宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

鍬ヶ崎「防潮堤」(1)そして白線は消えた

2013年10月22日 | どうなる鍬ヶ崎

 防潮堤の高さ線引きされて

<漁師のつれづれなるブログ> 2013.10.03 より


宮古港内魚市場前で、真向かいの日立浜町方面見ると
斜面のブロックに白線が引いてあります。
津波の高さがこの位だったとの印なのかなと思った方いると思いますが、


実はこの白線は、防潮堤の高さがこの位ですの印です。
高さ10.4mの防潮堤の高さ基準です。


「みぐるしい」  (上の記事へのコーケやんのコメント) 2013.10.4

宣伝という事でしょうが、このような景色はあまりいい気がしない。住民の頭をマヒさせて、何の根拠もない10.4メートルの防潮堤を既成事実化させようとしているのでしょう。…裏の意図があくどいとおもう。

防潮堤に賛成の人もいるだろうが、今は、宮古だけでなく、岩手県沿岸各地、また宮城県、関東、関西、全国的に防潮堤の設計や効果について大きな見直しの動きが広がっている。

設計や効果だけでなく、合意形成、勉強会、メンテナンス、地盤、避難、観光、景観、環境、産業など、多面的な方角から新しい提案がどんどん出てきている。賛成もあり反対もある…


このような白線はあせりの行動です。煽動に惑わされることなく防災を冷静に考えましょう。


 

まことに「見苦しい」。鍬ヶ崎の防潮堤は粗末な看板だけで、デザインも、地質調査も、設計図も、効果も、提案としては何も示されていない。一部の上の方だけのやりとりで、そもそも地域の合意形成が取られていないうちに、このように、あおるように白線を引くとは、許しがたい行動である。

時代遅れの防潮堤の効果に自信がないからの焦りの行動であろう。効果に自信がないだけでなく、住民の賛同にも、説得する自信もないからこのような過激な事をする。



(2)につづく





コメント
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