tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

06色彩検定夏期試験

2006年06月25日 23時33分56秒 | DTP/Web
本当に梅雨空のもと、色彩検定夏期試験が行われた。今日はいつものシューティングクラブの練習会だけど、こればっかりは動かしようが無いので失礼した。来月に入ると、クラブ主催のセミナーと称したマッチの大会が行われるので、審判の練習もかねて出た方が良いのだけど。来月のイベントは外部からも参加者が来るので、規模が大きくなる。そんな中で、対して経験も積んでいないのに、スタッフとして加わる事になった。当日本番という事にもなるので、他の先輩スタッフと連絡を取って、知識を補っておかねばならない。

さて、試験会場はいつもの奈良公会堂。一番最初の色彩検定3級は大阪の天満にある研修センターで受けた。一昔前の国立大学の設備のようで、薄暗く、試験を受けやすい環境ではなかった。実際その試験を落としたのだが、その後同じ場所で受けたDTPエキスパートは合格しているから、対して怖い場所でもない。それに比べて、奈良の公会堂は雲泥の差とも言えるくらい、設備が整っている。照明も明るく、色味の判断にはもってこいである。しかしこれだけの設備を持ってしても、当人に肝心の実力が付いていなければ、簡単に合格できる類いの物ではない。

色彩検定の受験者はここ数年ずっと右肩上がりとも言えるくらい、増加している。先のDTPエキスパートは2004年くらいをピークに減少に転じている。その背景には印刷や出版業界の低迷にあるのだろう。しかし、本屋で試験対策本を見ていると、どうも同じくらいの数が出ている。だとすると色彩の方がかなり門が広く、また認知度も高いのだろう。

ちなみによく言われるのだが、こうした試験は早めに受けておく方が良いと言われる。というのも、毎年内容を増補したりするので、だんだん覚える内容が増えていき、最後にはとても受けられたものでなくなっていく。昨年、この色彩検定のテキストが改訂になり、出題範囲が変わった事はたびたび書いてきたが、旧過程の3級を保持したまま、新課程の2級を受験した場合、知識に穴が生じるのである。本当に良いのは、新課程の3級のテキストを一通り勉強した上で、新課程の2級を勉強した方が良いのだが、私の場合、旧課程の3級と2級のテキストと2003年の過去問を勉強した後で、新課程の2級を勉強したものだから、事前の勉強の時間配分にかなり苦労するはめになった。また改訂に伴うテキスト内容の増加もかなりの量になっていた。これを行き帰りの電車の中で読みこなすにはまた、かなり苦労した。相対的に勉強不足の感もあるし。旧課程の3級も棚ぼたで合格した節があるから、やはり上にいくには相当量の勉強がいる。

しかし、不思議な事にこの資格を取るのをやめようと思った事はない。確かに色味の感覚を体に叩き込むのは難しいのだが、この知識は押さえといた方がいいなと思う事がたびたびあるからである。

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