あちき,どうかしたら,
昨日の記憶も定かでないことがある。
お酒を呑んだ次の日なんか,
変な約束をしていないか,心配になることがある。
さて,彼女は,
地球に生命が生まれてから今までのことを,
総て記憶しているのでござる。
名前は・・・エマノン。
NO NAME の反対読みでござるね。
「おもいでエマノン」(原作:梶尾真治,作画:鶴田謙二)でござる。
1967年,「さんふらわあ」の中で,
男は彼女と出会う。
背中に背負った袋に,
ハイネックのセーター。それに煙草。
本当か嘘か,
だましているのか,本気なのか分からない話を聞くうち,
彼女の魅力に引き込まれていくのでござる。
あちき,こういう画風は大好き。
エマノンも綺麗だと思う。
でもね,彼女は突然居なくなるのでござる。
そこが,なんだか切ない。
これも,エマノンの別の話。
これも,彼女の神秘的な魅力がじわじわ出ている。
でもね,お裸がいっぱい出てくるので,
おこちゃまには無理なのよ。
いい話だから読んでみて。
ちなみに,鶴田謙二殿の,
「Forget-me-not 1」も主人公の女性が美しい。
この話はまた次ね。