セミナーを開催する時、
いつもいつも、どうしたら皆の「ヤル気スイッチ」をONにできるかを考えています。
私は人間、ヤル気になりさえすれば、とんでもない力が出るもんだと、
常々そう思って生きています。
だからいつも、どうにかこうにか参加者の「ヤル気スイッチ」を押そうと足掻いてます。
そのためになら何だって出来ます。
道化だって演じます(存在自体が道化かもしれませんが)。
ともかく、なんでも良かれと思われることは試すようにしています。
いつだってそうです。
今日も新たな試みでしたが、どうやら上手くいったようです。
「開始10分で、会場が居心地の良い空間に変わりました」
と、アンケートのコメントを見て、なんだかありがたくって。
ほっこりとした気持ちでビールを一缶。
「知識や技術だけじゃくて、明日からの臨床に取り組む気持ちが、とても前向きになれました。」
といった言葉に救われて、ウイスキーを一口。
毎度この一日の準備に、グイッと力を注ぎます。
そして、参加してくれた同業の先生方にいただくアンケートにある意見の数々に、
それだけの労力を掛ける意義を頂いてます。
本当に有難いと思います。
諸々を含めて私は、私という小さな個人に、貴重な一日を掛けて参加してくれている同志のみんなに
全力でエールを送りたい。
「小手先で上手いことまとめる」んじゃなくて、泥臭くても現場からの言葉を届けたい。
患者さんに喜んでもらえる仕事が出来る「マニュアルメディシン」の愉しさを知ってもらいたい。
そう思うのです。
私にとって「アンケート」は通信簿のようなものなのです。
毎度のことながら、皆さんからの「通信簿」を見ると、
これからも器用さからは距離を置き、思いを込めて全力で、泥臭くも「伝える仕事」をし続けたいと、
そう強く思います。