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Pretenderの備忘録

タトゥー

2009-05-21 22:14:13 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シリーズ同時代 海外編 Vol.3

新国立劇場 小劇場 C1列9番

作 デーア・ローアー
演出 岡田利規
美術 塩田千春

吹越満、柴本幸、鈴木浩介、内田慈、広岡由里子

シリーズ同時代の海外編、ここまでの二回は比較的穏やかというか、わかりやすいものが並んだが、最後に狂気(ある意味、初回のホラーもそういう面はあったが)で、やや難解なものが来た。

言語表現は特に難しくないし、哲学的なことを論じるというのでもない。せりふは平板に役者全員が語る。キリスト教的な世界の伝統的な近親相姦が現代的な姿で描かれる。ドイツ的な自己決定権みたいな言葉も出てはくる。演劇のワークショップを見ているような感じだ。

美術は、在ベルリンの現代美術家だと後で知ったが、そういう雰囲気が良く出ている。
コメント
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