霜月の月

体感温度が暦に追いついてきたという感じがするこの２～３日。
まったくもって寒い！
こちらの調整能力が追いついていないゾ。

寒いのは苦手だけど、空の冴えはお見事というしかない。
１１月２８日は、「半影月食」だったらしい。
らしいというのは、肉眼ではあまりわからないような「影」だったから。

満月があると、ついつい見入ってしまうけれど、見栄えがするのはなんといっても冬の夜空。
「ん？今日の満月は、なんかちょっと遠いな。」と思ったけれど、
まさか、上半分に月蝕があったなんて・・・。

昨夜も今夜も曇りで月は隠れてしまい、
夜空を見上げる楽しみがない、寒さだけの夜散歩となった。

１１月の月も今日で千穐楽。
明日からは２０１２年の締めの月となる。

空腹は最高の調味料と言うが、
寒さは最高の演出効果。
芋煮会の成功は、この寒さでほぼ間違いないだろう。


１１月２９日。
つん：え～～とこのくらいかな？


（陰の声：つんちゃさん、何探してんの？）


つん：蓑虫になるための落ち葉。
（陰の声：つんちゃ用には相当、量が必要だね。）


１１月３０日。
つん：チョビ、ずいぶんあったかそうな格好してるやん。
チョビ：このぬくぬくパンツ、おかーさんが作ってくれたんだ～。


みんな：寒いから帰ろーねー。


つん：あ、うちは、ちょっと用事が・・・。


（陰の声：用事ってほどの用事じゃないんじゃ・・・？）


つん：まだだれか来ないかな～っと思って。
（陰の声：今日はいっぱいお友達に会えたから、満足でしょ？）
つんちゃの普段の朝散歩時間に会える友ワンがいないのは、
このところの寒さのせいもあるのかも。

日出処のつんちゃ

朝日を浴びると体にいいとよく聞くが、ではなぜ体にいいのか？
・・・なんて調べて書くのも面倒なので省略することに。

みのもんたの番組が取り上げていたような気がするけれど、
理由は覚えなくてもいいのでしょう、「お嬢様たち」には、
朝日を浴びるといいのよね～で十分な気がする。

うちのお嬢も体にいい（だけが理由じゃないけど）ので朝日を浴びる。
夏時間は勝手に起きてくれるが、
冬時間は体内時計が追いつかず、
ワタシの出勤時間に合わせてはくれない。
したがって、愚図るつんちゃをなだめすかしながら起こして
やっと昇る朝日を拝める時間に公園に出られるのだ。

体にいいぞ～～。
毎日、遅刻しやしないかとひやひやもんのワタシの内心はさておき・・・。

つん：お？明けてきたやん。




つん：来たな～コンニャロめ。


つん：ガウってやるぅ～～っ！


（陰の声：朝日にケンカ売ってどうするんですか・・・。）


つん：今日は、まあ、この辺にしといたるわ。


つん：お？あっちは月か？

落ちこぼれの妙味

３連休というのに、一度も”犬毛海岸公園”に出勤しなかった。
１日目は雨。
２日目も散歩の時間に雨が残っていた。（散歩中には晴れていたけれど）
３日目はすっきり快晴だったにも関わらず、つんちゃは留守番。

昨日、トンポッチおばちゃんがやって来た。
つんちゃ守のためである。
朝の散歩を終えてから夕方５時まで出かけていた間、
つんちゃはトンポッチおばちゃんとの攻防に明け暮れていたらしい。

用事をしている間はおとなしく待っているが、
「やれやれ、一休み」というところを見計らって、
様々なおもちゃを持ち出し、
遊べや！おやつや！と、トンポッチおばちゃんをゆっくりさせてくれなかったらしい。

家族と離れても平気なようには育てていない。
そんな犬はダメ犬とされるだろうけど、
そこは落語の世界で主人公になるキャラを愛する人間と同じ心境なのである。

人間、きっちりしすぎていると窮屈で、
ダメなところも味として認めてしまうおおらかさが落語にはある。
あのシャレっ気がいかにも心地よい。
自分に甘いところが、合っているのだろう。
自分ができないものを、他人や犬に「完璧」を求めるなんておこがましい。

今日は、母と歌舞伎見物で出かけていた。
演目は２つ。
「双蝶々曲輪日記」体調不良で休演していた仁左衛門が復帰しての千穐楽はラッキーだった。
「人情噺文七元結」菊五郎のおとぼけ味が楽しめた。

「人情噺・・・」の方は元々、落語の演目だったそうで、
博打と酒で借金まみれの男だけれど、
お人好しなところがある、憎めない人間が主人公の話。

欠点だらけだからこそ、ひとつでもいいところがあればヨシとしてしまう、
落語っていいよなぁ・・・。
優等生がいなくちゃ世の中進歩しないけど、
そんなのばっかりでもおもしろくないもの。

