今回購入した卓上旋盤は、複式刃物台を使ってテーパー削りが出来る様になっています。その角度を決める角度指示板が、やけに汚れているように見えたので、ウエスで拭き取ろうとしましたが綺麗になりません。よく見るとそれは樹脂製で銀メッキしたものでした。丁度目の前にあるものですから気になって仕方ありません。
そこで自作をする事にしました。とは言えこの部品の形状をそのまま削り出すにはフライス盤が必要です。とりあえず有り合わせの道具で作れるものを考えました。
左側の部品が樹脂製のオリジナル品です。中央が私が間に合わせに作ったアルミの角度指示板で、右がその抑え金です。
その「間に合わせの角度指示板」を刃物台に取り付けました。最初の写真と見比べてみてください。汚らしく汚れた感じが無いだけでも、気持ちが良くはないですか? 花咲爺さんは意外と「面食い」なのです。(笑)
角度の目盛りが正確かどうか複式刃物台を30度(テーパー60度)に傾けてみました。そして別の箇所でも分度器で確認しましたが、まずまずの精度でした。
ここで実際にテーパー削りをして見たいところですが、作りたい品物も、削りたい材料も無いので、今日はここらでおしまいです。
今日はその他に、固定振れ止や移動振れ止のセット方法などを確認しました。具体的な工作物が無いのに、日に2~3時間は機械の前に座り時間を過ごしています。 正に季節はジューンブライド、まだまだ蜜月状態は続きそうです。
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