源太郎のブログ

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「ネパールの旅」38

2013年01月09日 | 写真
クンデ山(4200m)からの下山途中、ゴンパ(僧院)に寄る事にした。ネパールの各種族は皆信仰心が厚いから主だった集落にはゴンパがある。この辺りはラマ教だ。時々日本を訪れるダライ・ラマ、お坊さん達は皆あの格好だ。ゴンパを訪ねると、丁度6日間程続く読経の為、お坊さんが集まっていた。僧院に寝泊まりするから、食事を始め、身の回りの世話をする、村のお母さん達も居た。クンデの村は戸数65、住人は約300人だから、皆顔見知り。ガイドのダワさんの地元だから、お母さんたちとも顔見知りだ。丁度、昼時、お昼ごはんを出してくれた。台所に片隅で、私も御相伴に預ってしまった。ここまで、食欲はあったり、なかったりだったが、お皿に盛られた料理は美味しく、珍しく全て残さず食べてしまった。これがいけなかったのかな~。ただ飯だったから、文句は言えないな~。

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「ネパールの旅」 37

2013年01月07日 | 写真
① 岩に書いてある文字は「クンデ・ピーク 4200m」。富士山よりずっと
高い標高ですが、ずいぶんのんびりとした雰囲気ですね。空の青さだけは
「寒さ」を如実に表しているように思います。

② クンデ・ピークに行く途中にある記念碑。この碑を見て、初めてエベレスト
をシェルパのエンジン・ノルゲイと共に初登頂したヒラリー卿の奥さんと娘さんが
1975年3月31日、カトマンズで飛行機事故に依り亡くなった事を知りました。
クンデ村の人々にとってヒラリー卿は村に「病院」を作ってくれた恩人です。
ヒラリー卿はニュージーランド人ですが、ニュージーランドは今でも定期的に
クンデの病院に医師を派遣しています。

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「ネパールの旅」36

2013年01月05日 | 写真
この写真には多くの物が写っている。後方の雪を頂いた山波はアマダブラム(6814m)右手手前にタムセルク(6341m)その左奥に、山の頂だけ顔を出しているのがカンテガ(6685m)。一番左側に尾根の末端だけ姿を現しているのがラマ教の聖山、クーンビエラ(5761m)、その手間の集落がクムジュンの村。その村とアマダブラムの中間の尾根の上に小さく見えるのがタンボチェの僧院。中央右手にシャンボチェの空港。今は定期便は無くヘリコプターだけが飛んでいるようだ。滑走路の手前端に建物があって、その左に途中で枝分かれしたトレイルが見える。滑走路の先端部分から左側稜線上にホテルの建物が小さく写っている。日本人が建てた有名なエベレスト・ビューホテルは広い面積を占める中央の「公園」のような空間の奥にあるが、丘の影になってこの写真には写っていない。そして、何と言っても不思議なのは中央の「公園」の様に見える所だ。珍しくなだらなか丘状になっていて、樹木が生えている。この中を歩いていると、人工的に作られた「公園」にも思える所だ。当たり前の事だが、写真を写した、と言う事は、私がこの景色が見える場所にいた、と言う事だ。この写真を写した時は、今回の旅の中でも、最も「平和で心満ち足りた」気分に浸った時であった。目的の山は登り、あとは下山するだけ、空は抜ける様に青く、背景に雪を頂くヒマラヤの山々、そして、楽園のような緑の広がる丘。これ以上、望むべくも無い瞬間だった。だが、好事魔多し、この写真は天国と地獄の分かれ目であった、と後で判った。二晩、クンデ村のガイドのダワさんの御宅にお世話になり、カトマンズ行きの飛行機の出るルクラの空港まで歩いて2日の行程に出る、翌日。私の体に異変が起こった。未だに何が起ったのかは不明だが、多分「ウイルス性胃腸炎」、今流行りの「ノロウイルス」にやられたのだろう。とにかく何も食べられない、食べた物は戻す、と言う状態。普通なら、安静にして回復を待つ、と言うのが常識だ。しかしながら、私の選択肢は唯一つ、予定された飛行機に乗る、と言う事。ルクラからカトマンズ行きの飛行機は全便全て満席状態だから、一度手放した座席は、2度と戻って来ないのだ。翌日から2日間、飲まず食わずで、山道を歩くことを余儀なくされた。殆ど空身とは言え、今までの疲労の蓄積やストレスで辛い歩行であった。

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「ネパールの旅」 35

2013年01月03日 | 写真
① 民家のLDK。

② ガイドのダワさんの奥さんと帰省していた息子。

③ ダワさんの家の広間。沢山の「食器類」は、たぶん、農閑期と観光客が来ない7月~8月に
家で「宴会」をする時に使うのではないか、と思う。

④ 牛の糞を乾燥させてストーブの燃料として使う。合理的で良いのだが、時として素手で割って
ストーブにくべた後、料理をしているのが、ちょっと気になる。モンゴルでも同じだった。

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「ネパールの旅」 34

2013年01月02日 | 写真
これから、下山に向かう、カトマンズまで帰る飛行機の出るルクラまで
一週間の行程だ。もっとも、途中、ガイドのダワさんの家に2泊する等、やや
ゆっくりペースだったから、その気になれば5日で行けるかもしれない。

① トゥクラからペリチェに向かう荒涼とした風景。

② 2週間前、カトマンズの空港に着いた時に会ったアメリカ人のケニーとは
何回か、偶然再会した。

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「ネパールの旅」33

2013年01月01日 | 写真
①&② カラパタールを登る過程で見える山々。

③ ロブチェ(4930m)の小屋を6:01発、最後の小屋ゴラクシェプ(5140m)
に9:11。 小屋で一休みして頂上に向かったのが9:57。カラパタール(5545m)の
頂上には12:48。 そして、ゴラクシェプの小屋に戻ったのが14:48。 合計で行動時間
8:47、と言った所。頂上からの写真では真ん中の黒っぽい三角形の山がエベレスト
(8848m)、その右、とがった山がローツエ(8516m)。


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