インドネシアで生産・販売する車として、ダイハツが「アイラ」、トヨタが「アギア」を発表しました。
いずれも、排気量1000cc のエンジンを積み、定員5名。
「アイラ」(写真上)を見ると、ちょっと、スズキの「アルト」っぽいので、軽自動車かと思ってしまいますが、上記の記載の通り、完全にリッターカーです。
「アギア」については、下の写真が多く見られますが、これはTRDのパーツが付いたもので、通常モデルは、真ん中の写真の方となります。
いずれにせよ、バンパー部分の交換だけで、随分と印象を変えており、効果的な作り分けですね。
両車とも、インドネシアのエコカー優遇策の適合第1号となっており、本来なら必須であった「購入額に対して10%のぜいたく税」が免除されます。
価格は、日本円換算で、「アイラ」が約65万~91万円、「アギア」が約85~103万円。
このあたりは、装備品等の違いによるものでしょうが、本質的にはインドネシアでのメーカーのブランド力の差、顧客層の差でしょう。
これが成功すれば、そのまま、世界戦略車ともなりそうな車だと思いますね。