VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

ゆく川の流れ

2016-03-31 | 月世界
3月31日、年度末。
会社や学校で組織の改編があって
大きな変化のある区切りの日付でもある。

いつもと変わらないと思っている日々も
同じ時間はないのだよね。
自分が停滞しているときも、
世の中では時間は進んでいるし、
春は来る。

帰宅後、用があって久しぶりに夜の公園を取りかかったら
桜が咲いていた。
明日は一気に満開になるだろう。
つんちゃと眺めた桜の下で、
つんちゃの嗅いでいた植え込みのあたりに面影を探して
投影法のように姿を浮かび上がらせていた。

トンポッチおばちゃんから、つんちゃに届いた桜の便り。
桜がプリントされたどら焼きと桜のゼリー。


虹の橋というタイトルのブリザードフラワー。


つんちゃへのメッセージが添えられていた。


「永遠の気持ち」はあっても、「永遠の命」はないから、
つんちゃの身体は、天にお返しするけれど、
魂は永遠につんちゃとして存在していてほしい。


今日の出来事。
このひとも12年間続けた番組を降板。
つんちゃも一緒に見ていた番組だったね。


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何につけても

2016-03-29 | 月世界
今夜はサッカー日本代表の試合があった。
ワールドカップ・アジア2次予選「日本vsシリア」
場所は埼玉スタジアム2002
2002年ワールドカップ日韓共同開催のときにできたスタジアムだ。


アジアで初めてのサッカーワールドカップ開催で、
日本でもチケットが入手しにくく、
抽選でやっと手に入れた2試合分を見に行った。
1つは横浜スタジアムでの試合で、トンポッチ家が当選したチケットを譲ってもらい、
会社のサッカー大好き上司と見に行った。
もう1試合は、イタリア大使館枠で勤め先の会社が入手したものを
社内抽選で引き当てイタリアvs韓国を鹿島スタジアムで観戦した。

一緒に横浜スタジアムに行った上司はこの春定年を迎え
今週末、送別会を行うことになっている。
イタリア戦を見に行った時に一緒だったイタリア人は
その後転勤となって一旦、日本を離れたが
昨秋、社長として再び日本に赴任した。

あのワールドカップからの歳月を
今日という日から眺めると
物事の始まりと終わりにつんちゃの生涯を重ねてしまう。

つんちゃは日韓共同開催の2002年に生まれた。
サッカー日本代表の試合があると、
テレビ観戦の傍らでのつんちゃの姿を思い出す。
年甲斐もなく興奮して母が大きな声を出すたびに
つんちゃも一緒になってウォンウォン吠え出すので
もっと静かに観戦するように母に要請したものだ。
それでも接戦になると、そんなことも言ってられなくなったのは
ワタシも同罪なのだが。

その母の興奮も段々と沈静化してきたのと合わせ
耳が遠くなってきていたのか、
近頃は以前のような過敏な反応をしなくなっていたつんちゃ。
少々声を上げても傍で静かに寝ていた。
今はただ、あのつんちゃの興奮ぶりが懐かしい。
FIFAワールドカップ関連の試合さえも、
つんちゃへとつながっているのだ。
凄い存在だね、つんちゃ。


テレビ画面の台座部分の中心につんちゃの写真を据えてみた。
一緒に見ようね、日本代表の試合。
今夜からここに。
 

5-0で日本快勝


2点ゴールの香川は後半、解説者:松木さんの言葉を借りればキレキレのプレー。


おまけ
(陰の声:大きい動物が大好き。だから激ぽちゃつんちゃもワタシ好みだったのだ。)


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イースターのお客様

2016-03-27 | 月世界
今日は復活祭の日曜日。
十字架にかけられたキリストは三日目に復活したという。
キリスト教徒ではないけれど、
なんとなく行事だけは乗っかるという日本人にとって、
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」というイースターの設定は
日付が固定されないので、いまいちノリが悪いところもある。

でも、「復活祭」という響きはとてもいい。
つんちゃも復活してくれないかな・・・。

以前、イギリスで友人二人にいただいた聖書を持っている。
一冊は英語版、
もう一冊はわざわざ日本語版を探してくれた。
本の性質上、売ったり、ましてや捨てたりはできないので
読むことはなくとも、本棚に置かれている。
イースターの今日、久々に「復活」した。

週末には、つんちゃの四十九日となる。
仏教の教えによれば、まだ、現世に魂は残っているとされるが、
キリスト教的には、イエスは三日目に復活しているから
四十九日も経ったら無理かな、復活・・・。

でも、仏教徒的発想ならまだ近くにはいるってことになる。、
今日は、マフままとなび姉さん、マリンままが
つんちゃに会いに来てくれた。

つんちゃの前でたくさんおしゃべりして、
つんちゃにもたくさんおやつやお花をいただいて、
きっと、つん魂は喜んでまわりをうろうろしていたことだろう。
もうすぐ遠くに行ってしまうつんちゃ。
またいつか、「復活」して、会いたいね。

イースターと言えば卵。卵をかたどったお菓子も定番。
チョコレートは現役のときは食べられなかったけれど、
今は解禁かな???


