1990年代に入って急速に普及し、今日ある意味で衰退傾向にあるDTP。
色々言うが、結局のところ、DTPとはパソコンを使って商業印刷用の原稿を作るという行為の総称である。
しかし、パソコンを使って制作するという行為そのものが、実に危ない橋を渡るという行為なのである。危ないとは、すなわち不安定な電子ファイルを作るということなのである。その他、機械の持つ性格や特徴をしっかり把握しないまま、デザイン重視で作った結果、結局画面では再現されても、紙の状態での出力が不可能になったということがある。そこには、決してデザインだけでは埋められない知識が必要にさえなる。
時間とある程度余裕のある予算ならば、その枠内で、かつて不可能といわれたデザインを作り出すことは可能である。例えば、auのinfobar。あれは従来の工業プラスチックや技術では制作不可能といわれた。しかし、実現してしまった。何度もデザインを煮詰めなおして実現したものである。しかし、DTPの世界で表現としての新しいデザインを提案することは出来ても、従来の作業工程に関する新たな提案を行い、受け入れれることは不可能に近い。新しい技術の検証が不可能なのだ。むしろ古く、手堅い技法を使い続けるほうが非常に安全である。ただ、この方法にも限界がある。
今日、クライントからもらったQuarkXPress3.3をPDFにしたデータをフイルム制作に回したところ、見事なエラーが出た。グレーの部分が一部再現されていないのである。原因は究明中。根本的に、Quark3.3はかなり古いソフトだから、PDFに落とすという行為が行いにくい、それ以上にQuarkでPDFというのが難しいのだ。フォントも昔のものしか使えないし。
古い技術を守って、つぶれていく会社は非常に多い。DTPの世界では。
色々言うが、結局のところ、DTPとはパソコンを使って商業印刷用の原稿を作るという行為の総称である。
しかし、パソコンを使って制作するという行為そのものが、実に危ない橋を渡るという行為なのである。危ないとは、すなわち不安定な電子ファイルを作るということなのである。その他、機械の持つ性格や特徴をしっかり把握しないまま、デザイン重視で作った結果、結局画面では再現されても、紙の状態での出力が不可能になったということがある。そこには、決してデザインだけでは埋められない知識が必要にさえなる。
時間とある程度余裕のある予算ならば、その枠内で、かつて不可能といわれたデザインを作り出すことは可能である。例えば、auのinfobar。あれは従来の工業プラスチックや技術では制作不可能といわれた。しかし、実現してしまった。何度もデザインを煮詰めなおして実現したものである。しかし、DTPの世界で表現としての新しいデザインを提案することは出来ても、従来の作業工程に関する新たな提案を行い、受け入れれることは不可能に近い。新しい技術の検証が不可能なのだ。むしろ古く、手堅い技法を使い続けるほうが非常に安全である。ただ、この方法にも限界がある。
今日、クライントからもらったQuarkXPress3.3をPDFにしたデータをフイルム制作に回したところ、見事なエラーが出た。グレーの部分が一部再現されていないのである。原因は究明中。根本的に、Quark3.3はかなり古いソフトだから、PDFに落とすという行為が行いにくい、それ以上にQuarkでPDFというのが難しいのだ。フォントも昔のものしか使えないし。
古い技術を守って、つぶれていく会社は非常に多い。DTPの世界では。