つん劇 ロミオとジュリエット

今日は暖かな日差し。
朝が遅いつんちゃは、日が昇りきった時間にようやく日向ぼっこをしに出てきた。


つん：うちはニワトリちゃうねん。朝はゆっくり寝てたいねん。



散歩は夕方、母の用事で出かけるのでその時間でいいかと思っていたところへ
Buddyままから連絡が入った。
用があるのはちょうどBuddy家の近くなので立ち寄ったが
連絡ミスでお留守だった。
「すぐに戻るのでお庭で待ってて」という返事をいただいて
Buddy Gardenに入らせてもらって待つことにした。

Buddy家のミモザが咲き始めていて
つんちゃとよく歩いていた頃、
汽車ぽっぽ公園への途中にあった見事なミモザの木を思い出して
春の散歩のワンシーンが懐かしくよみがえってきた。
今はそんな遠くまで行けないものね。


窓際に見えるBuddyはつんちゃに気づかず眠っていた。
夕方のこの時間、ご近所わんこたちも散歩に出かけ始めたのか、
周りでワンワン吠える声が聞こえると、
Buddyの匂いでいっぱいの庭に安心しておとなしくしていたつんちゃだったが、
黙っていられなくなった。
すると、窓越しのBuddyにつんちゃのサイレンが届いたらしく、
部屋の中から呼応してサイレンの返答が来た。

つんちゃとワタシが庭にいることに気づいたBuddyは
「お庭へ出る～～！」と言っているのだろう。
でも、出してあげられないし～。


さながら、逆ロミオとジュリエットの立ち位置（いや、臥せ位置か。）


つん劇を観劇していたら、Buddyファミリーご帰宅。
つん：スーちゃんにも会えた～♪


めでたしめでたしのロミオとジュリエット。


Buddy：ジュリエットってもっと細身のイメージなんだけど・・・。


Buddy：でも、ボクは見た目で差別をするような心の狭いイヌではアリマセン。


Buddy：スタイル抜群のロシア娘の「あれから４０年～」後、マツコのようになったロシアおばちゃんにも
　　　　ちゃんと紳士な対応ができるんだ。


Buddy：車まで送るヨ。


そんなイケメンBuddyは芋男なのだ。
Buddyの大好物、”イッキューヒン”の干し芋をいただいた。



”イッキュー”のわんこは、”イッキュー”の味がわかる。
つんちゃにも食べさせてあげたい。


石チャンにも負けない”イッキュー”食レポを披露。


おいしい顔が自然に出るのが”イッキュー”食レポ。
つん：まいう～。


つん：もうひとつ食べたら、ふなっしーバージョンの食レポもできそう・・・。


頂いたマグカップは、つんちゃ号「走月」と同じ色。
そして、スーちゃん一押しのアメリカンジョークが。
「ワン毛が入ってた方がおいしくなるよね！」
普通サイズの200ccと比べてみても格段の差：500ccも入る。


本日の水分摂取量メモ
900cc


にゅ～にゅ～＝300cc

ON or OFF

会社の元同僚のお誘いで
今日は仕事を終えた後、コンサートに行き、その帰りにちょっとコーヒーだけ飲んできた。
元同僚は「つっきー待ってるんでしょ？いいの？」と気を使ってくれたが、
チケットも半額で手に入れてくれ、久しぶりに会ったのに
「じゃ、帰るネ」というわけにもいかない。

母に任せて遅くなった。
案の定、つんちゃは起きて迎えてくれた。
以前のようにヨロコビの舞はできなくても、
充分心は伝わるヨ。

つんちゃは日がな一日寝ているようになったけれど、
ちゃんと家族のことを見ている。
留守をしたり、帰宅が遅かったりすると
心配するのか、いつもなら眠っている時間にも
落ち着かない様子で玄関を気にしている。

