2014年3月2日の沖縄ツーリング時にレンタルした、
SYM NEWファイター150ZRについてインプレしたい。
性能
全長 1935mm
全幅 700mm
全高 1110mm
軸間距離 1345mm
車両重量 126.0kg
エンジン形式 空冷4サイクル(インジェクション)
総排気量 149.8cc
変速機形式 CVT
圧縮比 10.8:1
始動方式 セル
最大出力 9.92kw/8000rpm
最大トルク 12.3N・m/6000rpm
燃料タンク容量 5.5L
燃費 約65km/l (50km/h定地データー)
実験室でのエンジン単体テスト値です。
実用燃費は上記とは異なります。
ブレーキ 前:ディスク(径226mm)
後:ディスク(径190mm)
タイヤサイズ 前:110/80-12 61L
後:120/70-12 58P
製造国 台湾
備考 可変バルブ(S,T,C,S)搭載
前後ブレーキディスク
価格 294,00円(税抜き)
主要特徴
速度計と回転計が切替可能なデジタルメーター、前後ディスクブレーキ、
盗難抑止キーシャッター、ワンタッチオープンシート、
ワンタッチオープン式給油口、大容量メットインボックス、盗難抑止用点火カットスイッチ、
セラミックコートシリンダー、S.T.C.S(可変バルブ)搭載・サイドスタンド標準装備
先日レンタルした同じ150CCのスクーターマジェスティSと比較してみると
下記の表のようになる。
NEWファイター マジェスティS
全長 1935mm 2030mm
全幅 700mm 715mm
全高 1110mm 1115mm
重量 126KG 145KG
出力 9.92KW 11KW
トルク 12.3N 14N
タンク
容量 5.5L 7.4L
燃費
(実測) L/28キロ L/32キロ
価格
(税抜) 294千円 324千円
エンジンフィーリング
今時珍しい空冷エンジンだが、そのことを特に感じることもない
標準的なエンジンフェーリングで、一般道でパワー不足を感じることは、
まずないだろう。
高速での巡航速度は100キロが基本で、坂の上下でプラスマイナスが
発生するといったところで、追い越し車線を走行し続けるようなことを
しなければ特に問題ないだろう。
車重の軽さを考慮しても、全体的なパワーは多少マジェスティSに劣る気がするが、
ほとんど誤差の範囲である。
コーナリング・乗り心地
マジェスティSと比較するとソフトなサスセティングで、バランスのとれた乗り心地となっている。
コーナリングについても、バンク角が取れる車体構成となっているようで、峠で多少バンクさせても、
車体の一部が接地することもなく安定している。
取り回し
クラス最小と言ってもいいほどコンパクトな車体であり、まさに原付感覚で扱える。
燃費
燃費のことは考えず運転し、リッター28キロとかなり悪い結果となってしまった。
やはりこのあたりのエンジンマネジメントは、日本メーカーの方が一枚上手なのだろうか。
ただ、キーを挿したままワンタッチで前面の給油口を開くことができるので、給油が容易にできる
のは長所である。
スタイリング・メーター
50CC原付と言われれば、そう信じてしまうようなスタイルで、好みが分かれるところだろう、
ただし、各部の質感・精度は高く、国産メーカーにも劣らない。
メーターはボタンで、速度計と、回転計の切り替えができるなどギミックは豊富なのだが、
メーターの光量が不足しており、ひどく見づらいという大きな欠点がある。
収納
車体がコンパクトであるため、大きなスペースが取れず、フルフェイスのヘルメットを収納することは不可能だが、
通常の原付スクータ並みの容量は確保されている。
また、アクセル横についたボタンを押すとワンタッチでオープンできる機能が装備されており、使い勝手がよい。
総評
燃費を中心に、全体的な性能は、少しずつマジェスティSに劣る気がするが、このスクーター最大の特徴は
コンパクトであることなので、そこを重視するユーザーにはぴったりのスクーターである。
エンジン性能で劣る分、国産メーカーよりも積極的に各種ギミックを導入しているところも評価できる。
あまり力を入れていないようだがSYM製品はレットバロンでも購入できるので、
コンパクトさ、取り回しの良さを最重要視するライダーや、このデザインが気に入った
ライダーは選択肢として考える余地は充分にある。
もしこれと同じ性能のバイクが、アドレス150という名前で発売されれば、かなりのヒット作に
なるのではないだろうか。
