あちき,小さい頃,よくお腹を壊したものでござる。
年に一度は,水便が続き,学校を休まざるを得ないことも。
だって,知らないうちにう○ちが水のように・・・。
も,やめとこね。
そうすると,近所のお医者さんが,
赤いビートルに乗ってやってきたものでござった。
たまに,お母ちゃんにおんぶされて
病院に行っても,赤いビートルはあったな・・・。
「僕の好きな時代,僕の好きなクルマたち 3」
(えい文庫:いのうえ・こーいち)でござる。
当時,なぜか,お医者さんはビートルに乗っていると云う,
イメージがあった。
今回のこの本は,
ポルシェ,VW,アウディと,
ドイツ車を集めている。
どれも個性的なクルマで,あちきも好きなクルマたちでござる。
細かいスペックにこだわる本ではなく,
爽やかに独特の切り口で魅力を引き立てる構成は好き。
写真が多いのもあちき好み。
ポルシェについては,これは一度乗ってみたいな・・・。
356のスピードスター。
これはポルシェっぽくないかも知れないけど,
やっぱり乗りたい。
あちきが小さい頃は,
外車と云えば,ビートルくらいで,
たまに,ベンベを観ると,もう吃驚仰天でござった。
今では,ベンベはBMWになり見慣れた感があるね。
一度,近所の大金持ちの家に,
ランチャがやってきたのでござるが,
近所の洟垂れ小僧がみんな集まって観ていたでござるよ。
炭坑が無くなり,ちょいとハイカラなスーパーなんかできて,
それに外車。
なんだかワクワクしたものだ。
スーパーカー消しゴムに,
カード,それから王冠。
ポルシェなんか後ろ姿で語ってたな。
ポルシェを始めて観たとき・・・。
あまりの汚さにがっかりしたな。
いやあ,良い時代だった。
みんな乗りたいクルマについて必死で語っていたもんね。
あ,そうそう,
この本の良いところとしてはね,
ドイツとイタリアのコラボ作品,
つまり,ポルシェとABARTHのコラボ作品,
それから,カルマン・ギアなんかも最後の方に
出てくるのでござる。