しきたり

毎度、ナイトウォークから帰ってくると行われるつんちゃの日常習慣とは？

以前にも書いた、「かっぱらい行為」である。
なぜナイトウォークの後だけなのか。
ごはんの有無によるためというのが最も有力な説である。
つまり、こうだ。
つんちゃの普段のお散歩は朝・夜２回。
朝は帰るとごはんを供される。
夜はすでに食べてから出かける。
このパターンで過ごすことがほとんどだった。
そのため、ナイトウォークから帰っても、何も出ない。
口寂しい。
つんちゃは考えた。
何か方法はないものか？

お風呂で足を洗い、タオルで拭く。
その後、私が手を洗ったりうがいをしたりしているそのわずかな時間が、
つんちゃの「おしごとタイム」なのだ。
ワタシの部屋に入り、かっぱらえるものを素早く物色し、
それを自分のケージに持ち入る。
その通過を大抵は母が目撃している。
そのユーモラスな姿は最高の娯楽である。
ちょっと咥えにくいものを選んだ場合は、
途中で落っこどさないか、
長いひも状のものがある場合は足を引っ掛けないか、
収穫物をなるべく上に掲げ、急ぐ姿は見モノである。
重いものだった場合は、運ぶのに苦労しているようで
道半ばで無念の捕縛ということもある。

昨夜は軽いものが手に入った。
まんまと陣地内に入り、ワタシが取り返しに来るのを待ち構えていた。

最初の頃は、持ち入ったものを食いちぎってしまったり、
飲み込む心配があったので、慌てて止めた。
しかし、今では心配はないとわかっているので、放置である。
しかし完全無視をすると、つんちゃに「悪い」。
一所懸命運んで行く姿を楽しませてもらっている「お代」として、
なにかしらをお支払いする。
つんちゃはそのわずかな興行収入で「しきたり」を守っている。

つん：高く買い取ってくれへんかにゃ～。

つん：もう一声

（陰の声：わけあり商品ですな・・・。）

草の海を泳ぐ

昨日の雨は上がったが、今日は強風が吹き荒れた。
「犬毛海岸」へ行ってみると、
この強風にもめげず、ラブ・クロ・ジョイが遊んでいた。
強風もなんのその、
ルフィー・チェリー・もみじ・リズと続々登場。
お茶会会場のウッドデッキにいると、
本日２度目のバディも来た。

犬連れでないと、こんな日にわざわざ公園へ出かけないだろう。
今朝はとっても空いていた。

そんな公園広場を独占して駆け回る。
今日は、波が高いので浜辺へ出られない。
その代わりといってはなんだが、
風そよぐ草の海を思いっきり「泳いだ」。

芽吹いたばかりの若い草は黄みの強い緑。
葉の裏は表に比べて白みによっている。
そのフレッシュグリーンと裏葉色が、
強い風にそよいで、まるで波のようにうねるのだ。

久しぶりに子犬時代のように「ドブ川」に入ったラブを
つんちゃは追っかけまわしていた。
なんだか楽しそう。


つん：ラブーー、成長してへんなぁ、あんた！
ラブ：つんこそ、オトナぶってないで、入んなよー。楽しいぞーー。

つん：なんかこの写真、うちは駆けってないみたいやん・・・



本日の”つんちゃワン”
　メイン＝鶏ササミ（330g)
　サイド＝野菜７種（人参・えのき・さつまいも・キャベツ・チンゲン菜・セロリ・かぶ）
　その他＝すりゴマ
　スープ＝味噌
　おやつ＝牛バラ（ゆで・少々）・ヨーグルト
　サプリ＝アースリスージG・カルシウム

蓑着る犬

ゴールデンウィークも目前というのに、
この寒い雨はなんだ？
朝からずっと降り続いている。
夕方のお散歩で会ったランちゃんのママは
「ホカロン貼ってるのよ～」と言っていた。
ふと、つんちゃのレインコートを見て、
「つんちゃん、いいの着てるわね～」と褒めてくれた。

YOUNGの頃に着ていたレインコートは、
パッツンパッツンで、経年劣化のせいもあるが（言い訳）、
前ボタンが外れやすくなっていた。
前足に袖を通して着せるタイプだったそのレインコートはもう着用しなくなった。
MIDDLEになって太さが増すと、着る・脱ぐが大変になる。
さらにAGEDになると足の曲げが大変になるようだ。
で、頭からスポッと入れて、両脇をカチッ・カチッと止めるだけのこのタイプにした。

去年買った八重山吹が見事に咲いた。
一重山吹は実がなるが八重山吹は実がつかない。
この八重山吹を詠った有名な和歌をふと思い出した。

「七重八重 花は咲けども 山吹の
実のひとつだに なきぞかなしき」

山道の一軒家に雨宿りを願った武将の
太田道潅（おおたどうかん）に、
貸す蓑（みの）すらないその家の女性は
八重山吹を差し出して短歌を読んだ。
八重山吹は実をつけないことから、
”みのひとつだになき”をかけている

