負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

有病者、神経を抜く【5】

2022-12-14 09:27:00 | 口唇口蓋裂
やっと、土台の作成に入りました。

今回は前回レントゲンを撮って帰ったので、3本の抜かれてしまった可哀想な神経の跡に薬がしっかり詰められているのを確認しました。神経の形も相当いびつで、治療が困難であったのがよくわかります。

で、神経の部分ができているのでその上にレジンで土台を作っていくと言うことになりました。でまぁ、当然神経掘ってるから深いんですよ。埋めるのにも相当時間がかかる。開口障害もあるので時間との問題でしたね。生憎雨で関節の調子もあまりよくなかったのでいつも以上に開きにくく疲れやすく。最終的に形を整える時には、ちょっと無理やり開けた拍子にバキッとか言う大きめな音が顎からして歯医者の先生を騒がせました。幸いなことに何もなかったのですが。

なんとかやっとのことでできましたが、歯自体がひん曲がっていて、上を被せるのもご苦労な可能性が高いとのことです。さらに言うなら、ステロイドの影響で歯茎が無駄に増えていて、こいつを焼く必要まである様です。この段でまた麻酔か……。最後の最後まで苦労させやがります。

口唇口蓋裂の影響でもともとエナメル質も弱いのであまり長くこの状態にしておくと、歯自体が割れて結果的に抜歯になる可能性もあるため、早めに上物を被せられる様手配しました。本来なら修論後でもいいと言いたいんだけど……と申し訳なさそうな様子でした。いや虫歯にしたのはこちらの方です。

ちなみに、前回の治療で度を超えた乾きを見せ、シェーグレンの本気を見た歯医者の先生は頻繁にうがいをさせるようになりましたとさ。
コメント
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