こちらは、文庫化大正解‼︎大絶賛の本です。
突然ですが、皆さんは納棺師という職業を知っていますか?納棺師とは、亡くなった方に化粧を施したり、損傷の激しい特殊遺体を復元する仕事です。映画『おくりびと』でも一時話題になりました。
復元納棺師である筆者は東日本大震災を経験し、たくさんのご遺体を目にしたそうです。きっと凄惨な光景だったことと思います。混乱の中きちんとお別れをすることもままない状態だったといいます。遺体安置所で出会った一人の女の子に心動かされ、ボランティアで被災地で遺体の復元をしました。
人が必ずいつかは経験する死。誰しもがおくる側にも、おくられる側にもなります。しかし、亡くなった後のご遺体には、さまざまな変化が起き、時として様子が変わってしまうことがあります。(それを防ぐためアメリカではエンバーミングがされたりもします。)様子が変わってしまった故人の顔を見たときのショックは計り知れないものです。そのため、エンバーミングのように薬剤を使用することなく、人の手で復元し、おくる側の悲しみを少しでも癒し、最後を迎えてもらうことが納棺師の仕事です。
日本では死はタブーなので、こういった本を書くことは大変勇気がいったと思います。ただ、このような本を読む中で、死生観も養われます。(医学部や看護学部では必修で死生観の授業があります。)これから、生と死の現場に働くことを志すものとして、このような本があるときっと正しく死について理解できると思いました。
もちろんものすごくシビアな内容ですし、デリケートな内容ですが、人間愛に溢れたそれぞれの物語で最後には心が温かくなる本です。
本日もポチッとよろしくお願いします。皆さん頑張っておられます。
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人が必ずいつかは経験する死。誰しもがおくる側にも、おくられる側にもなります。しかし、亡くなった後のご遺体には、さまざまな変化が起き、時として様子が変わってしまうことがあります。(それを防ぐためアメリカではエンバーミングがされたりもします。)様子が変わってしまった故人の顔を見たときのショックは計り知れないものです。そのため、エンバーミングのように薬剤を使用することなく、人の手で復元し、おくる側の悲しみを少しでも癒し、最後を迎えてもらうことが納棺師の仕事です。
日本では死はタブーなので、こういった本を書くことは大変勇気がいったと思います。ただ、このような本を読む中で、死生観も養われます。(医学部や看護学部では必修で死生観の授業があります。)これから、生と死の現場に働くことを志すものとして、このような本があるときっと正しく死について理解できると思いました。
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