お月さまのお菓子を見つけたから、と、
マフままから「月世界」
マリンままから「幻月」というのをいただいた。
季節のお菓子、桜餅はなび姉さんから。
ちゃんと、わんことしてのおやつ(右端)もいただいたから、
つんちゃはウハウハでどれから食べようか迷っていることだろう。
マフままにいただいた「Moon glass」は大好きなにゅ~にゅ~をいれると
その量によって満月になったり、三日月になったりする。
つんちゃの旅立った日の月=上弦の月の前日の月(復活祭並みにわかりにくいけど)
を表してにゅ~にゅ~を半分だけ入れてみた。


海が大好きだったつんちゃに、
淡水犬だったなびさんのお姉さんから
潮の香りのお線香をいただいた。
早速、月面着陸のアストロ君の前で立ててみた。
つん魂:う~~~ん、懐かしい~。潮のかほり~。


お花もたくさんいただいて、つんちゃは寂しくないね。


マリンままと3人娘が寄せ書きしてくれたかわいいカードは、
お花に添えられたみんなからのメッセージカードと一緒に
お供えさせてもらった。



つんちゃに会いに来てくれるワン友さんや、
お花を届けてくれたワン友さん、
このブログを読んでつんちゃを偲んでくださる方々、
つんちゃに心を寄せてくださって、本当にありがとうございます。

つんちゃの生涯が、たくさんの暖かい気持ちに包まれていたことを
とてもうれしく思います。
ワンコにとって、そういう人たちにたくさん出会えたことは
何よりのご褒美だと思います。
コメント (6)
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つきの木

2016-03-26 | 月世界
ブログを始めてしばらくして、
ブログパーツというものを知った。

ブログの記事について、
つんちゃに関するものにテーマを絞ることは
当初から決めていたことだったので、
ブログパーツに関しても、種々様々なものがあってもほとんどつけていなかった。

その数少ないブログパーツの中で続けていたのが
「グリムス」だ。

エントリー(投稿)と共に苗が成長していき、
大人の樹へ成長すると育てた樹の数だけ、実際の森へ苗を植樹するサービス

というので、記事を書けばブログパーツの中で木が育つ。
そして昨日、ようやく20本目が大人の木に成長した。

Voice of Tsuckyが育てた20本の木は、
「つきの木」という名前で、
世界の植林活動地域に根を下ろす。
がんばって大きくなるんだぞ~~「つきの木}

星の王子さまは、キツネに教えられ、
いくら他にたくさんのバラがあろうとも、
自分が美しいと思い、精一杯の世話をしたバラはやはりいとおしく、
自分にとって一番のバラなのだと悟る。

ワタシにとっても、
いくらたくさんの犬がいようとも、
自分にとっての一番は、つんちゃなのだ。

つんちゃがはたちになるまで一緒に居られるようにと
ブログパーツの「つきの木」が20本になるまで
一生懸命育てた。

だけど、つんちゃははたちになることなく、
王子が自分の星に帰ったように、
つんちゃも月に帰ってしまった。

20本目、これが最後の「つきの木」
記念写真をパチリ。


キツネとの別れの悲しさを前に
「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんかならなければ良かった」と思う王子に、
「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い出せるなら、
仲良くなったことは決して無駄なこと、悪いことではなかった」とキツネは答える。
別れ際、王子は「大切なものは、目に見えない」という「秘密」をキツネから教えられる。

いつか、黄色く色づく麦畑を見に行こうと思う。
そして、朝陽に輝いたつんちゃの黄金の被毛を思い出してみたい。




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満月を眺めて

2016-03-23 | 月世界
駅に着いて空を見上げると黄みを帯びた満月だった。
話しかけるにはいい相手だよね。
星だといっぱいありすぎて、
天体に疎いワタシはどれがどの星なのかわからないので
いつも決まった相手を選んで話しかけられないから。

上を向いて歩こうと歌った歌詞に共感しながら
夜道を月と一緒に家へ向かう。涙がこぼれないように。

でも、帰宅すると涙が溢れた。
パールままから、つんちゃにかわいいお花が届いていたから。
つんちゃに心を寄せてくれる友達がいることに涙が溢れた。
この涙は分類するとどういう種類の涙になるのか???

感謝の気持ちと、
つんちゃへの思慕と。

つんちゃの姿が恋しくなって、
日付の変わる頃、もう一度夜空に月を探した。
でも、雲に覆われどこにも見えない。
明日からは寒の戻りでまた寒くなるようだ。



ラブラドールの姿が恋しくて、ついポチッとした真鍮製のキーリングが届いた。
あの日、つんちゃが無言の帰宅をしたときに
自分の鍵でドアを開けたのに、そのあとその鍵はどこかに行ったまま行方知れず。
こんな素敵なキーリングを付けていたら失くさないかな。





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つっきーの木