源太郎のブログ

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「ミルフォード・トラック」⑬

2013年05月30日 | 写真
ミルフォード・トラック3日目の行程はポンンポローナ小屋から
渓谷の先にあるマッキノン峠を越える15kmの行程でこのコース
最大の難所でもありハイライトだ。勿論、ゆっくり歩きだが約9:30
の行程だった。先行組は霧の峠越えだったが、最も後方を歩いた
我々が峠を通過した時には霧も晴れ渡り、歩いて来た渓谷を見渡す
事が出来た。

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「ミルフォード・トラック」⑨

2013年05月12日 | 写真
ミルフォード・トラックは全長54kmを3泊4日で歩く「ガイド・ウオーク」と
個人的に歩く「個人旅行」とに分かれるが、日本から行く人は殆どが
ガイド・ウオークに参加している。「ガイド・ウオーク」と「個人旅行」では
夫々、別のロッジに泊る事になる。「パック・ツアー」の参加人数はロッジの
収容人数に規制されるから概ね50人程度だ。ガイド・ウオークはガイドと一緒に
歩く、と言うニュアンスがあるが、基本的に自由行動で、ガイド達が前後しながら
遠目に見守る、と言った感じだ。「ミルフォード・トラック」のトラックとは
陸上競技の「トラック」と同じで「道」の事。道は基本的にクリントン川に
沿って歩く「沢道」だ。

このエリアの特徴は何と言っても「雨量」が多い事だろう。多い時には
年間雨量8000mm、と言う年もある。その雨量の多さが豊かなシダや
苔類を育む。

2日目の朝、ロッジを出るとすぐクリントン川に掛る吊橋を渡る。雨で濡れた
木道は橋は滑りやすいのだが、写真の様な「網状の物」が敷かれスリップ
防止策が取られている。

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「ミルフォード・トラック」⑨

2013年05月11日 | 写真
ミルフォード・トラックのコースが作られたのは1890年の事
だと言うから、もう120年も前の事になる。初日に泊るロッジ、
「Glade House」が建てられたのは5年後の1895年。勿論、その時
のロッジが残っている訳ではない。湿気の多い、過酷な環境下に
置かれた木造建築はそれ程長くは使えない。今の建物は勿論、その後
立て替えられた物だ。戦前の1935年や1942年の「Gust Book」を見ると
殆どの人が地元のニュージーランド、オーストラリア、イギリスから
来ている事が判る。日本人の名前を探したが見つからなかった。
日本人の多い今は、やはり「隔世の感」と行った所だろうか。

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