SYM NEWファイター150ZRについてインプレしたい。
性能
全長 1935mm
全幅 700mm
全高 1110mm
軸間距離 1345mm
車両重量 126.0kg
エンジン形式 空冷4サイクル(インジェクション)
総排気量 149.8cc
変速機形式 CVT
圧縮比 10.8:1
始動方式 セル
最大出力 9.92kw/8000rpm
最大トルク 12.3N・m/6000rpm
燃料タンク容量 5.5L
燃費 約65km/l (50km/h定地データー)
実験室でのエンジン単体テスト値です。
実用燃費は上記とは異なります。
ブレーキ 前:ディスク(径226mm)
後:ディスク(径190mm)
タイヤサイズ 前:110/80-12 61L
後:120/70-12 58P
製造国 台湾
備考 可変バルブ(S,T,C,S)搭載
前後ブレーキディスク
価格 294,00円(税抜き)
主要特徴
速度計と回転計が切替可能なデジタルメーター、前後ディスクブレーキ、
盗難抑止キーシャッター、ワンタッチオープンシート、
ワンタッチオープン式給油口、大容量メットインボックス、盗難抑止用点火カットスイッチ、
セラミックコートシリンダー、S.T.C.S(可変バルブ)搭載・サイドスタンド標準装備
先日レンタルした同じ150CCのスクーターマジェスティSと比較してみると
下記の表のようになる。
NEWファイター マジェスティS
全長 1935mm 2030mm
全幅 700mm 715mm
全高 1110mm 1115mm
重量 126KG 145KG
出力 9.92KW 11KW
トルク 12.3N 14N
タンク
容量 5.5L 7.4L
燃費
(実測) L/28キロ L/32キロ
価格
(税抜) 294千円 324千円
エンジンフィーリング
今時珍しい空冷エンジンだが、そのことを特に感じることもない
標準的なエンジンフェーリングで、一般道でパワー不足を感じることは、
まずないだろう。
高速での巡航速度は100キロが基本で、坂の上下でプラスマイナスが
発生するといったところで、追い越し車線を走行し続けるようなことを
しなければ特に問題ないだろう。
車重の軽さを考慮しても、全体的なパワーは多少マジェスティSに劣る気がするが、
ほとんど誤差の範囲である。
コーナリング・乗り心地
マジェスティSと比較するとソフトなサスセティングで、バランスのとれた乗り心地となっている。
コーナリングについても、バンク角が取れる車体構成となっているようで、峠で多少バンクさせても、
車体の一部が接地することもなく安定している。
取り回し
クラス最小と言ってもいいほどコンパクトな車体であり、まさに原付感覚で扱える。
燃費
燃費のことは考えず運転し、リッター28キロとかなり悪い結果となってしまった。
やはりこのあたりのエンジンマネジメントは、日本メーカーの方が一枚上手なのだろうか。
ただ、キーを挿したままワンタッチで前面の給油口を開くことができるので、給油が容易にできる
のは長所である。
スタイリング・メーター
50CC原付と言われれば、そう信じてしまうようなスタイルで、好みが分かれるところだろう、
ただし、各部の質感・精度は高く、国産メーカーにも劣らない。
メーターはボタンで、速度計と、回転計の切り替えができるなどギミックは豊富なのだが、
メーターの光量が不足しており、ひどく見づらいという大きな欠点がある。
収納
車体がコンパクトであるため、大きなスペースが取れず、フルフェイスのヘルメットを収納することは不可能だが、
通常の原付スクータ並みの容量は確保されている。
また、アクセル横についたボタンを押すとワンタッチでオープンできる機能が装備されており、使い勝手がよい。
総評
燃費を中心に、全体的な性能は、少しずつマジェスティSに劣る気がするが、このスクーター最大の特徴は
コンパクトであることなので、そこを重視するユーザーにはぴったりのスクーターである。
エンジン性能で劣る分、国産メーカーよりも積極的に各種ギミックを導入しているところも評価できる。
あまり力を入れていないようだがSYM製品はレットバロンでも購入できるので、
コンパクトさ、取り回しの良さを最重要視するライダーや、このデザインが気に入った
ライダーは選択肢として考える余地は充分にある。
もしこれと同じ性能のバイクが、アドレス150という名前で発売されれば、かなりのヒット作に
なるのではないだろうか。
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