どちらも初めて観る作品。難解どころか分かり易く、音楽も親しみやすい。
リモートで演出をしたそうだが、シンプルなセット。
夜鳴きうぐいすは、歌舞伎にもなりそうなおとぎ話。短いオペラだが、三幕ある。歌手陣もまあまあ。
イオランタは、結構見ごたえがあった。タイトルロールの大隅の声量が見事。ちょっと、粗い感じのところはあるが。相手役の内山の声量が今一つ物足りなかった。あとの脇はベテランの妻屋他、しっかり。
休憩が40分もあり、セットの移動等だろうか。19時開演で、終演が22時15分くらい。この事態で、国の劇場であり、開演を18時半にして、22時前には終わらせるべきだったのではないか。配慮が足りないと思った。
新国立劇場 オペラパレス
【指 揮】高関 健
【演出・美術・衣裳】ヤニス・コッコス
『夜鳴きうぐいす』ストラヴィンスキー
三宅理恵 針生美智子 伊藤達人 吉川健一 ヴィタリ・ユシュマノフ 志村文彦 山下牧子 高橋正尚/濱松孝行/青地英幸
『イオランタ』チャイコフスキー
妻屋秀和 井上大聞 内山信吾 ヴィタリ・ユシュマノフ 村上公太 大塚博章 大隅智佳子 山下牧子 日比野幸 富岡明子