ブラック・フード

以前、職場にいたアメリカ人のお気に入りは
「白松がモナカ」だった。
正確に言えば、いくつかある餡の中でも"黒ゴマ"なのだ。

彼曰く、「アメリカには黒い食品がない。黒いだけでも驚きなのに、ウマイ！！！」と絶賛。
黒がそんなに珍しいか？
黒がそんなにウマイか？

ワタシには苦い経験がある。
それはイギリスでのことだった。
笑顔の素敵なスペイン人の友人と出かけた折、
くちゃくちゃと何かを噛みながら
「アンタも食べる～？私これ大好きなの～♪」
と差し出してくれたものは真っ黒なグミだった。
口にいれたら「ウヘッ」となるくらい、想像を超えた（マズイ）ものだった。
まさか、”ドッキリ”だったわけじゃないでしょーねー（と疑うくらい）。
ブラックフード・・・恐るべし！

ブラックフードへの警戒を解いていないワタシの目の前に去年、登場したのが「黒にんにく」
ＴＶで紹介されていたのを見たとき、
なんで黒いんだ？
どんない匂いなんだ？
と、やけに食いついたのだった。

ちょうど１年前に書いた記事：
「おまじない・・・のようなもの。　」

成分がふつうのニンニクの何十倍にもなるという熟成にんにく。
この熟成黒にんにくは、プルーンみたいなお味なのだ。

これはつんちゃにあげたい！
と思って始めたのだったが、
この猛暑地獄の夏に
元気パワーが欲しいと願って
ブラックなアイツに頼っている。

お陰様。。。で。
仁王立ちの雄叫びが聞けたり、
デトックスがうまくいっていない時に起こるマラセチアの耳垢は
垂れ耳の奥をかっぽじっても、何も出てこない。

ま、それはそれで・・・大変よくできました！なんだけど。。。
量が多すぎると害になるので、
恐る恐る２分の１個を３日に１度くらいのペースであげている。




つん：黒って高級感アリアリやな～。


つん：セレブなうちにぴったシ！


つん：セレブな黒トリュフってのも食べてみたいんやけど・・・。


（陰の声：気のせいか、腹黒くなってないか？？？）











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