負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

ドライとウエット、キツさの違い

2023-07-26 17:28:00 | 研究室ぐらし(博士のタマゴ)
半期で自分の研究費、使い切りそうです。シンプルに頭おかしいくらい実験してるのに成果が全く出ていないので、心がそのことに気がつきそうになるたびに頭が「蓋をしろ!無心でやるんだ!」と叫び出します。

ドライとウエットどっちがキツいですか?と分野を変えてからよく聞かれるようになりました。個人的には辛さの種類が違うので、どっちがどうとかはうまく言えないです。

どういう辛さかというと、

ドライは自分の頭しか武器がない強さ

ウエットはどんなに手を動かしても結果がでない辛さ

です。研究の進捗はドライは自分の頭が良くなるまで待たないといけません。一方ウエットは反応時間とか物理的な待ち時間が発生するのでタイムマネジメント能力が試されます。そのほか、これは共通ですが、オーバナイト処理(ドライなら解析)といって一晩かかる処理や解析は共通してあります。なのでシンプルにどっちもそこそこ辛いですので、「ドライがキツいからウエットに逃げる」とかそういう思考はよしておくのが無難です。

ちなみにバイオ系やウエットラボの方が闇深いようにネットでは書かれていますが、みんな入局前に期待しすぎなんだと思います。学部生から見ると、ドライラボのイメージがオタッキーすぎるんだと思っていますね。(個人的に)。なので期待もあまりないんかもしれん。うちも学部時代そうだったけど、ウエットラボはいかにもだからやっぱりちょっと憧れてしまうものです。修士から博士の時は結構研究の酸いも甘いも知って選んだので、ある意味落ち着いた大人の選び方をできたような気がします。

というわけでみんな、研究ってどっちもそこそこつらい!大変だぞ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする