バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

スラクストン その1

2013-05-15 22:01:09 | バイク試乗、レンタル 海外メーカー
 5月12日にかなりマイナーなバイクであるが、

トライアンフのスラクストンをレンタルし

370キロほどツーリングしたのでインプレしたい。



主な走行ルート

鈴鹿スカイライン ⇒ 高速道路(八日市から木之本) ⇒ 奥琵琶湖パークウェイ ⇒ 国道367号 

⇒ 滋賀県道 559号(湖岸道路)⇒ 鈴鹿スカイライン

スペック

全長(L)【mm】
2150

全幅(W)【mm】
695

全高(H)【mm】
1095

ホイールベース(軸間距離)【mm】
1490

シート高【mm】
790

乾燥重量【kg】
205

冷却方式
空冷

排気量【cm3】
865

馬力【PS】
70

最大馬力回転数【rpm】
7400

トルク【Nm】
72

最大トルク回転数【rpm】
5800

燃料装置
インジェクション

燃料タンク【L】
16

変速方式
5速

Fタイヤ
100/90-18

Rタイヤ
130/80R17




エンジンフィーリング

空冷エンジンであるが、W800 や ハーレーの883R のような

振動は少なく、CB1100 に匹敵するほどスムーズに回る。

高速性能

予想よりずっとパワフルで、120キロでの巡航はもちろん、風と警察を気にしなければ、140キロでの巡航も充分可能なである。

カタログ的には CB1100 に対して 18PS 劣るが、体感的には同等のパワーに感じられた。

コーナリング

 ほぼ新車でタイヤが新しかった事もあるが、現在の標準的なネイキッドと比較すると、峠を走ると安定性に欠ける気がして、

バンクさせるのに多少ためらいを感じた。

取り回し

CB1100より多少車高が高く、標準的な取り回しだと感じた。

燃費

これまた CB1100 同等のリッター17キロから20キロ程度

乗り心地

 ここは CB1100 に比べかなり劣っている点で、シートの形状が下記の写真のようにシングルシート風になっているのだが、


前に座ると、シートが細すぎ、後ろに座るとハンドルが遠い(高速では伏せぎみになって調度良いのだが)といった感じで、

ポジションが定まらない。

またサスも固めで路面の凹凸を強く伝え、シート表皮もかなり固めに作られていおり、

がちがちに固められた乗り心地(特に峠では)となっている。

総評

 あまり良いことを書かなかったが、悪いバイクではなく、購入しても故障しなければ、特に後悔することもないだろう。

ただ CB1100 と比較すると乗りごごちは大きく劣り、その他の部分も体感的にはともかく、カタログ的には劣っており、

何よりも定価が131万と30万以上高額では、勝負にならないだろう。

 ただバンク角なども考慮したスポーツ性は、CB1100 より上と言えるし、何よりも市場に大量に出回っている CB1100 でなく、

個性的なバイクに乗りたいという人にはそのレアさもあり、うってつけのバイクである。

 

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