さて、後半戦。
前半のスナッチからの教訓。
・目の前の一本に集中
・自己への挑戦に集中
もう目の前の一本しか考えないぞ!(゚Д゚)ノ
っと挑んだ1本目
気合もむなしく失敗…
しかもバーべルが膝の内側へ直撃するというおまけ付き…
「失敗です」のコールに『シッテマス(T_T)』と心の中でつぶやく私…。
膝、まじで痛い…
でも、膝よりも心がもっと痛い…(;_:)
この時点で完全に自分への拠り所を失いました。
「自信喪失」の文字が脳裏に浮かびます。
プラットホームから降りるとき
『そういえば、自信って自分を信じるって書くなぁ…
そうか、自信満々で今日を迎えたつもりだったけど、過信だったんだなぁ…』
なんてことをボンヤリと考えていました。
過信…
もうずいぶん前に卒業したと思っていた幼い思考…
まだ卒業できてなかったんだなぁ…
反省(-_-;)
舞台の袖に戻ると役員さんに次の重量を聞かれます。
「同重量⁉」
と。
その眼には同情と憐れみがあふれています。
「同重量で…(*_*;」
と私。
集中を欠いては失敗し、集中を試みれば気負いすぎて失敗し…
ついでに脚も痛いはで頭の中はパニックです(^^;)
けど、やれることをするしかない。
機能評価をしたところ膝の状態は鷲足部の打撲程度で、幸い大したダメージはなさそうです。
ここまでグダグダになってようやく何かが吹っ切れました。
3月、4月と怪我を負い、それを乗り越えたどり着いた今。
今日、この時、この瞬間の全力を出し切りたい。
そんな感情が芽生えてきました。
よし!
もう一丁!
と挑んだ二本目
「成功です」のアナウンスにホッと胸をなでおろします。
袖に戻ると我が事のように喜んでくれる新田さん、チーム熊本の長老、小松さん。
この一本は仲間に取らせてもらった一本だな、と心から感謝した瞬間でした。
(続く)
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