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Pretenderの備忘録

東京・春・音楽祭2021 イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 vol.2 リッカルド・ムーティ指揮《マクベス》(演奏会形式/字幕付)

2021-04-21 22:39:32 | 音楽 Opera
会場に出向くのは、今年は初めて。
やはりムーティーが出るときは華やいだ雰囲気。
満席にはなってなかったようだが、まあまあの入り。
これは、小澤征爾のオペラ塾を、ワンランク上のレベルでやってる感じか。
演奏は、しっかり力強く。合唱も人数は少なめだったが、無理なく。
歌手陣は、やはり来日組は素晴らしい。特にマクベス夫人とバンコが凄かった。久しぶりにああいう声を生で聴いた。
ムーティーは80歳とは思えないはつらつとした指揮であった。
コンサート形式であったが、ドラマ性が伝わってくる演奏会だった。

東京文化会館

ヴェルディ:歌劇《マクベス》(全4幕)

指揮:リッカルド・ムーティ
マクベス(バリトン):ルカ・ミケレッティ
バンコ(バス):リッカルド・ザネッラート
マクベス夫人(ソプラノ):アナスタシア・バルトリ
マクダフ(テノール):芹澤佳通※
マルコム(テノール):城 宏憲
侍女(ソプラノ):北原瑠美
医者:畠山 茂
召使い:氷見健一郎
刺客:氷見健一郎
伝令:片山将司
第一の亡霊:片山将司
第二の亡霊:金杉瞳子
第三の亡霊:吉田愼知子
管弦楽:東京春祭オーケストラ
合唱:イタリア・オペラ・アカデミー合唱団
合唱指揮:キハラ良尚
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第924回 定期演奏会Aシリーズ

2021-04-20 21:51:52 | 音楽 Classic
ティンパニ協奏曲というのは初めて。この曲は現代曲っぽい感じでなく、結構聞きやすい旋律も多い。ティンパニだけでなく、打楽器が活躍していた。普段目立たないポジションなので、聴衆もオケも温かい拍手を送っていた。

マーラーは金管も安定し、弦も力強く。一番は、正直好きでない。冗長というか、作品としての出来がイマイチだと思う。まあ作曲家で、交響曲一番が代表作の人はほとんどいないと思うけど。

東京文化会館

出 演
指揮/大野和士
ティンパニ/安藤芳広(都響首席奏者)

曲 目
カレヴィ・アホ:ティンパニ協奏曲(2015)[日本初演]
マーラー:交響曲第1番 ニ長調《巨人
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パンドラの鐘

2021-04-20 17:41:26 | 芝居・ミュージカル・バレエ
面白かった。
野田の二十年前の戯曲を、熊林が演出。再演として、作品が残るのにいい形だと思う。

二つの時代を往復しながら、様々な仕掛けが回収されていく。根底には、自由とか平和とかいうものだと思う。この辺から、だんだん、野田さんの作品がやや説教くさくなってくのかなあ。三島的なものも感じたりする。今ならでの28枚とかのシャレも利かせている。

役者は、実力派揃いで安定感。
金子大地は進境著しい。今後が楽しみ。なんでもこなす松尾。門脇は、こういう役が合う。
初演の際は、野田版も、蜷川版も観ていないので、残念。


東京芸術劇場 シアターイースト

作・野田秀樹 
演出・熊林弘高

出演
門脇麦 金子大地
松尾諭 柾木玲弥
木山廉彬 長南洸生 八条院蔵人
松下優也 緒川たまき
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見るレッスン 映画史特別講義

2021-04-19 19:54:13 | 読書
蓮実重彦著 光文社新書

全7講、語ってきたことを新書にまとめたらしいのだが。
フランスだけでなく、ハリウッドも日本も語られている。
実名でバッサリと斬られている、(笑)。

映画祭の現状とか、映画の歴史とか、ハッとさせられる視点もあるし、勉強になる部分も少なくない。私は、ここに出てくる映画の四分の1も観てないと思う。ただ、なんだろう、三島由紀夫賞を取った時のスピーチに関する報道を読んだ時に近いデジャヴ感がある。年をとるとこうなるのだろうか。田原総一朗が、朝までテレビで、司会の役割を放棄して、一人のコメンテーターとしてがなり立てるようになって、どのくらいになるだろう。それと重なるような感覚があるのだ。
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東京・春・音楽祭2021 ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽

2021-04-17 19:00:20 | 音楽 Classic
収録の配信

素晴らしいメンバーで、非常に重いプログラムを90分、堪能させてもらった。
ライブで聴きたかったなあとは思うが、チケット争奪戦も凄かったろうし、
こうして配信してくれたことに感謝。隙のない研ぎ澄まされた、重厚な演奏。

出演
ヴァイオリン:樫本大進
チェロ:オラフ・マニンガー
ピアノ:オハッド・ベン=アリ

曲目
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第6番 変ホ長調 op.70-2
 I. Poco sostenuto - Allegro ma non troppo
 II. Allegretto
 III. Allegretto ma non troppo
 IV. Finale. Allegro
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第3番 ハ短調 op.101
 I. Allegro energico
 II. Presto non assai
 III. Andante grazioso
 IV. Allegro molto
~ 休憩 ~
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D929
 I. Allegro
 II. Andante con moto
 III. Scherzando. Allegro moderato
 IV. Allegro moderato
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