今の時代は犬にもレインコートを着せる。
蓑の時代からは想像もつかないことだろうなぁ・・・。


今朝は「犬毛海岸」に行っても友ワンに会えないだろうし、
そうなると、つんちゃはがっかりするので、
雨の日は「雨ニモ負ケズコース」を歩くことになっている。

つん：雨でも行くでー。


つん：ピンクのお花もきれいやなー。


つん：ここ、久しぶりに来たやん・・・。


（陰の声：あーーー降りない、降りない、そこ！このあいだの川の階段斜度を忘れたか！）


つん：ここも階段や。


つん：晴れやっかにぃ～～っ、帰るぅ～～～


うちの八重山吹


つん：見るだけか・・。
　　　「実のひとつだに　なきぞつまらん」

つんちゃの急用

つんちゃのナイトウォークは、
ワタシが帰宅して晩御飯を終えた後にしている。
子犬時代は弾むようにお散歩に出かけていたので、
順序は逆の「ナイトウォーク->晩御飯」だった。
でも、その習慣を続けて、ワタシの体重は右肩上がり。
これは寝る直前に晩御飯を食べるせいだ！と思い、
「晩御飯->ナイトウォーク」になった。

今夜も晩御飯を食べていると、
いつものようにつんちゃが「チョーダイポジション」に着座して、
しばらくはカッテージチーズや納豆などをもらっていた。

すると、ふいに「つんちゃ席」を離れると、
隣室へ何かを探すような様子をみせた。
その部屋はゲージも置いてあり、トイレもある。
スワッ！ゆるゆるなのか！？

つんちゃは「緑のタコちゃん」を咥え、食卓を素通りし玄関へ向かった。
いよいよ怪しい・・・。
食事を中断し、散歩へ連れ出すことにした。
玄関ドアの前で「早く早く！」と急き立てるようなつんちゃは
最近、あまりなかった。
なのに、「漏れるよーーーー」と言っているように足踏みしている。

「これはいかん！！！」とこちらも焦る。
外へ出て、「さあ、つんちゃ、心ゆくまでどーぞ！」とほっとすると、
つんちゃは道端の草を食べはじめた。
「あり？」「トイレダッシュじゃなかったの？」

なおも何箇所かで草にこだわり、
公園ではPIPIを優先させ、しばらくしてくるくる回りだした。
POPOのゆるゆるを覚悟していたので、
スコップまで持ってきたというのに、結果は「フツーのPOPO」

なんだか気が抜けた。
とりあえず、具合は悪くないんだということがわかってほっとしたが、
つんちゃがおやつを中断してまでの急用って何だったのか？？？
謎である・・・。

つんブロ、祝・２周年！

つんちゃのブログを書き始めてから、
今日で、はや２年。

日常の何気ないことを残しておくだけで、
つんちゃとの歴史が刻まれていく。

ブログを始めることに二の足を踏んでいたのにはワケがあった。
パソコンが苦手なのに、どうやってアプローチすればいいのか？
しかも、ツールは何も持っていない。

いまひとつの理由はもっと内面的なことであった。
つんちゃが元気で過ごせる間は楽しいだろうけど、
病や老いや、その先にくる別れを考えると日々を綴ることが怖かった。
輝くばかりの楽しい日々を、保存版で残してしまったら、
かえってつらくなるのではないか。
一瞬一瞬を留め置くのではなく、
時の流れのままに送った方がいいのではないか？
そんな複雑な思いもあった。

でも、ここにこうしている、そのことを精一杯エンジョイしよう、
という風に切り替えた。

ブログ開設に（なかば強引に）踏み切らせてくれた、
親ブログ「Lab通信」に感謝申し上げる。
そして、同日開設の双子ブログ「マフと歩けば」、
同族の「ラブ日記」、
少し遅れて同じ親ブログから教えを乞うた妹ブログ「ワン！ダフル☆マリン」にも感謝。
楽しいブログ仲間がいたからこそ続けられた。
コメントを寄せて下さった方々、
つんブロを訪れてくださった方々、
全てに感謝！

そして、ブログという思ってもみなかったことを始め、
続けるエネルギー源となってくれている「つんつくつっきー」に感謝。
これからも楽しい時間がたくさん過ごせますように！

PCに向かっていると、「お迎え」にくるつんちゃ。
どうも、自分と同じ部屋にいないと気にくわないらしい。
部屋の入口で、このように「こっちゃこいビーム」を発して、
その警告に応じなければ、第２攻撃「吠えたるどー砲弾」が発射される

つん：それ、何やのん？

つん：そんなんほっといて、あっちいこうやん。

つん：淋しいやん、うち・・・。


・・・こうなると、マケである。
つんブロのは、しばし中断。
翌日まわしとなることを御了承いただきたい