WBC日本代表の監督は、山本さんにきまったが、その山本監督は、侍ジャパンをまとめる主将について「意中の選手はいる」と発言した。WBCでは初の主将となる最有力候補は今季セ・リーグで首位打者、最多打点、最高出塁率のタイトルを獲得した巨人の主将、阿部慎之助捕手(33)で、この日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた巨人紅白戦でも3ランを放ち、日本一奪回とWBC連続出場へ猛アピールした。理想の主将として頭に描くのは、短期決戦の経験と強いキャプテンシー。オールプロで参加した2004年アテネ五輪以降、日本代表主将を務めたのはアテネと08年北京両五輪でのヤクルトの宮本だけ。山本監督はWBCで初めて主将を置くことを検討していることを明かしたのだ。