つんちゃにとって、家族の生活リズムに何かしらの変化があると
安心できないのかもしれない。
ゆっくり休んでいるようで、実はＯＦＦなんてないのかも？

今日のコンサートは新日本フィルのホームグラウンド「すみだトリフォニーホール」での公演だった。
初めて行ったので、ここがパイプオルガンも設置されている本格的な音楽ホールだということは知らなかった。
オーケストラのコンサートと言っても、本格的音楽ホールは地方行政では維持することが難しいのだと思う。
「多目的利用を優先した、音楽を主体とした多目的ホール」でのことが多い。
人を集められる都内でないと、持てない設備なのかもしれない。


職場から向かう途中、乗り換えの駅で盲導犬のポスターを見かけ、


最寄駅を降りたら、ワタシの前に、盲導犬を連れた人がいた。
珍しく黒ラブだったので、思わずすぐ後ろに付いて改札を出た。
どうやら、同じ会場に向かうようで、待ち合わせた友達に声をかけられなかったら
そのまま付いて行ってしまうところだった。

ふと、違和感を感じ、よく見てみると、
ハーネスをしているにも関わらず、
首輪につないだリードで歩いていた。
傍には家族の方が寄り添っているので
どうやらその盲導犬にとって、
今夜のコンサートのお共は半分ＯＮで半分ＯＦＦのような日だったのかも？

この素晴らしい音楽ホールに介助犬も一緒に入れる時代になったんだなぁと思う。
ユーザーさんと一緒にブラームスを聞いてリフレッシュできたかな？？？

つん：スイッチ・オンして待っててん。
（陰の声：いま、スイッチ入ったんでしょ？）


でも、スイッチを本当にＯＦＦにしたのは、ワタシの帰宅を確認してからなんだよね。。。


つん次郎：やっとゆっくり眠れるね。


本日の水分摂取量メモ
1300cc


にゅ～にゅ～＝300cc

柔ニャン体操

シニアになると体が硬くなるのはヒトもイヌも同じ。
つんちゃがまだ若輩者だったころ、
当時１５歳だった先輩わんこのお母さんが言ってたことを思い出す。
「このごろ朝起きた時にやる、ぐぅぅぅ～～～んと前脚を押し出しての伸びがあまりできなくなったの。」
でも、歩き方には問題なく、楽々お散歩をしていた。

あれから１０年、「若輩者」の顔は白くなり、
油を差してやりたくなるような音がする関節のシニア世代となった。
１５歳から見れば、まだまだ「若輩者」だけどね。
つんちゃのストレッチは前伸びの他、後ろ足の肉球を舐めるため「ねこ丸」が今のところ可能。
ヘソ天はしなくなった。


ずっと、猫をライバル視（いや、敵視だろ？）していたつんちゃだが、
猫にはかなわない。

つん：お肉が邪魔してるだけやねん。


つん：もっと、こう、、、ぐるっと・・・。


つん：できる・・・


つん：はずやねんけどなぁ・・・。


つん：首ストレッチもしとこ。


つん：ねこ的お手入れ。


つん：シミ＆シワはないねんけど・・・。


つん：ネコってなんであんなに柔らかいんやろ？


つん：あ　そっか。タコの仲間やからか。
（陰の声：違うと思います。）


本日の水分摂取量メモ
1100CC


にゅ～にゅ～＝300CC

場外２本

やってくれました。
場外ホームラン２本！
今日は連続２回、トイレを外してじょじょじょじょじょ～っとしたらしい。

世界のホームラン王・王貞治に対して、
広島カープが考案した王シフトのように、
つんちゃのトイレ対策は抜かりなく、
つんちゃ部屋全体をトイレとする「つんちゃシフト」を
文字通り（トイレシートとともに）敷いていたにもかかわらず、惨敗

極端な右寄り守備である王シフトにも揺らぐことなく
右打ちを貫いた世界のホームラン王に対して、
世界のつんちゃはあっさり習慣を捨て去った。
柔軟というか、軟弱というか・・・。
どんな辛いことでもやりぬくストイックなスポ根もののキャラではないので、
我慢と努力からは離れて、ゆる～く暮らしている。

