久しぶり南座。
ちょうど三年前、玉三郎監修で愛之助と七之助の四谷怪談を観た。コロナ禍で玉三郎、孝夫の四谷怪談、実は初演以來を観たがかなりの短縮版。
そして今回はもっと短縮版だが、伊右衛門の悪さとお岩の悲哀を描いた。愛之助はこれは持ち役になるだろう。玉三郎は最後だろうが、後は七之助、菊之助あたりが継ぐんだろう。
新派に行ったからと言うのでなく、緑郎や雪之丞はちょっとはまらない感じ。
陰惨な芝居から打って変わって華やかな芝居で〆る、玉三郎のおもてなし。
南座
四世鶴屋南北 作
一、東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)
四谷町伊右衛門浪宅の場 伊藤喜兵衛内の場 元の浪宅の場 |
お岩 小仏小平 後家お弓 お梅 乳母おまき 按摩宅悦 民谷伊右衛門 | 坂東 玉三郎 喜多村 緑郎 河合 雪之丞 上村 吉太朗 中村 歌女之丞 片岡 松之助 片岡 愛之助 |
二、元禄花見踊(げんろくはなみおどり)
元禄の女 元禄の男 元禄の女 元禄の女 元禄の男 | 坂東 玉三郎 喜多村 緑郎 河合 雪之丞 上村 吉弥 片岡 愛之助 |