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Pretenderの備忘録

マーラー5番 ベルリン交響楽団 インバル指揮

2005-03-16 23:05:28 | 音楽 Classic
今日のプログラムは、最初に川久保賜紀のメンデルスゾーンのバイオリンコンチェルト。彼女の演奏は初めて聴く。伸びやかに、情感もあり、いい演奏だった。それほど大仰でもなく、押さえながらもしっかりみたいな演奏だった。
マーラー5番[関連したBlog]
。第一楽章、出だしからトランペット他金管はよく音も良く出ていた。弦が、非常にゆったりとした包み込むようないいアンサンブルだった。第二楽章、かなりグロテスクな表現もあり、インバルの音作りなのだろうか。打楽器や木管、あるいはバスがそういう表現が多かった。第三楽章、ガラッと雰囲気が明るくなるような音作りではなかった。ここで、霧が晴れるような展開をこのシンフォニーでは通常感じるが、そういう感じではなく、延長線上という受け止め方をした。金管は良かったけどね。第四楽章。これは美しかった。今日の弦はそれほどシャープではないのだが、ここはきれいに決めた。第五楽章、またグロテスクな表現が多く、カオスを表現しているようであった。終演後、ブラボーの声が凄かったが、正直、あそこまで絶賛するのは、僕はわからなかった。確かに、今まで15年前のボストン=小澤に始まり、マゼール=ウィーン・フィル、シノポリ=フィルハーモニア等々生でも随分聴いたし、CDも主だったところは聴いている。そういう中で、異彩を放つ表現ではあると思う。

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寿司 ランチ 日本橋 御旦狐

2005-03-15 13:09:30 | グルメ
日本橋勤務だった頃よく通った寿司チェーン、御旦狐。店が移動して、だいぶ小さくなっていた。昔は一階は大きなカウンターで二階が座敷になっていて、三階まであったような。今は地下でワンフロアー。
値段は下がったのではないか。当時は1500円で、寿司とうどんだった。1000円のが1.5で1200円。1300円のが1.5で1500円という感じで全てにうどんか吸い物が付く。1300円にした。トロが二つ付いているし、ウニとイクラまでついている。足りないとは思わない。1.5だと多すぎるのではと思う。

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フレンチ 銀座 Austral

2005-03-14 23:51:43 | グルメ
交詢社ビルの高級フレンチ
内装もシックだし、客層もオヤジが多い。立教の齋藤精一郎先生がいた。まだサテライトに出てるのだろうか。

最初にフキノトウのフリッツ。から揚げにしてしまうと、フキノトウの苦味が緩和される。これは好みだろう。
温かいうにのタルトゆずの香り。ウニの強みはなくなり、非常に穏やかな味に名xtづている。
濃厚なオマール海老のクレームとマンゴー、キャビア。贅を尽くすとはこういう一皿か。
フォアグラを三種の料理法で。ポワレ、フラン、コンフィの三層になっている。舌が忘れないだろう感触。
オコゼのロースト、オニオンコンフィと香ばしいフランス産のバターソース。バターソースがちょっとしつこい感じはする。これは酢系のソースにもあうのでは。
佐賀牛フィレ肉の炭火焼き。大変上品なヒレ。この段階でかなり満腹なので非常にいい量。
食べごろのチーズ。いろいろと盛り合わせてもらう。
アバンデゼール。これは木苺のムースで口直し。
デザートはワゴンから。静岡産4種のキウイは変わっていた。マンゴーシャーベットは甘すぎずいい。カシスのタルトは酸味がなんとも美味しい。
ミニャルディーズとエスプレッソで〆た。
ワインは2万平均くらいか。ブルゴーニュの白と、ボルドーの赤。高いだけあるけど、コストパフォーマンスはどうかなあ。
働いている人は、ロジェにいた人や、アークヒルズのマエストロにいた人々で、サービスもきっちりしていた。当たり前かこの値段。


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牛しぐれ 駅弁 飛騨高山

2005-03-13 22:17:43 | グルメ
スーパーで駅弁を買う。金亀館というところが作っている。
紐が付いていて、加熱できるようになっていた。紐を引いて8分待つと化学反応が起きるのだろう、弁当が温かくなっている。弁当箱のうち、深さの半分は、加熱用に使われていた。
ご飯の上に牛がのっている。温められているのもあり、ホクホク。牛蒡と、椎茸ものっていた。量は意外に多い気がする。1050円は安くないが、まあお試しにというところか。

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MAKOTO

2005-03-13 22:05:00 | 映画
なんとなく観てしまった。
TV脚本家の映画監督第一作ということで、コンパクトにまとまった作品ということだろうか。東山紀之、和久井映見を軸に、室井滋、哀川翔が脇を固め、それ以外にも、武田鉄矢、佐野史郎、小堺一機、別所哲也という人たちがちらちら出ていた。
ストーリーはちょっと現実離れしていて、サスペンスタッチもあり、人間ドラマもあるという内容。どんでん返し的な展開もある。
正直、なぜこれを映画で撮る必要があったかはちょっと疑問。なんとかサスペンス劇場枠とか、スペシャルでいいのではないか。映画の大画面で撮る必然性を感じるようなシーンやカメラカットはなかった。
東山ファンの人たちはこれで満足だろうか?苦悩する姿ばかりで、彼の明るいエネルギーを観たかった人も多いのではないか。
設定はゴーストがヒントみたいになっていて、あとはサスペンス劇場のフレーバー。ストーリー展開もイマイチ。
メッセージは何だろう?あまりに暗いし、希望が持てないような気がする。



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