かなり落語的なつんちゃとしては、救われる・・・。
ちょっと濃い味に仕上がってるけどネ。


つん：今日は晴れてんのに、なんでここ？


つん：”犬毛海岸公園”に行かないって・・・ことは？


つん：もしかして、留守番？


つん：うちが留守番もできないダメ犬やって？


つん：で、うちのこと、「与太郎」って名前にしようってのかい？
（陰の声：つんちゃさん、なぜか江戸っ子口調になってますよ。）


つん：愛すべきキャラやん、地武太治部右衛門


つん：お～～～い、定吉


つん：ようがしょ、熊さん・八っつあんで


つん：ダメキャラしか登場しない落語界のお誘いはあると思うねん・・・。


つん：歌舞伎界からのオファーはまだやけど


つんちゃの今日の三種の神器。
トンポッチおばちゃんとのお留守番、よくできました

２４足女子会鍋パーティー

また一段と寒くなってきた。
勝手にドッグラン女子会鍋パーティーをやろうとラブ家からのお誘いはゴッドタイミングだった。、
まさに、鍋日和？となった今日は冷たい雨が降った寒い日。
千葉国際駅伝を走る選手たちには申し訳ないけど、
コースとなったすぐ近くで、女子会は暖かい鍋をつついていた。（しあわせ～～～）

２４足の計算式は以下のとおり。

２足歩行Ｘ６人＋４足歩行Ｘ３頭＝２４足

参加者：モモタまま・クルミまま・チェリーまま・マフまま・ラブまま＆ワタシ
参加犬：マフィン・ラブ・つっきー
６人と３頭で足の合計は２４本


女子会前半戦は１１時半～１６時
後半戦は２２時まで。
前後半ともフル出場のラブラドール組は
ラブ家で夕飯をいただき、おやつもしっかりゲットして、
夜遅くまで居座った。

でも帰るとなると、サッサと玄関へ向かい、
お礼のあいさつもせずに、車に乗り込んだ。
礼儀礼節を教えておかなくては・・・。

鍋は３種類を用意してもらっていたが、
さすがにおなかいっぱいとなり、豆乳鍋は今回、出番見送りとなった。

しかし、年齢層は高いとはいえ、そこは女子会、
甘いものは別腹なのだ。
しっかり持ち寄ったスイーツをいただき、つんちゃ家、後半戦も出場して帰った。

遅くまでありがとうございました。

和風だし鍋


キムチ鍋


ししゃものオイスターソース風味のマリネ。


飲める人はいない女子会。
今時の高校生すら驚く？アルコールフリーの鍋パーティー。





４足組も女子ばかり。
マフ＆ラブ：女子会に参加してます！



オンナの好きなもの：芋・蛸・南京というから、
４足組女子にはじゃがいものような外見なのに中身は黄色くて甘いさつまいも。


つん：ようしゃべるなぁ・・・切れ目なしや。
ラブ：女子会だからね。それよりマフちゃん、スイーツ、どれにしよっか～？

久しぶりのお出まし

昨日の朝、つんちゃ球場に久しぶりにゴンが来ていた。
夏に入ってから、ずっと会っていなかったので、
数か月ぶりである。

元気者のゴンもさすがに夏の暑さは堪えるだろうから、
涼しくなったら会えるかな？
と思っていたのが、１１月も半ば過ぎになってようやく姿を見せた。
こんなに長く間が空いたことは今までになかったので、
実はかなり心配していた。

ゴン父さんとアンクル・ゴンに聞くと、
散歩の方向はゴンが決めるそうなのだ。
家を出て二股に分かれるところで、
ゴンはつんちゃ球場方面を選んでいなかったらしい。

９歳のゴンにとって、ここまでの距離を毎日通うことは
しんどくなっているのかもしれない。
そういえば、５匹のビーグル軍団・りゅう一家もずっと来ていない。

朝のメンバーが変わりつつあるつんちゃ球場。
今朝はいつもより長めに散歩ができるので、
居残っていたら、ちびワン達に合流となった。
こちらは１０日ぶりくらいかな？


ゴン：久しぶりだぜ。元気だったか？
つん：ゴンちゃん、元気そうやん。


ゴン：オレはいっつも元気だぜ。


ゴン：つんは元気だったのか？


つん：うん。


ゴン：返事をする時は相手の目を見て言うのが常識だろ？！
つん：言いたいことを伝えるには相手の目を見て訴えることが大事やねん。
（陰の声：それって、ゴン父さんとアンクル・ゴンにおやつねだってるってこと？）



つん：ココままには十分伝わってるな


ココまま＆ラクまま：さあ、帰るよ～～～。


つん：今日はおやつもらえる相手がいっぱいおったなぁ・・・。


つん：いや？ちょっと待てよ。たしか、横っちょからかっさらわれたなぁ？
（陰の声：ちゃんと補てんしてもらってたじゃない。）