tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

語り聞かせる

2005年08月28日 23時57分28秒 | Weblog
さらに資料を求めて奈良の市立図書館へ行ってきた。
相当疲れがたまっているので、自動車で行ったほうが楽なのだが、駐車する場所の問題が出てくる。しかも本日は祭りと、24時間テレビが開催されるので、かなりごったがえしているはずだ。というわけで自転車で行く。

奈良市立図書館は、猿沢の池の周辺にあって、窓からは興福寺の五重の塔を見ることが出来るなかなかいい場所だ。建物は比較的新しいのだが、場所が少し狭いのが難点かもしれない。分館的な位置づけで西部図書館というのもある。外壁がタイル張りの比較的近代的な建築だが、中は入ってみると少し狭い。

1980年代の中ごろ、奈良ではタイル張り外壁の重厚な建築を作ることが盛んだった時期がある。そういった建てものの中へ、今、大人になった私が入ってみると、相対的に狭さを感じる。機能よりもデザインが重視されていたのだろう。その中の一つ、史跡文化センターは昨年、取り壊しが決まった。建設から20年ほどしか経っていない建物である。しかも、跡地利用が決まっていない。

奈良市立図書館もそうした建物という印象が否めない。それゆえ、蔵書数が少し少ないことになる。

今回は、コピーをとるのではなく、新書と専門書を借りてきた。
4冊借りたので、後一冊借りることが出来る。別フロアの児童書のコーナーで行った。小川未明でも借りようかと思ったが、見つからない。そこでは、小さな子供に親が本を読んであげる場面をよく見かけた。

最近は、本屋のサービスの一環で、「お話会」というのを行う。
本を読んでくれる会なのだと思う。その影響か、意外にそんな親をたくさん見かけた。必ずしも上手な「語り」ではなかったが・・・