「オーストリア編(2010年)」です。
今日はサーブの「900」をご紹介。
「900」と言えば、オリジナリティが強い初代モデル(下記アドレス)と、GMの元で開発された2代目モデルがありますが、写真の車両は後者の方。
同じGMグループに属するオペルの「ベクトラ」の兄弟車となります。
ただ、兄弟車と言ってもプラットフォームや基本構造が共通なだけで、内装等はサーブらしさを保っています。
エンジンでも先代から継続した直4-2L、2.3Lターボに加え、オペルの「オメガ」等にも採用されたV6-2.5Lが搭載されました。
販売時期は初代から切り替わった1993年からで、1998年のマイナーチェンジの際に「9-3」と名前を変えています。
デザイン的には初代に比べれば随分と現在風で、信頼性も高そうですが、逆に「~らしさ」が減って、日本ではあまり売れなかったようです。
その辺りは、「味」を求めて購入する人が多い車の宿命でしょうが、難しい話ですね(笑)。
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「900」の初代モデルの記事はこちらからどうぞ。