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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2021年03月13日 | 礼拝のご案内

 明日3月14日(日)は、3.11東日本大震災を覚えての礼拝として守ります。午前9時からの教会学校については、コロナのこともあり引き続きお休みしています。10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「復活するまで」、賛美歌は「十字架のもとに」、「暗いゲッセマネ」です。礼拝中は、窓を空けて換気をしていますので、寒さ対策をされてお越しください。状況によっては中止しますが、礼拝後にお茶の一時があります。ご興味のある方は、感染症対策の上、どなたでもご出席ください。

 東日本大震災から10年になりました。ニュースなどで特集も組まれ、あの日の出来事を振り返る機会も与えられました。立場を変え、自分が被災者であったとしたら、その時の心の傷は癒えないままだろうと思います。よく、もう10年も経ったのだから、災害のことは忘れて自立しなさい、甘えるなというようなことを言う人がいます。それができる人はそうしたらいいし、それができない人に他人がえらそうに言えるものではないと思います。被災者が安心して暮らせるにはどうしたら良いのか、被災地の復興にはどうしたら良いのか・・・、慰めと平安を祈るばかりです。

 

 

 


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「強固な土台の上に建てなさい」

2021年03月13日 | 聖書のお話

「強固な土台の上に建てなさい」 マタイによる福音書 7章24~27節

 イエスさんは、「わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」と言いました。

 人生には、生きる上での困難や災害がつきまといます。譬え話で語られている「雨」や「川」や「風」は、人生の困難や災害を表しているように思います。人生に困難や災害がつきものである以上、賢い人なら備えを怠ることはありません。それが、「岩を土台とし、その上に家を建てる」ということではないでしょうか。

 「岩」とは、困難や災害に遭っても倒れることのない、揺るぎないものであり、反対に「砂」とは、困難や災害に遭うと簡単に倒れてしまう、移り変わりやすいものと考えることができます。揺るぎないものを土台とするのは、移り変わりやすいものを土台とすることよりも努力や忍耐が求められるものです。「岩の上に家を建てた賢い人」とは、イエスさんの愛の教えを聞くだけでなく、努力や忍耐を惜しまずに他者を愛し続ける人のことではないかと思います。

 

 

 


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