとこんな特典がありすよ、という甘い言葉に乗って
ついに3回は接種して、お安く泊まれるホテル、お買い物券付きとかの
特典は利用させていただいた。
ご一緒に遊びましょ、というお誘いがあるうちが花、ワクチン接種証がないと
ご一緒に遊びに行けないという事実。
目の前にあるにんじんに飛びつく心境だが、将来の血栓症とかへの覚悟は
しての選択となる。
いつか死ぬのが人間、その時期は選べないとしたら、楽しいことを
選んで行動していくのもありですよね。
7月、息子のコロナ感染判明から、医療機関と保健所など行政の
手一杯の情況を感じ、重症化しない患者への対応はないに等しいと思った。
濃厚接触者と感染者の同居家族としての対応も自主的に情報をあつめて判断し
対応しなくてはならないと、その立場になって初めて知った。
とにもかくにも夏休みも残すところ10日余、私は、感染も夏痩せもせず
つくばで、家族でにぎやかに暮らして、やっと帰宅する準備にかかっている。