POPOには２回ともトイレまで出向いたが、
母が洗濯物を取り入れている間に
その近くで「ま、ここでもエエか。」と、じょじょじょ。
そしてマットの下まで濡らした後始末をしている間に
ダメ押しにじょじょじょ。
２打席連続場外ホームランという、今までにない記録を打ち立てた・・・。
絶賛する記録ではないけど。

（陰の声：何か言いたいことは？）


つん：きょうのごはん、まずかった。


（陰の声：サバ缶の？　あれ、塩味付いてたから、煮汁を捨てて、お水たっぷりにして野菜を入れたんだけど。。。）


つん：そんなんアカンやろ。


（陰の声：それで、場外に？）


つん：わかってくれたぁ～？


（陰の声：つんちゃシフトの範囲を広げなくちゃならないな。）


（陰の声：それともオムツ？）
今日は帰宅途中、ちょうどモカのトイレ散歩に出ていたラクままと会って、
きなちんが小さいころから家の中ではず～～っとオムツ派だと聞いたばかり。


つん：はい、スミマセン。トイレに行けマス。


この罪のない笑顔につい騙される。


本日の水分摂取量メモ
1700cc


にゅ～にゅ～＝100cc (在庫切れのため、いつもより少ない）

愛玩”ツンバ”

最近の家電は使用者に何かと合図を送ったり、話しかけたりする。
チンした後、レンジの中に置いたままにしておくと「ピーピー」鳴るし、
言葉でいろいろ指示する家電もある。

我が家の”ツンバ”もよく指示を出す。
体中の関節がギシギシいっているつんちゃを歩かせるのに、
歩様の悪い足元が心配でつい支えてしまう。
ベッドからトイレへの移動にも、ワタシは「連れしょん対応」。
ワタシのことを「シンクロしてる」と思っているつんちゃは
ベッドの中での体の位置を変えるときにも、
「まわれ うちっ」とひと吠えするので
黒子のワタシが回転のお手伝いをするようになった。
（陰の声：「開けごま！」的な？）

「自分でできるのに」と、日中のつんちゃを見ている母は言う。
母にはそうした合図は出さないそうだ。
どうやら指名制らしい。

母にはトイレに行きたくなったり、用を済ませると、
必ず知らせて処理を促す。
そしておしり周りをきれいに拭いてもらう。
母がそばにいるときは「行くよ～」
母の姿が見えないときには「出たよ～」の声を上げるそうだ。

今日は母がつんちゃ部屋にあるクローゼット内を整理していた。
その間、つんちゃはお気に入りベッドでぐっすり寝ていたのだそうだ。
母がふと臭いを感じ振り返るとそこに、"ブツ"と"地図" があったらしい。

気配を消して用を済ませたら何事もなかったかのようにベッドへ戻っていて、
すやすやと眠っていたそうだ。
母はつんちゃのおシゴトに全然気が付かなかったという。
普通のおしゃべり家電にもサイレントバージョンはあるのだろうか？

今夜はワタシが帰宅した時間にやっと目が覚め、
それからようやく晩ごはんを食べたのだった。
いつもなら、５時過ぎにはそわそわしながら
１日３食のうちの、３回目の食事である晩ごはんをねだるのに。

どこか具合の悪いところでもあるのかな？
体がだるくて、寝ている時間が延びたのかな？
と、いろいろ気になったけれど、
ちゃっかり、ヒト晩御飯にも参加していた。

今日はおいしいどら焼き買ってきたんだ。


つん：ちょーだいの言える家電を目指してんねん。


つん：しゃべるだけじゃなく、ウレシイ顔もするねん♪
（陰の声：電気で動かないし、家事手伝いはしないから、家電じゃないよね。）


本日の水分摂取量
1700cc


にゅ～にゅ～300cc